ドラゴン

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// BEGIN_OF-dragon.html // ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/dragon.html // #ドラゴン #region(''目次'') #ls() #endregion * &spanid(dragon){ドラゴン} &small(){[[Dragon>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/dragon.html#dragon]]}  トゥルー・ドラゴンは2つの大きなカテゴリーに分けられる。クロマティック・ドラゴンとメタリック・ドラゴンである。クロマティック・ドラゴンはほとんど共通して悪属性であり、食物、宝物、流血にたいする際限ない欲望を満たすことだけを求めている。メタリック・ドラゴンは概ね善属性で、多くの場合保護下にある土地を守っている。 *年齢段階  トゥルー・ドラゴンの特殊能力、攻撃、その他のデータは、ドラゴンの成長につれて強大になる。この上昇はドラゴンの年齢によって12の年齢段階に区分される。基本的なデータは『表:ドラゴンの年齢段階』に記載されているように変動する。 ''ドラゴンの年齢段階'' |~ 年齢段階 |~ 年齢(歳) |~ 脅威度 |~ サイズ |~ ヒット・ダイス |~ 外皮 |~ ブレス攻撃 | | 1 ワームリング(雛) | 0~5 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | | 2 ヴェリー・ヤング(幼児) | 6~15 | 基本値+2 | 基本値+1 | 基本値+2 | 基本値+3 | 基本値×2 | | 3 ヤング(子供) | 16~25 | 基本値+4 | 基本値+2 | 基本値+4 | 基本値+6 | 基本値×3 | | 4 ジュヴナイル(少年) | 26~50 | 基本値+5 | 基本値+2 | 基本値+6 | 基本値+9 | 基本値×4 | | 5 ヤング・アダルト(青年) | 51~100 | 基本値+7 | 基本値+3 | 基本値+8 | 基本値+12 | 基本値×5 | | 6 アダルト(成年) | 101~200 | 基本値+8 | 基本値+3 | 基本値+10 | 基本値+15 | 基本値×6 | | 7 マチュア・アダルト(壮年) | 201~400 | 基本値+9 | 基本値+3 | 基本値+12 | 基本値+18 | 基本値×7 | | 8 オールド(老年) | 401~600 | 基本値+11 | 基本値+4 | 基本値+14 | 基本値+21 | 基本値×8 | | 9 ヴェリー・オールド(大老) | 601~800 | 基本値+12 | 基本値+4 | 基本値+16 | 基本値+24 | 基本値×9 | | 10 エインシャント(太古) | 801~1、000 | 基本値+13 | 基本値+4 | 基本値+18 | 基本値+27 | 基本値×10 | | 11 ワーム(長虫) | 1,001~1,200 | 基本値+14 | 基本値+4 | 基本値+20 | 基本値+30 | 基本値×11 | | 12 グレート・ワーム(大長虫) | 1,201+ | 基本値+16 | 基本値+5 | 基本値+22 | 基本値+33 | 基本値×12 | ''年齢段階'':これは年齢段階の名称である。 ''年齢(歳)'':これはドラゴンの実際の年齢である。 ''脅威度'':この列はドラゴンの基本脅威度への修正値である。 ''サイズ'':これは年齢によって、ドラゴンの基本サイズがどれだけ増加するかを示したものである(超小型が小型に、小型が中型に、など)。トゥルー・ドラゴンはサイズが上昇したことによる通常の能力値上昇はしないが、かわりに『表:ドラゴンの能力値』が示すように、年齢段階によって能力値が上昇する。 ''ヒット・ダイス'':これは成長によってドラゴンが得る追加のヒット・ダイスの数を示す。ヒット・ダイスが増加すれば、ヒット・ポイント、特技、技能ランクもドラゴンの基本攻撃ボーナスや基本セーヴ・ボーナスと共に上昇する。ドラゴンはヒット・ダイスごとに6+【知力】修正値に等しい技能ランクを有する。ヒット・ダイスによるドラゴンの能力値上昇は、ドラゴンの能力値上昇の総計にすでに加算されている(『表:ドラゴンの能力値』参照)。 ''外皮'':これは年齢段階ごとにドラゴンの基本外皮ボーナスがどれだけ増加するかを示す。 ''ブレス攻撃 '':ドラゴンはそれぞれ基本ダメージを与えるブレス攻撃(『戦闘』参照)を有する。この倍率はドラゴンのブレス攻撃によって与えるダメージのダイスの数を増加させる。例として、2d6ポイントの[酸]ダメージを与える基本ブレス攻撃を持つドラゴンのマチュア・アダルトは14d6ポイントの[酸]ダメージを与える(×7の倍率による)。 ''ドラゴンの能力値'' |~ 年齢段階 |~ 【筋】 |~ 【敏】 |~ 【耐】 |~ 【知】 |~ 【判】 |~ 【魅】 | | 1 ワームリング(雛) | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | | 2 ヴェリー・ヤング(幼児) | 基本値+4 | 基本値-2 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | | 3 ヤング(子供) | 基本値+8 | 基本値-2 | 基本値+4 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | | 4 ジュヴナイル(少年) | 基本値+10 | 基本値-2 | 基本値+6 | 基本値+4 | 基本値+4 | 基本値+4 | | 5 ヤング・アダルト(青年) | 基本値+12 | 基本値-4 | 基本値+6 | 基本値+4 | 基本値+4 | 基本値+4 | | 6 アダルト(成年) | 基本値+14 | 基本値-4 | 基本値+8 | 基本値+6 | 基本値+6 | 基本値+6 | | 7 マチュア・アダルト(壮年) | 基本値+16 | 基本値-4 | 基本値+8 | 基本値+6 | 基本値+6 | 基本値+6 | | 8 オールド(老年) | 基本値+18 | 基本値-6 | 基本値+10 | 基本値+8 | 基本値+8 | 基本値+8 | | 9 ヴェリー・オールド(大老) | 基本値+20 | 基本値-6 | 基本値+10 | 基本値+8 | 基本値+8 | 基本値+8 | | 10 エインシャント(太古) | 基本値+22 | 基本値-6 | 基本値+12 | 基本値+10 | 基本値+10 | 基本値+10 | | 11 ワーム(長虫) | 基本値+24 | 基本値-8 | 基本値+12 | 基本値+10 | 基本値+10 | 基本値+10 | | 12 グレート・ワーム(大長虫) | 基本値+26 | 基本値-8 | 基本値+14 | 基本値+12 | 基本値+12 | 基本値+12 | * 戦闘  『表:ドラゴンの攻撃と移動速度』は、ドラゴンの持つ攻撃と与えるダメージを列挙している(―はそのサイズのドラゴンがその種の肉体武器を有していないことをあらわす)。ここに記されている他の能力はドラゴンが特定の年齢段階に達した時点で獲得される。 ''ドラゴンの攻撃と移動速度'' |~ サイズ |~ 飛行移動速度(機動性) |~ 噛みつき×1 |~ 爪×2 |~ 翼×2 |~ 尾の打撃×1 |~ 押し潰し×1 |~ 尾による一掃×1 |> |~ ブレス攻撃 | | ~ | ~ | ~ | ~ | ~ | ~ | ~ | ~ | 直線状 | 円錐形 | | 超小型 | 100フィート(標準) | 1d4 | 1d3 | ― | ― | ― | ― | 30フィート | 15フィート | | 小型 | 150フィート(標準) | 1d6 | 1d4 | ― | ― | ― | ― | 40フィート | 20フィート | | 中型 | 150フィート(標準) | 1d8 | 1d6 | 1d4 | ― | ― | ― | 60フィート | 30フィート | | 大型 | 200フィート(貧弱) | 2d6 | 1d8 | 1d6 | 1d8 | ― | ― | 80フィート | 40フィート | | 超大型 | 200フィート(貧弱) | 2d8 | 2d6 | 1d8 | 2d6 | 2d8 | ― | 100フィート | 50フィート | | 巨大 | 250フィート(劣悪) | 4d6 | 2d8 | 2d6 | 2d8 | 4d6 | 2d6 | 120フィート | 60フィート | | 超巨大 | 250フィート(劣悪) | 4d8 | 4d6 | 2d8 | 4d6 | 4d8 | 2d8 | 140フィート | 70フィート |  &bold(){飛行移動速度}:ドラゴンの飛行移動速度は、サイズによって、表に記されているように上昇する。  &bold(){噛みつき}:これは表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える主要武器である(2回以上の攻撃手段を有している場合であっても)。ドラゴンの噛みつき攻撃は、サイズ段階が1大きいかのような間合いを有する(超大型サイズのドラゴンは+10フィート)。  &bold(){爪}:これは主要武器で、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値を加えたダメージを与える。  &bold(){翼}:ドラゴンは、たとえ飛行中であっても、敵に翼を叩きつけて攻撃することができる。翼攻撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1/2を加えたダメージを与える二次的攻撃である。  &bold(){尾の打撃}:ドラゴンは毎ラウンド、尾で1体の敵をひっぱたいて攻撃することができる。尾の打撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える二次的攻撃である(これは通常の二次的攻撃のルールの例外である)。  &bold(){押し潰し(変則)}:サイズ分類が超大型以上の飛行または跳躍しているドラゴンは、1回の通常アクションとして敵の上に着陸し、全身で敵を押しつぶすことができる。押し潰し攻撃はドラゴンよりサイズ分類が3段階以上小さい敵に対してのみ有効である。押し潰し攻撃はドラゴンのドラゴンの身体の下に収まる全てのクリーチャーに対して作用する。作用を受ける範囲内にいるクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンのブレス攻撃のものと同じ)に成功しなければならず、失敗すると押さえ込まれた状態になり、ドラゴンが上からどかなければ次のラウンド中に自動的に殴打ダメージを受ける。ドラゴンが押さえ込みを継続する場合、それは通常どおり戦技判定に成功しなければならない。押さえ込まれた状態の敵は、脱出しない限り毎ラウンド押し潰しによるダメージを受け続ける。押し潰し攻撃によるダメージは、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたものである。  &bold(){尾による一掃(変則)}:サイズ分類が巨大以上のドラゴンは、1回の標準アクションとして尾を振り回して攻撃することができる。尾による一掃は、ドラゴンの接敵面の縁にある交差点の1つから、いずれかへの方向に広がる半径30フィートの半円形の範囲に作用する(超巨大サイズのドラゴンの場合、半径40フィート)。一掃の範囲内にいる、ドラゴンよりサイズ分類が4段階以上小さいクリーチャーが作用を受ける。尾による一掃は、自動的に表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5(端数切捨て)を加えたダメージを与える。作用を受けたクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンのブレス攻撃のものと同じ)を行うことができ、成功すればダメージを半減させることができる。  &bold(){ブレス攻撃(超常)}:ブレス攻撃の使用は1回の標準アクションである。 一度ブレスを使用したら、1d4ラウンド後まで再びブレス攻撃を行うことはできない。ドラゴンが複数の種類のブレス攻撃を有している場合でも、ブレスを使用できるのは1d4ラウンドに1回だけである。ブレス攻撃は必ずドラゴンに隣接するいずれかの交差点を起点にして、ドラゴンの選択した方向に向けて伸びる。ブレス攻撃の形状は直線型と円錐型があり、効果範囲の大きさはドラゴンのサイズによって異なる。そのブレス攻撃がダメージを与えるものである場合、範囲内に捉えられたクリーチャーは反応セーヴを行い、成功すればダメージを半分にできる。ブレス攻撃に対するセーヴDCは10+ドラゴンのヒット・ダイスの1/2+ドラゴンの【耐久力】修正値である。ダメージを与えないブレス攻撃に対するセーヴにも同じDCを用いるが、どのタイプのセーヴを行うかは個々の解説を参照すること。ドラゴンは組みついていたり組みつかれていたりする場合もブレス攻撃を使用できる。 **ドラゴンのその他のルール  &bold(){ドラゴンの超感覚(変則)}:ドラゴンは有効距離120フィートの暗視と60フィートの非視覚的感知を有する。薄暗い光の中で人間の4倍の距離を見通し、通常の明かりの下で2倍の距離を見通すことができる。  &bold(){畏怖すべき存在(変則)} :ドラゴンの畏怖すべき存在はドラゴンの年齢段階×30フィートに等しい効果範囲を持つ。その他の効果はモンスターの共通ルールで詳述されている。  &bold(){呪文} :ドラゴンは秘術呪文を知っており、解説で示されたレベルのソーサラーとして呪文を発動することができる。その術者レベルは年齢により、それぞれの解説で示されている。  &bold(){擬似呪文能力} :ドラゴンの擬似呪文能力の術者レベルはヒット・ダイス数に等しい。  &bold(){ダメージ減少} :ドラゴンは成長につれて、各ドラゴンの項目に示されているようにダメージ減少を獲得する。そうしたドラゴンの肉体武器はダメージ減少を克服するかどうかを調べる際に、魔法の武器として扱われる。  &bold(){完全耐性(変則)}:全てのドラゴンは麻痺と睡眠の効果に対する完全耐性を有する。加えて、ドラゴンは年齢段階にかかわりなく、種族に応じてさらに1~2種類の攻撃形態に対する完全耐性を有する。その種類については個々の解説で述べる。  &bold(){呪文抵抗(変則)}:年を経るに従って、ドラゴンは、個々の解説で示されているように呪文や擬似呪文能力への抵抗力を身につける。ドラゴンの呪文抵抗は11+脅威度に等しい。 #include_cache(ドラゴン/グリーン・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブラック・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブルー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ホワイト・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/レッド・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/カッパー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ゴールド・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/シルヴァー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブラス・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブロンズ・ドラゴン) ----
#region(目次) #ls() #endregion * &spanid(dragon){ドラゴン} &small(){&link(Dragon){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/dragon.html#dragon}}  トゥルー・ドラゴンは2つの大きなカテゴリーに分けられる。クロマティック・ドラゴンとメタリック・ドラゴンである。クロマティック・ドラゴンはほとんど共通して悪属性であり、食物、宝物、流血に対する際限ない欲望を満たすことだけを求めている。メタリック・ドラゴンは概ね善属性で、多くの場合保護下にある土地を守っている。 *&aname(age-categories)年齢段階  トゥルー・ドラゴンの特殊能力、攻撃、その他のデータは、ドラゴンの成長につれて強大になる。この上昇はドラゴンの年齢によって12の年齢段階に区分される。基本的なデータは『表:ドラゴンの年齢段階』に記載されているように変動する。 &b(){ドラゴンの年齢段階} |~ 年齢段階 |~ 年齢(歳) |~ 脅威度 |~ サイズ |~ ヒット・ダイス |~ 外皮 |~ ブレス攻撃 | | 1 ワームリング(雛) | 0~5 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | | 2 ヴェリー・ヤング(幼児) | 6~15 | 基本値+2 | 基本値+1 | 基本値+2 | 基本値+3 | 基本値×2 | | 3 ヤング(子供) | 16~25 | 基本値+4 | 基本値+2 | 基本値+4 | 基本値+6 | 基本値×3 | | 4 ジュヴナイル(少年) | 26~50 | 基本値+5 | 基本値+2 | 基本値+6 | 基本値+9 | 基本値×4 | | 5 ヤング・アダルト(青年) | 51~100 | 基本値+7 | 基本値+3 | 基本値+8 | 基本値+12 | 基本値×5 | | 6 アダルト(成年) | 101~200 | 基本値+8 | 基本値+3 | 基本値+10 | 基本値+15 | 基本値×6 | | 7 マチュア・アダルト(壮年) | 201~400 | 基本値+9 | 基本値+3 | 基本値+12 | 基本値+18 | 基本値×7 | | 8 オールド(老年) | 401~600 | 基本値+11 | 基本値+4 | 基本値+14 | 基本値+21 | 基本値×8 | | 9 ヴェリー・オールド(大老) | 601~800 | 基本値+12 | 基本値+4 | 基本値+16 | 基本値+24 | 基本値×9 | | 10 エインシャント(太古) | 801~1,000 | 基本値+13 | 基本値+4 | 基本値+18 | 基本値+27 | 基本値×10 | | 11 ワーム(長虫) | 1,001~1,200 | 基本値+14 | 基本値+4 | 基本値+20 | 基本値+30 | 基本値×11 | | 12 グレート・ワーム(大長虫) | 1,201+ | 基本値+16 | 基本値+5 | 基本値+22 | 基本値+33 | 基本値×12 | &b(){年齢段階}:これは年齢段階の名称である。 &b(){年齢(歳)}:これはドラゴンの実際の年齢である。 &b(){脅威度}:この列はドラゴンの基本脅威度への修正値である。 &b(){サイズ}:これは年齢によって、ドラゴンの基本サイズがどれだけ増加するかを示したものである(超小型が小型に、小型が中型に、など)。トゥルー・ドラゴンはサイズが上昇したことによる通常の能力値上昇はしないが、かわりに『表:ドラゴンの能力値』が示すように、年齢段階によって能力値が上昇する。 &b(){ヒット・ダイス}:これは成長によってドラゴンが得る追加のヒット・ダイスの数を示す。ヒット・ダイスが増加すれば、ヒット・ポイント、特技、技能ランクもドラゴンの基本攻撃ボーナスや基本セーヴ・ボーナスと共に上昇する。ドラゴンはヒット・ダイスごとに6+【知力】修正値に等しい技能ランクを有する。ヒット・ダイスによるドラゴンの能力値上昇は、ドラゴンの能力値上昇の総計にすでに加算されている(『表:ドラゴンの能力値』参照)。 &b(){外皮}:これは年齢段階ごとにドラゴンの基本外皮ボーナスがどれだけ増加するかを示す。 &b(){ブレス攻撃}:ドラゴンはそれぞれ基本ダメージを与える[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]](『戦闘』参照)を有する。この倍率はドラゴンの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]によって与えるダメージのダイスの数を増加させる。例として、2d6ポイントの[酸]ダメージを与える基本[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]を持つドラゴンのマチュア・アダルトは14d6ポイントの[酸]ダメージを与える(×7の倍率による)。 &b(){ドラゴンの能力値} |~ 年齢段階 |~ 【筋】 |~ 【敏】 |~ 【耐】 |~ 【知】 |~ 【判】 |~ 【魅】 | | 1 ワームリング(雛) | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | 基本値 | | 2 ヴェリー・ヤング(幼児) | 基本値+4 | 基本値-2 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | | 3 ヤング(子供) | 基本値+8 | 基本値-2 | 基本値+4 | 基本値+2 | 基本値+2 | 基本値+2 | | 4 ジュヴナイル(少年) | 基本値+10 | 基本値-2 | 基本値+6 | 基本値+4 | 基本値+4 | 基本値+4 | | 5 ヤング・アダルト(青年) | 基本値+12 | 基本値-4 | 基本値+6 | 基本値+4 | 基本値+4 | 基本値+4 | | 6 アダルト(成年) | 基本値+14 | 基本値-4 | 基本値+8 | 基本値+6 | 基本値+6 | 基本値+6 | | 7 マチュア・アダルト(壮年) | 基本値+16 | 基本値-4 | 基本値+8 | 基本値+6 | 基本値+6 | 基本値+6 | | 8 オールド(老年) | 基本値+18 | 基本値-6 | 基本値+10 | 基本値+8 | 基本値+8 | 基本値+8 | | 9 ヴェリー・オールド(大老) | 基本値+20 | 基本値-6 | 基本値+10 | 基本値+8 | 基本値+8 | 基本値+8 | | 10 エインシャント(太古) | 基本値+22 | 基本値-6 | 基本値+12 | 基本値+10 | 基本値+10 | 基本値+10 | | 11 ワーム(長虫) | 基本値+24 | 基本値-8 | 基本値+12 | 基本値+10 | 基本値+10 | 基本値+10 | | 12 グレート・ワーム(大長虫) | 基本値+26 | 基本値-8 | 基本値+14 | 基本値+12 | 基本値+12 | 基本値+12 | *&aname(combat)戦闘  『表:ドラゴンの攻撃と移動速度』は、ドラゴンの持つ攻撃と与えるダメージを列挙している(―はそのサイズのドラゴンがその種の肉体武器を有していないことをあらわす)。ここに記されている他の能力はドラゴンが特定の年齢段階に達した時点で獲得される。 &b(){ドラゴンの攻撃と移動速度} |~ サイズ |~ 飛行移動速度(機動性) |~ 噛みつき×1 |~ 爪×2 |~ 翼×2 |~ 尾の打撃×1 |~ 押し潰し×1 |~ 尾による一掃×1 |> |~ ブレス攻撃 | |~|~|~|~|~|~|~|~|~ 直線状 |~ 円錐形 | | 超小型 | 100フィート(標準) | 1d4 | 1d3 | ― | ― | ― | ― | 30フィート | 15フィート | | 小型 | 150フィート(標準) | 1d6 | 1d4 | ― | ― | ― | ― | 40フィート | 20フィート | | 中型 | 150フィート(標準) | 1d8 | 1d6 | 1d4 | ― | ― | ― | 60フィート | 30フィート | | 大型 | 200フィート(貧弱) | 2d6 | 1d8 | 1d6 | 1d8 | ― | ― | 80フィート | 40フィート | | 超大型 | 200フィート(貧弱) | 2d8 | 2d6 | 1d8 | 2d6 | 2d8 | ― | 100フィート | 50フィート | | 巨大 | 250フィート(劣悪) | 4d6 | 2d8 | 2d6 | 2d8 | 4d6 | 2d6 | 120フィート | 60フィート | | 超巨大 | 250フィート(劣悪) | 4d8 | 4d6 | 2d8 | 4d6 | 4d8 | 2d8 | 140フィート | 70フィート |  &b(){飛行移動速度}:ドラゴンの飛行移動速度は、サイズによって、表に記されているように上昇する。  &b(){噛みつき}:これは表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える主要攻撃である(2回以上の攻撃手段を有している場合であっても)。ドラゴンの噛みつき攻撃は、サイズ段階が1大きいかのような間合いを有する(超巨大サイズのドラゴンは+10フィート)。  &b(){爪}:これは主要攻撃で、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値を加えたダメージを与える。  &b(){翼}:ドラゴンは、たとえ飛行中であっても、敵に翼を叩きつけて攻撃することができる。翼攻撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1/2を加えたダメージを与える二次的攻撃である。  &b(){尾の打撃}:ドラゴンは毎ラウンド、尾で1体の敵をひっぱたいて攻撃することができる。尾の打撃は表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたダメージを与える二次的攻撃である(これは通常の二次的攻撃のルールの例外である)。  &b(){押し潰し(変則)/Crush}:サイズ分類が超大型以上の飛行または跳躍しているドラゴンは、1回の標準アクションとして敵の上に着陸し、全身で敵を押しつぶすことができる。押し潰し攻撃はドラゴンよりサイズ分類が3段階以上小さい敵に対してのみ有効である。押し潰し攻撃はドラゴンの身体の下に収まる全てのクリーチャーに対して作用する。作用を受ける範囲内にいるクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]のものと同じ)に成功しなければならず、失敗すると押さえ込まれた状態になり、ドラゴンが上からどかなければ次のラウンド中に自動的に殴打ダメージを受ける。ドラゴンが押さえ込みを継続する場合、それは通常どおり戦技判定に成功しなければならない。押さえ込まれた状態の敵は、脱出しない限り毎ラウンド押し潰しによるダメージを受け続ける。押し潰し攻撃によるダメージは、表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5倍を加えたものである。  &b(){尾による一掃(変則)/Tail Sweep}:サイズ分類が巨大以上のドラゴンは、1回の標準アクションとして尾を振り回して攻撃することができる。尾による一掃は、ドラゴンの接敵面の縁にある交差点の1つから、いずれかへの方向に広がる半径30フィートの半円形の範囲に作用する(超巨大サイズのドラゴンの場合、半径40フィート)。一掃の範囲内にいる、ドラゴンよりサイズ分類が4段階以上小さいクリーチャーが作用を受ける。尾による一掃は、自動的に表に示したダメージにドラゴンの【筋力】修正値の1.5(端数切捨て)を加えたダメージを与える。作用を受けたクリーチャーは反応セーヴ(DCはドラゴンの[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]のものと同じ)を行うことができ、成功すればダメージを半減させることができる。  &b(){ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon}:[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]の使用は1回の標準アクションである。 一度ブレスを使用したら、1d4ラウンド後まで再び[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]を行うことはできない。ドラゴンが複数の種類の[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]を有している場合でも、ブレスを使用できるのは1d4ラウンドに1回だけである。[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]は必ずドラゴンに隣接するいずれかの交差点を起点にして、ドラゴンの選択した方向に向けて伸びる。[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]の形状は直線型と円錐型があり、効果範囲の大きさはドラゴンのサイズによって異なる。その[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]がダメージを与えるものである場合、範囲内に捉えられたクリーチャーは反応セーヴを行い、成功すればダメージを半分にできる。[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]に対するセーヴDCは10+ドラゴンのヒット・ダイスの1/2+ドラゴンの【耐久力】修正値である。ダメージを与えない[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]に対するセーヴにも同じDCを用いるが、どのタイプのセーヴを行うかは個々の解説を参照すること。ドラゴンは組みついていたり組みつかれていたりする場合も[[ブレス攻撃>モンスターの共通ルール/2#Breath-Weapon]]を使用できる。 **&aname(additional-dragon-rules)ドラゴンのその他のルール  &b(){竜の超感覚(変則)/Dragon Senses}:ドラゴンは有効距離120フィートの暗視と60フィートの[[非視覚的感知>モンスターの共通ルール/2#Blindsense]]を有する。薄暗い光の中で人間の4倍の距離を見通し、通常の明かりの下で2倍の距離を見通すことができる。  &b(){畏怖すべき存在(変則)/Frightful Presence} :ドラゴンの[[畏怖すべき存在>モンスターの共通ルール/1#Frightful-Presence]]はドラゴンの年齢段階×30フィートに等しい効果範囲を持つ。その他の効果はモンスターの共通ルールで詳述されている。  &b(){呪文} :ドラゴンは秘術呪文を修得しており、解説で示されたレベルのソーサラーとして呪文を発動することができる。その術者レベルは年齢により、それぞれの解説で示されている。  &b(){擬似呪文能力/Spell-Like Abilities} :ドラゴンの[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール/1#Spell-Like-Abilities]]の術者レベルはヒット・ダイス数に等しい。  &b(){ダメージ減少/Damage Reduction} :ドラゴンは成長につれて、各ドラゴンの項目に示されているように[[ダメージ減少>モンスターの共通ルール/2#Damage-Reduction]]を獲得する。そうしたドラゴンの[[肉体武器>モンスターの共通ルール/2#Natural-Attacks]]は[[ダメージ減少>モンスターの共通ルール/2#Damage-Reduction]]を克服するかどうかを調べる際に、魔法の武器として扱われる。  &b(){完全耐性(変則)/Immunities}:全てのドラゴンは[[麻痺>モンスターの共通ルール/2#Paralysis]]と睡眠の効果に対する[[完全耐性>モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を有する。加えて、ドラゴンは年齢段階にかかわりなく、種族に応じてさらに1~2種類の攻撃形態に対する[[完全耐性>モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を有する。その種類については個々の解説で述べる。  &b(){呪文抵抗(変則)/Spell Resistance}:年を経るに従って、ドラゴンは、個々の解説で示されているように呪文や[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール/1#Spell-Like-Abilities]]への抵抗力を身につける。ドラゴンの[[呪文抵抗>モンスターの共通ルール/1#Spell-Resistance]]は11+脅威度に等しい。 #include_cache(ドラゴン/グリーン・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブラック・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブルー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ホワイト・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/レッド・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/カッパー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ゴールド・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/シルヴァー・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブラス・ドラゴン) #include_cache(ドラゴン/ブロンズ・ドラゴン) ----

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