この大きなクリーチャーは明るい青緑の皮膚と、つめたい刺すような目をしている。無造作な毛皮を纏い、その牙の生えた顎は長い下顎が前に突き出ている。
アイス・トロル 脅威度4 Ice Troll
経験点 1,200
CE／大型サイズの人型生物（冷気、巨人）
イニシアチブ ＋4；感覚 暗視60フィート、夜目；〈知覚〉＋9
防御データ
AC 17、接触13、立ちすくみ13（＋4【敏】、＋4外皮、－1サイズ）
hp 45（6d8＋18）；再生5（［酸］または［火］）
頑健 ＋5、反応 ＋8、意志 ＋2
完全耐性 ［冷気］
弱点 [火]への脆弱性
攻撃データ
移動速度 30フィート
近接 バトルアックス＝＋7（2d6＋4）、噛みつき＝＋2（1d6＋2）、爪＝＋2（1d4＋2）または噛みつき＝＋7（1d6＋4）、爪（×2）＝＋7（1d4＋4）
接敵面 10フィート；間合い 10フィート
特殊攻撃 かきむしり（爪（×2）、1d6＋6）
一般データ
【筋】 19、【敏】 18、【耐】 16、【知】 9、【判】 10、【魅】 7
基本攻撃 ＋4；CMB ＋9；CMD 23
特技 《技能熟練》（〈知覚〉）、《神速の反応》、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉＋7、〈生存〉＋4、〈知覚〉＋9
言語 巨人語
生態
出現環境 寒冷／山岳または地下
編成 単体または一団（3～6）
宝物 標準
アイス・トロルは通常のトロルよりも多少小さいが、より知性と狡猾さに優れ、貪欲な飢えは同様である。彼らには典型的な猫背のトロルのような姿勢と、先端に鋭い爪がついた長い腕と明白なトロルの下顎が見て取れる。通常のトロルと同様に、アイス･トロルは殆どいかなる傷からも回復することを可能とする驚くべき回復能力をもつ。殆どのトロルとは異なり、アイス･トロルはしばしば戦闘において武器を使うが、戦いが熱を帯びてくると、しばしば武器を投げ捨てて爪で引き裂くことを好む。アイス･トロルは身の丈およそ10フィート、体重は900ポンドまで。
彼らの高い知性のため、アイス･トロルは時として傭兵として働き、しばしば怪物の軍勢に兵士として仕えている。彼らはよくフロスト･ジャイアントと同盟を組み、また食事と給金が十分に与えられる限り、北方の蛮族部族の中にも見られるかもしれない。
アイス･トロルは人間の肉を賞味し、人間とともに働いていない者はよく文明化された地域の近くに罠を仕掛けて大好きな獲物を捕らえようとする。また孤立した集落を食べ物を求めて襲撃し、しばしば捉えた人間を自分たちの氷に包まれた住処に連れ帰り、不運な犠牲者が腹ぺこトロルによって餌食にさせるまで閉じ込めて太らせようとする。
戦闘時、アイストロルは通常のトロルよりも用心深い。ふつうは戦いにむやみに飛び込もうとせず、弱い敵や火を持っている者pに集中する。火で武装している敵に攻撃することにも躊躇はしないが、そのような敵がその危険な武器をこちらに向ける前に協力して始末しようとする。
アイストロルの社会は通常のトロルよりもさらに父権的であり、オスは狩猟や襲撃のために小集団を作るかもしれないが、ほとんどのトロルは1体のオス、1体のメス、彼らの子供たちからなる小家族で生活する。
この巨体のクリーチャーはビーズのような目と、小さな水晶が散りばめられた岩のような肌をしている。その突き出した下顎には大きな水晶のような歯が生えている。
ロック・トロル 脅威度6 Rock Troll
経験点 2,400
CE／大型サイズの人型生物（地、巨人）
イニシアチブ ＋1；感覚 暗視60フィート、夜目、鋭敏嗅覚；〈知覚〉＋6
防御データ
AC 19、接触10、立ちすくみ18（＋1【敏】、＋9外皮、－1サイズ）
hp 80（7d8＋49）；再生5（［酸］または［音波］）
頑健 ＋12、反応 ＋3、意志 ＋3
弱点 日光による石化
攻撃データ
移動速度 30フィート
近接 噛みつき＝＋11（1d8＋7）、爪（×2)＝＋12（1d6＋7）
接敵面 10フィート；間合い 10フィート
特殊攻撃 かきむしり（爪（×2）、1d6＋9）
一般データ
【筋】 25、【敏】 12、【耐】 24、【知】 5、【判】 9、【魅】 6
基本攻撃 ＋5；CMB ＋13；CMD 24
特技 《強打》、《鋼の意志》、《武器熟練》（爪）、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉＋10、〈知覚〉＋6、〈登攀〉＋11
言語 巨人語
生態
出現環境 気候問わず／地下
編成 単体または徒党（2～5）
宝物 標準
特殊能力
日光による石化（変則） 自然の日光にさらされたロックトロルはよろめき状態になり、毎ラウンド難易度20の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は永続的に石に変わってしまう。ストーン・トゥ・フレッシュ 呪文（または類似の効果）によって石化したロックトロルを元に戻すことができるが、日光にさらされたままである場合、即座に石化を避けるために新たな頑健セーヴを行わなければならない。サンレイまたはサンバーストのような強力な日光を作り出す呪文はロックトロルを石化することはできないが、トロルはそのような呪文にさらされた後は1d4ラウンドの間よろめき状態になる。
ロックトロルは通常のトロルやアイストロルの親類であるが、地表よりはるか下の地下の洞窟にねぐらを作る。太陽の光によって固い石に変わってしまうという、他のトロル種には知られていない彼らの弱点のため、めったに地下のねぐらから出ることはない。ロックトロルは水晶が散りばめられた石のような肌をしているが、他の点では、猫背の姿勢、長い腕、大きな下顎、強力な再生能力という典型的なトロルの特徴を示す。しかし彼らの皮膚の水晶質の天性のため、ロックトロルは他のトロルと違い音波ダメージをより受けやすいが、火によって受けた傷でも再生できる能力をもつ。ロックトロルは通常のトロルよりも大きく強い。典型的には身の丈15-16フィート、体重は1,200ポンドを越える。
ロックトロルは人間の肉を好むが、彼らの爪で捕えることができるどんな食物でも食べる。このがつがつしたクリーチャーは、少しでも食べる部分があるならば、彼らの縄張りを通りかかったあらゆるものを食べようとするため、ほとんどの地下のクリーチャーはロックトロルを裂けるため彼らの前からにげる。またロックトロルは時として岩や鉱物を食べるが、そのようなものはほとんど彼らの飢えを癒してはくれないようだ。その代わりトロールの食事を補うこれらの鉱物は、彼らの皮膚、歯、爪を強くする。特定の水晶のかたまりは特にロックトロルの好物であるらしく、そのようなものを見つけたロックトロルは、しばしば水晶の珍味をたらふく詰め込む。
This large creature has light blue-green skin and cold, piercing eyes. Dressed in rough furs, its tusked jaw juts forth in a long underbite.
アイス・トロル 脅威度4 Ice Troll
経験点 1,200
CE／大型サイズの人型生物（冷気、巨人）
イニシアチブ ＋4；感覚 暗視60フィート、夜目；〈知覚〉＋9
防御データ
AC 17、接触13、立ちすくみ13（＋4【敏】、＋4外皮、－1サイズ）
hp 45（6d8＋18）；再生5（［酸］または［火］）
頑健 ＋5、反応 ＋8、意志 ＋2
完全耐性 ［冷気］
弱点 vulnerable to fire
攻撃データ
移動速度 30フィート
近接 バトルアックス＝＋7（2d6＋4）、噛みつき＝＋2（1d6＋2）、爪＝＋2（1d4＋2）または噛みつき＝＋7（1d6＋4）、爪（×2）＝＋7（1d4＋4）
接敵面 10フィート；間合い 10フィート
特殊攻撃 かきむしり（爪（×2）、1d6＋6）
一般データ
【筋】 19、【敏】 18、【耐】 16、【知】 9、【判】 10、【魅】 7
基本攻撃 ＋4；CMB ＋9；CMD 23
特技 《技能熟練》（〈知覚〉）、《神速の反応》、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉＋7、〈生存〉＋4、〈知覚〉＋9
言語 巨人語
生態
出現環境 寒冷／山岳または地下
編成 単体または一団（3～6）
宝物 標準
Ice trolls are somewhat smaller than normal trolls, but they possess greater intelligence and cunning and are just as voraciously hungry. They display the typical hunched posture of trolls, combined with long arms tipped with sharp claws and the distinctive troll underbite. Like normal trolls, ice trolls possess amazing regenerative powers that enable them to recover from almost any wound. Unlike most trolls, ice trolls often use weapons in battle, but in the heat of combat, they often cast aside weapons in favor of their rending claws. An ice troll stands about 10フィート tall and weighs up to 900 pounds.
Because of their greater intellects, ice trolls sometimes work as mercenaries, and often serve as soldiers in monstrous armies. They frequently ally with frost giants, and may even be found among northern barbarian tribes, as long as they are well fed and well paid.
Ice trolls enjoy the taste of human flesh, and those not working with humans frequently set traps near civilized areas to catch their favorite prey. They will also raid isolated settlements for food, often bringing captured humans back to their icy lairs, where the unfortunate victims are caged and fattened up before finally being devoured by the voracious trolls.
In combat, ice trolls are more cautious than normal trolls. They do not normally rush headlong into battle, instead focusing on weaker foes or those bearing fire. They do not hesitate to attack opponents armed with fire, but work together to defeat such enemies before they can bring their dangerous weapons to bear.
Ice troll society is more patriarchal than normal troll society, and while males may form gangs to hunt or raid, most ice trolls live in small family groups comprised of a male, a female, and their offspring.
This bulky creature has beady eyes, and rocky skin studded with small crystals. Its jutting underbite holds large, crystalline teeth.
ロック・トロル 脅威度6 Rock Troll
経験点 2,400
CE／大型サイズの人型生物（地、巨人）
イニシアチブ ＋1；感覚 暗視60フィート、夜目、鋭敏嗅覚；〈知覚〉＋6
防御データ
AC 19、接触10、立ちすくみ18（＋1【敏】、＋9外皮、－1サイズ）
hp 80（7d8＋49）；再生5（［酸］または［音波］）
頑健 ＋12、反応 ＋3、意志 ＋3
弱点 sunlight petrification
攻撃データ
移動速度 30フィート
近接 噛みつき＝＋11（1d8＋7）、爪（×2)＝＋12（1d6＋7）
接敵面 10フィート；間合い 10フィート
特殊攻撃 かきむしり（爪（×2）、1d6＋9）
一般データ
【筋】 25、【敏】 12、【耐】 24、【知】 5、【判】 9、【魅】 6
基本攻撃 ＋5；CMB ＋13；CMD 24
特技 《強打》、《鋼の意志》、《武器熟練》（爪）、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉＋10、〈知覚〉＋6、〈登攀〉＋11
言語 巨人語
生態
出現環境 気候問わず／地下
編成 単体または徒党（2～5）
宝物 標準
特殊能力
Sunlight Petrification（変則） A rock troll that is exposed to natural sunlight is staggered and must make a DC 20 Fortitude save each round to resist permanently turning to stone. A ストーン・トゥ・フレッシュ spell （or similar effect） restores a petrified rock troll, but if it remains exposed to sunlight, it must immediately start making new Fortitude saves to avoid petrification. Spells like sunray or サンバースト that create powerful natural sunlight cannot petrify a rock troll, but the troll is staggered for 1d4 rounds after being exposed to such an effect.
Rock trolls are relatives of normal trolls and ice trolls, but make their lairs far beneath the earth in underground caverns. They rarely venture forth from their subterranean lairs, for they have a weakness unknown in other troll subspecies—the light of the sun turns them to solid stone. Rock trolls have stony skin studded with crystals, but otherwise display typical troll characteristics—hunched posture, long arms, a large underbite, and powerful regenerative abilities. Because of the crystalline nature of their skin, however, rock trolls prove more susceptible to sonic damage than other trolls, but they are able to regenerate even wounds dealt by fire. Rock trolls are larger and stronger than normal trolls, typically standing 15 to 16フィート tall in height, and weighing upward of 1,200 pounds.
Rock trolls are fond of humanoid flesh, but eat whatever food they can get their claws on. Most underground creatures go out of their way to avoid rock trolls, as the ravenous creatures will eat anything that passes through their territory, as long as it is at least marginally edible. Rock trolls also occasionally eat rocks and minerals, though such fare seems to do little to soothe their voracious hungers. Instead, these minerals supplement the trolls’ diet, strengthening their skin, teeth, and claws. Deposits of certain crystals seem especially tasty to rock trolls, and a rock troll who finds such a collection will often gorge himself on the crystalline delicacies.
