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MA/神話級の魔法のアイテム/伝説のアイテム - (2014/09/11 (木) 00:01:04) の編集履歴(バックアップ)


伝説のアイテム Legendary Items

 神話の英雄は彼らの試練や試練を達成する間の驚くべき行為によって知られている。これらの試練は、しばしば乗り越えられない逆境に直面し偉大な勇気や抵抗の役割を果たす。多くの伝説的な魔法アイテムは、アイテムの伝説から英雄の伝説を切り離すのは難しいほど、本質的に英雄の試練に結びついている。
 伝説のアイテムはしばしば単純な魔法のアイテムから始まるが、生得の能力として力を増しアーティファクトとなれる。それらの作成者が亡くなったずっと後にさえ、それらは事象に影響を与え、将来の伝説を創造する道具となる。

伝説になる Becoming Legendary

 伝説のアイテムは単なる魔法を超越し、神話の運命に結びつけられた魔法のアイテムである。すべて強力ではあるが、一部はさらに強大な魔法的物体、下級や上級のアーティファクトになる。
 神話キャラクターの軌跡に匹敵する伝説のアイテムは、通常の魔法のアイテムとして始まり次により強大な何かに上昇する。この昇華はキャラクターが最初に伝説のアイテムの神話の道能力を取得した場合に起こるが、必ずしもそうであるとは限らない。神、神の従僕、特異な可能性、魔法の実験、そして運命は伝説的なアイテムの昇華のための触媒として機能することができる。そのようなアイテムはその価値のある人物の元へともたらされるか、幸運によって見つけることができる。
 伝説のアイテムは常に消耗することのない魔法のアイテムであり、一般的には魔法の武器、防具またはアイテムスロットを占有する魔法のアイテムである。(いくつかの伝説的なアイテムはスロットを占有しないものもある)搭乗物や攻城兵器は伝説のアイテムとなることができる。

伝説のアーティファクト Legendary Artifacts

 魔法のアイテムは伝説的な地位に昇華すると、伝説的な能力を取得しそれに付随して最大3つの追加の伝説的能力を持つことができる。複数回、伝説のアイテムの神話の道能力を選択することにより、神話クリーチャーは通常の伝説的なアイテムを(もしキャラクターがそれを2回選択した場合)下級アーティファクトまたは(もしキャラクターがそれを3回選択した場合)上級アーティファクトのどちらかに変換することができる。下級アーティファクトの伝説的なアイテムは最大6個の追加の伝説的な能力を持つことができ、そして破壊困難能力(下記参照)を獲得する。上級アーティファクトである伝説的なアイテムは最大10個の追加の伝説的能力を持つことができ、破壊困難能力を得ることができる。
 破壊困難 / Difficult to Destroy: アーティファクトは通常の手段によって破壊することはできない。下級アーティファクトはヒット・ポイントを持ち破損させることができるが、それに追加でヒット・ポイントダメージを与えて破壊することはできない。上級アーティファクトはヒット・ポイントダメージに耐性を持ち、破損状態を与えることはできない。代わりに下級アーティファクトおよび上級アーティファクトの両方とも、非常に特異的かつ多くの場合困難な作業を成功させたとき、ヒットポイントダメージを受けるのではなく破壊される。GMはアーティファクトを破壊するのに必要な行動を決定するために、他のアーティファクトの破壊の項目からインスピレーションを得ることができる。

基礎伝説的能力 Base Legendary Abilities

 アイテムが振るわれている、着用されている、所持されているか、さもなければ使用されるかどうかにかかわらず、基礎伝説的能力はアイテムの所持者に影響する。すべての伝説上のアイテムは以下の能力を持つが、それは、アイテムが持つことができる伝説的能力の最大数またはアイテムの所持者が使うことができる能力の最大数にカウントしない。
 神話の絆 / Mythic Bond: 伝説のアイテムは一般的に1体のクリーチャーと絆を結ぶ。他は、拾い、その基本機能(伝説上のメイスが敵を打つような)として伝説のアイテムを使うことができるが、アイテムと絆を結んだクリーチャーだけがそれを十分に利用することができる。
 神話クリーチャーは1度に1つだけ伝説のアイテムと絆を結ぶことができる。神話クリーチャーがすでに伝説のアイテムと絆を結んでいるならば、前の絆が断ち切られるまで、君は別のアイテムと絆を結ぶことができない。同様に、前の絆が断ち切られるまで、すでに神話クリーチャーと絆を結んでいる伝説上のアイテムは別のものと絆を結ぶことができない。
 伝説のアイテムと絆を結んでいないクリーチャーは、一般に、伝説のアイテム能力ではないその特殊能力のすべてを使うことができる。そのようなクリーチャーはアイテムの 伝説的活性の基本伝説能力を使用することもできるが、そのアイテムの伝説の力の貯蔵分だけを使うことしかできない。いくつかの伝説のアイテム能力(intelligenceなどの)は持続的な能力である(それが、使用者がアイテムと絆を結ぶかどうかにかかわらず、それらが、機能し続けるのを意味している)が、彼らは伝説的パワーの消費を必要としている他のどのような伝説のアイテム能力も使うことができない。
 伝説のアイテムと絆を結んだ神話クリーチャーは、自身の階梯以下の多くのそのアイテムの伝説の能力を使うことができる。もし伝説のアイテムが、絆を結ぶクリーチャーが持っている階梯より多くの伝説の能力を持っているならば、クリーチャーはアイテムを使用する、着用する、または所有する場合、使用できるようになった能力を選択することができるが、最初に持続的な能力のすべてを選択しなければならない。その後持続的ではない能力を選択することができる。例えば、伝説のアイテムが他の持続的でない能力とともにintelligence能力を持っているならば、自身が別の階梯を得るまで、第1階梯キャラクターはintelligence以外のその能力のどれも発揮することができない。絆を結んだクリーチャーが伝説のアイテムの神話の道能力を十分な回数取得した場合、君はアイテムに伝説能力を追加することができる。
 最後に、絆を結んだクリーチャーは、違った形で伝説的なパワーの使用を必要とするアイテムの伝説的な能力を起動するために、自身の神話パワーの使用回数を消費することができる。クリーチャーの神話パワーの1回の使用は、アイテムの伝説的パワーの1回の使用として数えられる。
 君がアイテムを伝説のアイテム神話の道能力を使って昇華させる時、または、君がアイテムを行使し、着用しているか、所持する際の試練を成し遂げる時に、神話クリーチャーはアイテムと絆を結ぶ。伝説のアイテムによって絆を結ぶために必要であった試練の性質と、絆を結ぶための他のすべての前提条件はGMによって決定される。
 神話クリーチャーと伝説のアイテムの間の絆は以下の方法で断ち切ることができる。絆を結ぶ生き物が死亡するならば、絆は断ち切られる。そのクリーチャーが生き返ったとしても、アイテムが永遠の絆能力を持たない限り、絆は一般的に元に戻らない。絆を結ぶクリーチャーは絆を放棄することもできる。実行するために、GMは他の必要条件を追加することができるが、そうするためには24時間かかる特別な儀式を必要とする。絆を結ぶクリーチャーが神話的でなくなるならば、絆は断ち切られる。最後に、伝説のアイテムが破壊状態を得るならば、絆は断ち切られる。
 伝説的パワー / Legendary Power: 全ての伝説のアイテムは最低でも2回の毎日リチャージされるパワーのプールを内包している。このパワーは伝説的パワーと呼ばれ、それは神話パワーと違う形で機能する。そのクリーチャーが神話的であるかどうかにかかわらず、アイテムを所有しているどのようなクリーチャーでも伝説的パワーのアイテムの使用回数を消費することができる。これらの伝説上のパワーの使用は、伝説のアイテムの能力を起動させるためだけに使用されなければならない。アイテムの使用者がアイテムと絆を結んでいない場合は、君はその伝説的活性能力を使用するためにのみ、アイテムの伝説的パワーを消費することができる。
 伝説的活性 / Legendary Surge: すべての伝説のアイテムは神話的なキャラクターの活性能力に類似する伝説的活性能力を持っている。それは、伝説のアイテムの性質または用途に基いた特定のロールや判定で使用することができる。伝説的活性 Legendary Surgeを参照すること。伝説の活性能力は、所持者がd6の結果を適切な種類のロールまたは判定に追加することを可能にする。神話的な所持者はd6の代わりに自身の活性と同じ種類のダイスを使うことができる。君がアイテムと絆を結ぶならば、自身の階梯によってそのダイスを増大させることができる。

伝説的アイテム能力 Legendary Item Abilities

 神話クリーチャーが、伝説のアイテム(伝説のアイテム神話の道能力を使用して)を作成する時、アイテムは最高3つまでの追加の能力を持つことができるが、それと絆を結んだクリーチャーが持つ階梯の数を超えることはない。絆を結ぶクリーチャーが2回伝説のアイテムの神話の道能力を選ぶならば、この最大は6まで増大し、絆を結ぶクリーチャーが能力を3回選択したならば最大で10となる。(再び最大値は絆を結んだクリーチャーの階梯を超えることはできない。)これらの能力は1日1回の割合で追加される。選択したらこれらの能力は変更することができない。
 神話クリーチャーが既存の伝説のアイテムと絆を結ぶならば、それはその階梯と等しい多くのアイテムの既存の能力を使うことができる。しかし、それが伝説のアイテム神話の道能力を所有しない限り、能力を追加することができない。(対象のその能力が制限される)以下の伝説的能力は伝説のアイテムに追加することができる。
 熟達 / Adroit: アイテムの伝説的活性によって増強することができる1つの技能を選択すること。即行アクションとして、アイテムと絆を結んだクリーチャーは伝説的活性の使用回数を1回消費し、自分のターン終了までに行う次の技能判定に+20の洞察ボーナスを得ることができる。アイテムがこの能力を持つためには、技能判定を増加させる伝説的活性を持っていなければならない。
 専用の絆 / Dedicated Bond: この能力を持つアイテムは、誰であれ、それと絆を結んでいないものは使用することができない。そのようなクリーチャーはアイテムの非神話的な特殊能力、その伝説的パワー、またはその伝説的活性を使用することはできない。さらに、絆を結んだクリーチャーは実行するために10分を要する特別な儀式を用いて、アイテムより少なくとも2倍以上大きな固体状の物体の中にアイテムを隔離することができる。(例えば剣を石やオークの木の中に入れるように)絆を結んだクリーチャーより高い階梯の神話的クリーチャーによってウィッシュかミラクルが発動されない限り、アイテムはそれに絆を結んでいないどのようなクリーチャーにも取り除く事はできない。もし絆を結んだクリーチャーが少なくとも第8階梯以上である場合、君は隔離する代わりに儀式を行い、儀式が完成したときに君が指定する別の神話クリーチャーに絆を転送することができる。
 この能力を持つアイテムは、下級または上級アーティファクトでなければならない。これは永続的な能力である。
 永遠の絆 / Eternal Bond: この能力が取得されたとき、アイテムはこの能力を与えたクリーチャーと本質的に結び付けられる。この能力を与えたクリーチャーが生きていて、神話的である限り、このアイテムは別のクリーチャーと絆を結ぶことができない。この能力を与えたクリーチャーが死ぬか、神話的でなくなるならば、このアイテムは別のクリーチャーと絆を結ぶことができるが、そのクリーチャーはこの能力の恩恵を得ない。永遠の絆を結んだクリーチャーが生き返るか、再び神話的になり、このアイテムが別のものと絆を結んでいたならば、永遠な絆を結ぶクリーチャーが望むどのような時間にでも、束縛は永遠な絆を結ぶクリーチャーに戻る。このように絆を元に戻すことはフリー・アクションである。このアイテムが破損状態の場合、絆は一時的に切断されるがアイテムが修復されたときに回復する。最後に、絆を結んだクリーチャーは絆を放棄するために特別な儀式を行うことはできない。(神話の絆を参照すること)
 この能力を持つアイテムは、下級または上級アーティファクトでなければならない。これは永続的な能力である。
 不朽なる者 / Everlasting: この能力はその所持者に限定された不死を与える。このアイテムに接触してる間、絆を結んだクリーチャーは老化せず、物を食べたり、水を飲んだり、呼吸する必要もない。
 そして極端な暑さや寒さからの悪影響を受けない。
 この能力を持つアイテムは上級アーティファクトでなければならない。これは永続的な能力である。
 自在なる絆 / Flexible Bond: 絆を結んだクリーチャーは、他のクリーチャーに完全な有効性を持ってこのアイテムを貸すことができる。絆を結んだクリーチャーは、標準アクションで、自身の神話階梯と等しいかそれより少ない数のクリーチャーに一時的な絆を与えることができる。これらのクリーチャーは神話でも非神話でもよい。一時的に絆を持つクリーチャーは、アイテムの伝説的な能力のすべてを完全に利用することができ、そのクリーチャーが神話パワーを持っている場合、彼はアイテムの伝説的パワーを必要とする伝説的能力を使用するために、それを消費することができる。(伝説的活性を含む)この一時的な絆は、絆を結んだクリーチャーが(意識があればいつでも行える、アクションを必要としない精神的命令として)そのように望む場合、あるいはこのアイテムとそれに対し絆を結んだクリーチャーとの間で絆が破壊された場合の、いずれかのときに終了する
 武器ダメージ倍加 / Foe-Biting: このアイテムがダメージを与える時に、使い手は、それが与えるダメージの総計を2倍にするために神話パワーを使用することができる。攻撃が通常の攻撃であるならば、所持者は、ダメージの総計を二倍にするために伝説的パワーの使用回数を1回消費することができる。攻撃が確定したクリティカル・ヒットであるならば、所持者はダメージ合計を2倍にするために、代わりに伝説的パワーの使用回数を2回消費しなければならない。武器特殊能力(フレイミングなどの)からのダメージと狙いの正確さに基づくダメージもまた2倍になる。この能力は武器にだけ適用されることができる。
 この能力を持つアイテムは、下級または上級アーティファクトでなければならない。
 知性 / Intelligent: アイテムは共通語に加え、【知力】ボーナス1ポイントごとに1つの言語を話すことができる。追加の言語は秘密の言語(例えばドルイド語のような)を除き、絆を結んだクリーチャーが望んでいるものを得ることができる。アイテムは30フィートの知覚範囲を得る。さらに、このアイテムは常に、最初にこの能力を選択した絆を結んだクリーチャーの属性を持つ。
 知性ある伝説のアイテムはちょうど非神話の知性あるアイテムのように自我値を持つが、絆を結ぶクリーチャーの属性がアイテムと一致している限り、決してその絆を結ぶクリーチャーとの関係において支配的になることはない。(知性あるアイテムの通常のルールを使用する)
 これは永続的な能力である。非神話的な装備者と対話するときに知性ある伝説的なアイテムは、その自我に+4のボーナスを得る。
 君は、複数回この能力を選択することができる。君が選択をするたびにアイテムの能力を向上させる事ができる。(それぞれ最大で20まで)そして、以下の特殊能力のいずれかを選択する。君は3つの能力値のすべてを2ポイント増加させるか、または、1つの能力値に4ポイントとその他のもう1つの能力値を2ポイント増加させることができる。
 特殊能力は下記で一覧できる。いくつかは前提条件として別の能力を必要とする。
 アニメイト / Animate: このアイテムは腕や脚を生やし、10フィートの移動速度で移動することができる。
 非視覚的感知 / Blindsense: このアイテムはその他の知覚範囲と同じ有効距離の非視覚的感知を得る。このアイテムは、暗視の能力を持たなければならない。
 暗視 / Darkvision: このアイテムはその他の知覚範囲と同じ有効距離の暗視を得る。
 知覚範囲拡張(60フィート) / Expanded Senses (60feet): このアイテムの知覚範囲の有効距離は60フィートまで増大する。
 知覚範囲強化(120フィート) / Expanded Senses (120feet): このアイテムの知覚範囲の有効距離は120フィートまで増大する。 このアイテムは、知覚範囲拡張(60フィート)の能力を持たなければならない。
 飛行 / Fly: アイテムは標準の飛行機動性を持ち、30フィートの飛行移動速度を得る。このアイテムは、アニメイトの能力を持たなければならない。
 読解 / Read Languages: このアイテムはその既知の言語であるかを問わず、どのような筆跡の言語でも読むことができる。
 リード・マジック / Read Magic: リード・マジックを使用したかのように、このアイテムは魔法的な文章と巻き物を読むことができる。この能力は、アイテムが巻物を発動させる、または他の呪文完成アイテムを作動させることを可能にしない。アイテムはフリー・アクションとしてこの能力を抑制し、再開することができる。
 形状変化 / Shape Change: アイテムは、その形を同じサイズの他の1つの形に変えることができる。
 技能ランク / Skill Ranks: このアイテムは、1つの技能に対し10ランクを得る。アイテムが、アニメイト能力(アイテムが〈軽業〉を選ぶことを可能にする)または飛行能力(アイテムが〈飛行〉を選ぶことを可能にする)を持たない限り、【知力】、【判断力】、または【魅力】を基礎とした技能でなければならない。
 呪文発動 / Spellcasting: このアイテムは、所持者が擬似呪文能力として限られた数の呪文を唱えることを可能にする。この能力は複数回選択することができる。絆を結んでいるクリーチャーは、能力が選択される毎に、アイテムがどんな呪文を唱えることができるか選択することに使用するための5ポイントを得る。呪文はそのレベルと等しい数のポイント(最小1)を必要とする。所持者は、1日1回、各擬似呪文能力を使うためにアイテムを作動させることができる。2倍のコストを消費することによって、所持者は1日3回各擬似呪文能力を使うことができる。すべての呪文は同じクラスの呪文リストから選択しなければならない。絆を結ぶクリーチャーの階梯より高いレベルを持つ呪文を選択することはできない。これらの呪文のための術者レベルは絆を結ぶクリーチャーの階梯の2倍と等しい。これらの呪文のためのセーヴDCは10+呪文レベル+絆を結ぶクリーチャーの階梯と等しい。
 念話 / Telepathy: このアイテムは、彼らが既知の言語を共有するかどうかを問わず、その所持者と私的な精神的な対話をすることができる。アイテムは、この方法で情報交換するクリーチャーと物質的な接触がなければならない。
 転移 / Teleport: 1日1回、アイテムは呪文によるもののようにテレポートすることができる。この能力を得るためには、呪文発動能力または飛行能力のどちらかを持たなければならない。
 伝説的防御 / Legendary Fortification クリティカル・ヒットまたは急所攻撃がこの能力を持ったアイテムを身につけているクリーチャーに対し与えられるとき、着用者はクリティカル・ヒットまたは急所攻撃を無効化し、代わりに通常のダメージを受けるため、伝説的パワーの使用回数を1回消費することができる。
 鎧、盾、および着用されているアイテムだけがこの能力を持つことができる。
 呪文修正家 / Metamagician: この能力は、呪文の使い手が呪文を発動する時に、自身が知っている呪文修正特技を適用することを可能にする。君は、呪文修正特技が通常適用する呪文レベルの増加と等しいだけの伝説的パワーの使用回数(最小1)を消費しなければならない。この呪文修正特技は、事前準備なしで発動時間を変化させずに適用される。この能力は頭部、額周り、スタッフ、指輪、またはロッドの伝説のアイテムにのみ与えることができる。
 完全なる活性 / Perfect Surge: このアイテムの伝説的活性はどのD20ロールにも適用することができる。そのために最初に選択されたロールのタイプのいずれかに適用されるとき、活性はさらに+2のボーナスを追加する。伝説のアイテムがこの能力を持つには上級アーティファクトでなければならない。
 伝説的パワー回数追加 / Powerful: この能力を持つアイテムは伝説的パワーを1日2回追加で使うことができる。この能力は最高3回まで取得することができる。アイテムは、この能力を2回取得する場合は下級または上級アーティファクト、3回取得する場合には上級アーティファクトでなければならない。これは永続的な能力である。
 蘇り / Rejuvenating: このアイテムの所持者は、自身の体を蘇らせるために伝説的パワーの消費し使用することができる。君は標準アクションとして、伝説的パワーを使用回数を1回消費することで、君が備えている神話階梯あたり10ダメージ・ポイント、自身を治癒することができる。代わりに、標準アクションとして、自身に影響している1つの状態を除去するために。伝説的パワーの使用回数を2回消費することができる。
 この能力を持つ伝説のアイテムは、下級または上級アーティファクトでなければならない。
 帰還 / Returning: このアイテムに絆を結んでいるクリーチャーは、テレポート・オブジェクトを使用しているかのように君の待っている手にアイテムを転移させるため、神話パワーの使用回数を1つ使用することができる。この能力が機能するためには、アイテムが絆を結んだクリーチャーと同じ次元界にいる必要がある。この能力は再度取得することによって、アイテムが絆を結んだクリーチャーに戻るために次元界を横断することを可能にする。アイテムが再びこの能力を得るには、上級アーティファクトでなければならない。
 検出不能 / Undetectable: この能力は、絆を結んだ使い手に対し不可視状態の間、完全に検知されなくなる能力を与える。不可視状態の間、絆を結んだクリーチャーはこのアイテムと肉体的に接触しているとき、どのような方法によっても探知されず、念視されることがない。
 止められぬ一撃 / Unstoppable Strike: この武器はすべての鎧を無視する。攻撃する時に使用者は、接触ACへの攻撃を行うために伝説的パワーの使用回数を1回消費することができる。君が代わりに伝説的パワーの使用回数を2回消費するならば、武器は、目標が持っているACへのいかなる反発ボーナスでも無視する。
 この能力を持つアイテムは、武器であり、下級または上級アーティファクトでなければならない。
 不屈 / Unyielding: この能力を持つ伝説のアイテムは、その種類の典型的なアイテムの3倍のヒット・ポイントと2倍の硬度を持っている。さらに、非神話的クリーチャーによって行われる、すべてのばらばらに壊す試みに耐性を持つ。これは永続的な能力である。
 容易な更新 / Upgradable: この能力は絆を結んだクリーチャーに、より簡単に伝説のアイテムの非神話の魔法的な力を上昇させる能力を与える。もし基礎となるマジックアイテムが、より高いボーナス または 上級のバージョンを持っている場合、ロングソード+1鋼鉄製ライトシールド+2クローク・オヴ・プロテクション+3アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ+4、またはマイナー・リング・オヴ・インナー・フォーティチュードように)絆を結んだクリーチャーは、特別な儀式を行うことで、それを更新することができる。君がアイテムを更新することを望むとき、伝説的なアイテムの現在と非神話的なベースアイテムの上級バージョンのコストの差の半分に等しい数の金貨を消費する必要がある。例えば、君はロングソード+1ロングソード+2にアップグレードするためには、3000 GPを支払うことになる。
 この儀式には8時間かかる。儀式が完成する時に、絆を結んでいるクリーチャーはアイテムの基本のバージョンを要求されたバージョンに更新する。伝説のアイテムがこのように更新される時、それが変化の前に持っていたすべての伝説のアイテム能力を保持している。

伝説的活性 Legendary Surge

 伝説のアイテムの性質または用途は、その伝説的活性能力が修正するロールを決定する。以下は、伝説的活性能力が一般に、アイテム種類に基づいて、修正するロールであるが、これらは単にガイドラインである。伝説のアイテムを作成するGMはアイテムの歴史または性質に基づき、この能力を変更することができる。

 肩周り:セーヴィング・スロー
 胸部:【筋力】および【敏捷力】に基づく技能判定および【耐久力】判定
 首周り:セーヴィング・スロー
 スタッフ:精神集中判定および術者レベル判定
 全身:【筋力】および【敏捷力】に基づく技能判定、および【耐久力】判定
 :セーヴィング・スロー
 手首:セーヴィング・スローまたは遠隔攻撃ロール
 頭部:【知力】、【判断力】、および【魅力】に基づく技能判定
 額周り:【知力】、【判断力】、および【魅力】に基づく技能判定
 武器:この武器を使用中に行う攻撃ロールおよび戦技判定
 ベルト:【筋力】および【敏捷力】に基づく技能判定、および【耐久力】判定
 指輪:セーヴィング・スロー、または精神集中判定と術者レベル判定の両方、のいずれか
 :セーヴィング・スロー
 両足:【敏捷力】に基づく技能判定、イニシアチブ判定、および反応セーヴィング・スロー
 両手:攻撃ロールおよび戦技判定
 両目:【知力】、【判断力】、および【魅力】に基づく技能判定
 ロッド:精神集中判定および術者レベル判定