凍った髭が、そのカマキリのようなクリーチャーの骸骨状の姿のほとんどを覆っている。その氷の瞳は、不浄な知性を示しながら輝いている。
防御
AC 38、接触14、立ちすくみ33(+5【敏】、+24外皮、-1サイズ)
hp 221(14d10+144);
高速治癒5([善]の呪文、善属性の武器)
頑健 +15、
反応 +14、
意志 +12
防御的能力 冷たい論理;
DR 10/エピックおよび善;
完全耐性 [冷気]、[火]、毒;
抵抗 [酸]10;
SR 27
攻撃
移動速度 40フィート、飛行60フィート(良好)、氷掘り30フィート
近接 +2フロスト・スピア=+23/+18/+13(2d6+12/×3、加えて1d6[冷気]、加えて“氷片”、加えて“減速化”)、
噛みつき=+15(2d6+3)、
尾の打撃=+15(1d8+3、加えて“減速化”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 神話パワー(6回/日、
活性+1d8)、得意な敵+6、
飛びかかり、
捕獲(DC23、1d10ラウンド、硬度5、hp10)
擬似呪文能力 (術者レベル13;精神集中+20)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル)
編成 単体、小戦隊(2~3)、議会(4~10)、または使節団(アイス・デヴィル1~3、ホーンド・デヴィル2~6、およびボーン・デヴィル1~4)
宝物 標準(+2フロスト・スピア、その他の宝物)
特殊能力
冷たい論理(超常)/ Cold Logic 神話級アイス・デヴィルの
呪文抵抗が[精神作用]効果を打ち消した時、神話級アイス・デヴィルは割込みアクションとして神話パワーを1回分消費することで、
スペル・ターニングを使用したかのようにこの効果を使用者に反射することができる。
得意な敵(変則)/ Favored Enemy 神話級アイス・デヴィルは神話パワーを1回分消費することで、自身が14レベルのレンジャーであるかのように、クリーチャー種別1つに対して+6の得意な敵のボーナスを得ることができる。この効果は1時間持続する。
氷掘り(変則)/ Ice Burrowing この能力は穴掘り能力と同様に機能するが、氷と雪(
ウォール・オヴ・アイスのような魔法の氷も含む)のみを掘り進むことができる。
氷片(超常)/ Ice Shards 神話級アイス・デヴィルの砕ける氷で覆われた槍は、目標に超自然的な氷の欠片を埋め込む。これは
出血攻撃(1d6)として機能するが、そのダメージは[冷気]ダメージとなる。5ポイント以上の[火]ダメージを受けると、目標は全ての氷片を取り除くことができる。
(火)の副種別を持つクリーチャーは、この能力に
完全耐性を持つ。
減速化(超常)/ Slow 神話級アイス・デヴィルの尾もしくはスピアによる攻撃が命中すると、冷気によるしびれを与える。目標はDC23の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1d6ラウンドの間持続する
スロー呪文と同様の効果を受ける。この効果はこのデヴィル自身に由来するものであり、武器とは何の関係もない。このスピア自身にこの特性が備わっているわけではない。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
神話級アイス・デヴィルは戦略の達人であり、敵の性質を理解すること、敵の攻撃を押し返すことに長けている。その傾いた姿勢とまっすぐの姿勢のお陰で、彼らは非神話級アイス・デヴィルとは全く異なる風貌をしている。
この翼の生えた骸骨のようなクリーチャーの頭蓋骨には角が生えており、その長い爪は蜘蛛の脚のようにぴくぴくと痙攣している。
防御
AC 29、接触14、立ちすくみ24(+5【敏】、+15外皮、-1サイズ)
hp 145(10d10+90)
頑健 +12、
反応 +12、
意志 +7
DR 10/エピックおよび善;
完全耐性 [火]、毒;
抵抗 [酸]10、[冷気]10;
SR 22
攻撃
移動速度 40フィート、飛行60フィート (良好)
近接 噛みつき=+16(1d8+7)、
爪(×2)=+16(1d8+7、加えて“
出血”)、針=+16(3d4+7、加えて“
出血”および“毒”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 痛みの爆発、
かきむしり(爪(×2)、1d8+10)、
出血攻撃(1d6)、
神話パワー(4回/日、
活性+1d8)、
飛びかかり、骨の炸裂
擬似呪文能力 (術者レベル12;精神集中+16)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず(地獄界ヘル)
編成 単体、2体、または審問団(3~10)
宝物 標準
特殊能力
痛みの爆発(超常)/ Pain Blast 1日1回フリー・アクションとして、ボーン・デヴィルは間合いの中にいるクリーチャー1体に極度の痛みを引き起こすことができる。このクリーチャーは攻撃ロール、技能判定、能力値判定に-4のペナルティを被る。この効果はこのボーン・デヴィルの次のターンの開始時か、このボーン・デヴィルから60フィート以上離れるまで持続する。
毒(変則) 突き刺し・致傷; セーヴ 頑健・DC20; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d3【筋】ダメージ; 治療 2回連続のセーヴ成功。このセーヴは【耐久力】に基づいている。
骨の炸裂(超常)/ Bone Eruption 標準アクションとして、神話級ボーン・デヴィルは神話パワーを2回分消費することで、半径20フィート爆発内にいる全ての敵の骨を呼び寄せることができる。それらの骨はそれぞれのクリーチャーの体内で身震いし捻れ、10d6ポイントのダメージを与えた上、各クリーチャーを1d6ラウンドの間
不調状態にする。DC 20の頑健セーヴに成功すればダメージは半減し、
不調状態にもならない。このダメージがクリーチャーを殺したなら、その骨はその肉体から引き放たれ、このボーン・デヴィルに取り込まれる。それにより、殺したクリーチャーのヒット・ダイス毎に1d6ポイントのダメージを回復する。クリティカル・ヒットに
完全耐性を持つクリーチャーは、この能力にも
完全耐性を持つ。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
最初の異端者や冒涜者の魂から産み出された神話級デヴィルは、古代の拷問を受け継ぎ、定命の悪魔崇拝者を魅了する秘密を用いる。神話級ボーン・デヴィルはヘルのインクィジターを率い、他のデヴィルの中にいる反抗の根を刈り取ろうと尽力する。その権力は彼らが持つ恐ろしい魔力よりもずっと強力で、
ピット・フィーンドやヘルの公爵でさえ、彼らには尊敬の念を持って命令し、恐れを抱く。