リノーム諸王の地

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リノーム諸王の地 - (2010/03/24 (水) 17:20:40) の編集履歴(バックアップ)


リノーム諸王の地(Lands of the Linnorm Kings)


リノーム諸王の地 は、アヴィスタン大陸最西北に位置する、ウールフェン人の故地である。

歴史

戴冠の時代 the Age of Enthronement の間、リノーム諸王の地のウールフェン人たちはロングシップにのって内海地域沿岸諸国を荒らしまわっていた。今日ではそのような襲撃は減少しているが、4704ARにアブサロムが襲われているように、なくなったわけではない。

3313 AR、魔女王バーバー・ヤーガによってリノーム諸王の地東部が制圧され、イリセンが建てられた。彼らに対する遺恨は未だに続いている。

政治

リノーム諸王の地には中央政府はなく、数個の居住地をまとめるいくつかの小王国が存在する。このような王国どうしの争いは、通常は仲裁、賠償金の支払い、代表戦士による冒険の試練などで決着が付けられる。 

地理

リノーム諸王の地は北に世界の冠、南にヴァリシアと接し、Steaming Sea に面した寒冷な土地である。通年降水があり、冬季は激しく雪が降る。地形はタイガや湿地がほとんどで、氷河による侵食が見られる。フェイの住む First World への通路がいくつかあり、そのためこの地には、リノームなどフェイと繋がりのあるさまざまなクリーチャーが多い。

Kalsgard :リノーム諸王の地で最大最古の王国。ウールフェン人の他にノーム、ドワーフ、交易に来たヴァリシア人の居留地がある。
Bildt :リノーム諸王の地で第2の王国。ここの造船所から多くのウールフェン人が南へ襲撃に赴く。
Halgrim :アイアンバウンド諸島(the Ironbound Archipelago)にある王国。リノームを従える女性のリノーム王 White Estrid が統治する。彼女は15隻の船団を率いてニダルを荒らし、シェリアックスの守る Arch of Aroden を突破してアブサロムを襲った。
Trollheim :黒鴉隊 Blackravens というイリセンとの国境地帯のパトロール隊の本拠。

参考文献

[1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 92. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1