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B2/ダイモン - (2012/12/01 (土) 00:01:28) のソース

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* ダイモン &small(){[[Daemon>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/additionalMonsters/daemon.html]]}

 破滅の先触れにして死の最悪の形の体現であるダイモンは、苦痛に満ちた死、全てを貪る邪悪な渇望、生命の徹底的な破壊者の縮図である。デーモンは終わりのない不浄なる進撃の中で堕落と破壊を求め、デヴィルは堕落した人間を自らの望みで悩ませ奴隷とするが、ダイモンは定命のものの生命を貪ることだけを望む。一部の者は野蛮な力を使って生命を奪い、脆弱な魂を餌食とし、他の者は地域全体を破滅に導くような大規模な欺きを行う。夫々生命を我が物とし、悪逆を行い、ダイモンは恐怖、不信、絶望を広め、存在の輝きを失わせ、次元界を最終的な究極の破滅へと近づける
 生者への憎悪で悪名高いダイモンは、暗黒の夢や恐怖に満ちた話のタネである。彼らの究極の野望は全ての定命の者の命を吹き消す―できうるならばより暴力的あるいは恐るべき最後を―というものであるからだ。その手法は野放図なまでにさまざまで、典型的にはダイモンの種によって異なる。多くの者は定命のものの次元界に潜入し、かぎ爪の生えた腕で死を撒き散らすが、他の者は悪意ある人形遣いとして配下(定命の者も非定命の者も)を操り、自らの過酷な領域から大規模な災いを煽り立てようとする。このような手法の多様性のため、多くの次元学者はダイモンの陰謀を他のタイプのフィーンドによるものだと誤解する。このしばしば致命的な過誤は、ダイモンが頻繁に他の来訪者と取引したり操ったりすることでさらに広まる。しかし全ての場合において、絶望、破滅、死が伝染病のように広がることがダイモンの関与に特徴的であるが、そのような兆候が明らかになるのはしばしば時間が経ちすぎてからである。
 ダイモンは冷たい霧、恐るべき形相、狩られた魂の暗い広がりである次元界アバドンで繁栄する。この荒野で、捕食しようとする土着のフィーンドや恐怖、悪の次元界の力から逃れた悪の定命のものの魂は、徐々に情け容赦なくダイモンそのものへと変わる。この傷ついた荒野、毒の沼地、永遠の夜の領域の只中に、ダイモンたちの暴君である、黙示録の四騎士、破滅の諸侯たちの邪悪な領域があり、これら強大で唯一無二のダイモンたちは宇宙規模の虐殺、破滅、死を望み、次元界中に恐怖と悲しみを広めるため低位の同類たちの軍勢を駆り立てる。騎士たちは唯一の目的を着共有するが、その戦術と野望はさまざまである。
 広大な領域を支配すると共に、劣位の同胞からなる想像もできないほどに巨大な軍勢が騎士たちに仕えているが、彼らの称号に縛られたダイモンの従者たちがもっとも密接にしたがっている。ダイモンの間では執事 deacon として知られる、特定の種の従者たちは、騎士の称号を持つ者に奉仕する。このようなアークダイモンの道具たちはその強さと能力に差はあるが、その数によって主君にほぼ同等の領土を保持できる力を与えている。
 他のいかなるフィーンドの種にも増して、ダイモンのいくつかの種は魂を欲する。次元界の他の邪悪な住人たちは生命の本質を堕落させ破壊することを望むが、多くのダイモンは定命の魂を保有し操ることに価値を置き、魂を捕えて所蔵し、そうすることで生命の自然な運行を妨げ想像の精髄を貶めて自らの恐るべき気まぐれに従わせる。全てのダイモンが定命のものの魂を盗んで自分たちが使えるようにできる能力をもっているわけではないが、最下級のダイモンである狂気のカコダイモンは貪り閉じ込めるために生命の精髄を捜し求める。このどん底のダイモンは定命の魂に破滅をもたらす機会を高めることを望んで、より強大な仲間に熱狂的に仕える。カコダイモンは自分が閉じ込めた魂にほとんど価値を置いていないが、より強大なダイモンは記念品、恐るべき儀式のエネルギー源、主君の恩寵を得るための貢物として熱心に魂を集める。また、いくつかのダイモンの種は定命の精神を捕え、魂の力を導き出し、完全なる破壊の力を彼ら自身の邪悪な目的のため使う悪名高い能力を持つ。

** 四騎士 The Four Horsemen

 全次元界に悪名の轟く4人の恐るべき王たちは、ダイモンの絶望の軍勢を支配する。恐るべき同胞たちの隊列の中から決起し、彼らに先立つフィーンドの暴君を退位させた彼らがアークダイモン、終末をもたらす者、黙示録の四騎士である。フィーンドの伝承の冒涜的な年代記では、多次元宇宙の破滅を企てる予言者であり、脆弱な宇宙と、絶対的な忘却へと崩れ落ちる前のつかの間の静寂に対して勝利が運命づけられているという。同類の中でその権力を疑うものもない騎士たちは荒涼たる次元界アバドンの広大な領域を支配し、定命のものに破滅をもたらす異なった手法―疫病、飢饉、戦災、老衰死―を持つ。しかし、夫々のアークダイモンは測り知れない影響力を持つが、ダイモンたちには忠誠心はなく、単に敵わないから従っているだけである。このように、騎士たちはダイモン類の中で権力と操る力において比類がないが、野心的な下位者の陰謀や他のアークダイモンの謀略から自身の王座を守る必要がある。
 アバドンの有毒な広野の中には、より低位のダイモンの有力者が小さな藩国を築き、王としてふるまっているが、彼らは世界にまたがるような陰謀を行っているが、全ての者は騎士たちの前に膝を折る。たとえしぶしぶそうしているだけだとしても。また、古代の神話は謎めいた第五の騎士オイノダイモン the Oinodaemon  について語っているが、そのクリーチャーに関する言及のほとんど全てが多次元宇宙から一掃されている。

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