B2 > テンタモート

「B2/テンタモート」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

B2/テンタモート - (2012/03/07 (水) 00:32:32) のソース

// BEGIN_OF-tentamort.html
// ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/additionalMonsters/tentamort.html

*&spanid(Tentamort) テンタモート &small(){[[Tentamort>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/additionalMonsters/tentamort.html]]}

>この暗青色のクリーチャーは、怒りに満ちた赤い眼と無数の触手―そのうちの2本は他の物よりも長い―に覆われた円錐形の体を持つ。

*** テンタモート 脅威度4 &small(){Tentamort}

&b(){経験点 1,200}
N/中型サイズの[[異形>クリーチャー種別(追加)/種別#type-abberation]]
&b(){イニシアチブ} +5;&b(){感覚} [[全周囲視覚>モンスターの共通ルール(追加)/1#All-Around-Vision]]、[[非視覚的感知>モンスターの共通ルール(追加)/2#Blindsense]]30フィート、暗視60フィート;[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+11
**** 防御データ
&b(){AC} 17、接触11、立ちすくみ16(+1【敏】、+6外皮)
&b(){hp} 39(6d8+12)
&b(){頑健} +4、&b(){反応} +5、&b(){意志} +7
**** 攻撃データ
&b(){移動速度} 20フィート、登攀20フィート
&b(){近接} [[針>モンスターの共通ルール(追加)/2#Natural-Attacks]]=+6(1d6+2、加えて“[[毒>モンスターの共通ルール(追加)/2#Poison]]”)、[[触手>モンスターの共通ルール(追加)/2#Natural-Attacks]]=+2(1d6+1、加えて“[[つかみ>モンスターの共通ルール(追加)/2#Grab]]”)
&b(){接敵面} 5フィート;&b(){間合い} 10フィート
&b(){特殊攻撃} [[締め付け>モンスターの共通ルール(追加)/1#Constrict]](1d6+1)
**** 一般データ
&b(){【筋】} 15、&b(){【敏】} 13、&b(){【耐】} 14、&b(){【知】} 1、&b(){【判】} 14、&b(){【魅】} 6
&b(){基本攻撃} +4;&b(){CMB} +6(組みつき+10);&b(){CMD} 17(足払いされない)
&b(){特技} [[《イニシアチブ強化》>特技の詳細/あ~さ#Improved Initiative]]、[[《神速の反応》>特技の詳細/し~そ#Lightning Reflexes]]、[[《武器熟練:触手》>特技の詳細/な~わ#Weapon Focus]]
&b(){技能} [[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+11、[[〈登攀〉>技能の詳細/3#Climb]]+10
**** 生態
&b(){出現環境} 気候問わず/湿地または地下
&b(){編成} 単体、2体、または兄弟姉妹(3~6)
&b(){宝物} 乏しい
**** 特殊能力
&b(){毒(変則)} [[針>モンスターの共通ルール(追加)/2#Natural-Attacks]]・致傷型;&i(){セーヴ} 頑健 DC 15;&i(){頻度} 2ラウンド;&i(){効果} 1d4【耐】、加えて“吐き気”;&i(){治療} 1回のセーヴ成功。

 テンタモートは不気味な待ち伏せ型の捕食者で、食物を探すよりも獲物の方から近づかせることを好み、食事が近づいてくることを知らせる卓越した感覚に頼っている。テンタモートは何本かの触手を持ち、ほとんどは移動のために使っているが、そのうち2本は食物を確保するという単一の目的のために進化している。これらの長い触手の1本は獲物をしめつけることのできる小さな粘着力のある結節点に覆われ、もう一本の先端には長く細い針がある。テンタモートの攻撃方法はしめつける触手で獲物をつかみ、組みつき状態の目標をもう一本で刺すというものである。テンタモートの毒は特に恐ろしく、クリーチャーの内部器官を迅速に液化して、モンスターが同じ針を通じて飲むことができる悪臭のする混濁液に変え、恐ろしい啜る音と共に液体を吸いだしていく。より大きなクリーチャーは、完全にテンタモートに吸い尽くされるまでにしばしば複数回の針を受ける(そして複数回毒に対してセーヴィング・スローに失敗する)ことが必要である。テンタモートはほとんど精神がなく、危険か食物かという粗雑な動物的判断を行うだけの知性しか持たない。テンタモートがひとたび獲物をつかめば、完全にそのクリーチャーに集中し、現在の犠牲者が栄養源である限り他の栄養源から攻撃を受けても無視する傾向がある。テンタモートがあるクリーチャーを貪り終えた後は、それは通常骨と皮だけが残される。
 十分食事をしたテンタモートは、その食べ物の空っぽの死体をある種の卵の孵化器として使用し、その体の中にキャビア大の黒い卵の塊を生みつけ、数週間の間腐った死体の中で成長して1ダースかそこらの手ほどの大きさのテンタモートが孵り、宿主に開いた穴から這い出してくる。他の獲物がどれほど利用できるかによって、どこででも1体から6体までが生息することができ、ネズミや小さな虫を食べて徐々に成長していく。テンタモートの幼体は暗青色の中央に赤い目が1つあるヒトデのように見える。成熟するまで長く特殊化した触手は持たない。テンタモートの幼体はしばしば、コバンザメがサメに張り付くのと同様により大きな捕食者に張り付き、宿主が眠っている間に離れ落ち、それが殺した者を安全に食らう。
 一部のテンタモートは人間サイズの同類よりもはるかに大きく成長する。グレーター・テンタモートとして知られるこのオーガサイズのクリーチャーは少なくとも10ヒット・ダイスを持ち、大型サイズである。その2本の特殊化した触手は20フィートにまで育ち、大型サイズのモンスターが通常有するよりも大きな間合いを持つようになる。グレーター・テンタモートは決して集団では現れない。なぜならば、典型的な肉体的限界を超えるための重要な栄養素が他のテンタモートの体にあるかのように、このクリーチャーは共食いによってのみ、このような怪物的なサイズになることができるからだ。このクリーチャーの一部は変異し、2本の触手と2本の針を持つようになる。しかしこのモンスターが持つ最も心をかき乱されるような特質は彼らの予期せざる知性である。グレーター・テンタモートはしばしば人間と同様、あるいはそれ以上に知的である。彼らは話すことはできないが、物理的に接触しているクリーチャーに対してのみ働く不気味な種類のテレパシーを持ち、この特長によって彼らはしばしば食べている最中の食物とおしゃべりをする。

------------------------------------------------------------------------