UM > 魔法を体得する > 来訪者の拘束 > 来訪者の分類2

「UM/魔法を体得する/来訪者の拘束/来訪者の分類2」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

UM/魔法を体得する/来訪者の拘束/来訪者の分類2 - (2012/07/09 (月) 19:44:18) のソース

***デーモン &small(){[[Demons>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateMagic/magic/bindingOutsiders.html#demons]]}
 デーモンの大きな弱点が&i(){[[ホーリィ>魔法のアイテム/武器/1#Holy]]}、あるいはその他の善の武器である。これらの武器はあらゆるデーモンの生来の抵抗を打ち破り、すべてのデーモンが等しく恐れる僅かな種別の武器の1つである。デーモンと取引をするときは、彼らが力ずく以外の契約を全く守らないことか、あるいは力を──すくなくともそのヒントを──示することが彼らを制御下におくための鍵であることを覚えておくのが最も重要である。彼らの魔法円は冷たい銀の粉末で作成される。すべてのデーモンは[電気]と毒の効果に対する完全耐性を持つ。多くはその形態と混沌の特性に基づくその他の抵抗を持つ。

&bold(){[[ヴロック>デーモン#demon-vrock]](SR 20)}:ヴロックは偉大な美を持つものを奪い取り汚すのを好む。少なくとも 250 gp の価値がある手工芸品、あるいは生きている知的なクリーチャーの破壊は、等しく望ましい犠牲である。より多くのヴロックが参加するほどに、彼らの滅びの舞攻撃はより強力になるため、彼らはしばしば集団で召喚され買収される。

&bold(){[[ヴロリカイ>B2/デーモン#Demon-Vrolikai]](SR 30)}:これらのナバッスゥの変異種は、より強大になるはずだった自分たちの時間を中断すると信じており、物質界に招来されるのを嫌う。招来される時、彼らは通常、正規の量の2倍の贈物を求める。これらの要求には、しばしば言語道断で、ときに不可能な要求を伴う。最後には道理を説くことができるが、それは拘束者が彼らを上回る力を示した場合に限る。

&bold(){[[オーモクス>B2/デーモン#Demon-Omox]](SR 23)}:これらのぬめつくデーモンは美しいものを破壊することを楽しむ。奉仕のために、彼らはしばしば美しいものの破壊に関する“贈物”を求める──特に犠牲としての魅力的な青年か女性を。

&bold(){[[カラヴァカス>B2/デーモン#Demon-Kalavakus]](SR 21)}:この有角のデーモンはほとんど常に奉仕の見返りとして奴隷を引換にする。

&bold(){[[クアジット>デーモン#demon-quasit]]}:ドレッチよりさらに哀れなクアジットは仕事を完了した時にアビスに帰還できるという保証だけを求める。

&bold(){[[グラブレズゥ>デーモン#demon-glabrezu]](SR 24)}:これらの不忠なデーモンは秘密裏に破壊をばらまく、そして関心をもつ交渉者としてそれらを物質界に引きこむ術者は、有力な家系を滅ぼすか、国家を破滅させるか、さもなくば社会の基盤を汚しうる秘密を知らねばならない。

&bold(){[[サキュバス>デーモン#demon-succubus]](SR 18)}:サキュバスの無上の喜びは無垢と愛を破壊することである;子供、処女、あるいは術者の最愛の家族を提供することは、サキュバスの関心を獲得するに足る。

&bold(){[[シェムハジアン>B2/デーモン#Demon-Shemhazian]](SR 27)}:これらの力強いデーモンはただ1つの対価により定命の呪文の使い手に仕える──その奉仕を完遂したとき、彼らは拘束者を殺し、貪り食う。このことから彼らを制御する試みは非常に稀である。時には、彼らはまた拘束者の家族あるいは友人の命を要求する。

&bold(){[[シャドウ・デーモン>デーモン#demon-shadow]](SR 17)}:シャドウ・デーモンは隷属している期間、美しい人物の殻をまとわせるよう頼むに過ぎない。その殻が純粋であるか不純であるかは気にかけない。

&bold(){[[ドレッチ>デーモン#demon-dretch]]}:クリーチャーがさほど卑劣でなければ、全てのドレッチは無辺なるアビスの強制労働者として哀れまれるだろう。ドレッチへの最善の供物は、隷属している時間の少なくとも3分の1を休息に費やすことができるという約束である。

&bold(){[[ナバッスゥ>デーモン#demon-nabasu]](SR 19)}:これらのデーモンには、自身をより肥えさせ強くするために人型生物を貪り食うか隷属させる以上に好むものはない。

&bold(){[[ナルフェシュネー>デーモン#demon-nalfeshnee]](SR 25)}:これらのデーモンは知識、特に小細工と欲望を専門に好む。ナルフェシュネーは知識で知識を取引するが、彼らが得る以上のものを与えることは決して無い。

&bold(){[[ババウ>デーモン#demon-babau]](SR 17)}:ババウのためのいかなる犠牲も、このデーモンに引き裂かせ、完全に破壊させるための知性のあるクリーチャーを巻き込まねばならない。

&bold(){[[バロール>デーモン#demon-balor]](SR 31)}:バロールは招来されたときには現れず、招請には活発に抵抗する。脅威度15の秩序あるいは善の拘束された来訪者、または15レベル以上の[[無防備状態>状態#Helpless]]のパラディンかクレリックを提供することのみが、彼らが故郷から拐われることへの激怒を和らげる。このようになだめてさえ、彼らと対峙する定命の者がより大きな力を示さない限り、彼らは確実に復讐の機会を求めるだろう。

&bold(){[[ヘズロウ>デーモン#demon-hezrou]](SR 22)}:少なくとも 500 gp の価値がある高価な毒と強力なポーションは、これらのヒキガエルのようなデーモンの関心を引くことができる。

&bold(){[[マリリス>デーモン#demon-marilith]](SR 28)}:強力な魔法の武器(+2以上の強化)、あるいは教団の軍勢への命令の約束は、ともにマリリスを誘い出すことができる;これ未満のいかなる供物も、術者の【魅力】判定に-6ペナルティをもたらす。

***プロティアン &small(){[[Proteans>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateMagic/magic/bindingOutsiders.html#proteans]]}
 純粋な混沌のうごめくクリーチャーであるプロティアンは、最初の神々が原初の純粋な混沌より他の次元界を創造するよりも前の多元宇宙の支配者であったと主張している。彼らは多元宇宙を取り壊して元の混沌の姿を取り戻そうとしている。拘束されたプロティアンは、あえて彼らを招来し拘束した者と取引をしている時でさえ、この目的を達成する方法を追い求めている。プロティアンは[酸]への完全耐性と[電気]10および[音波]10の抵抗を持つ。彼らの非晶質の生態はポリモーフ効果への完全耐性と、クリティカル・ヒットおよび急所攻撃のダメージへの抵抗を与える。彼らは常時、呪文と同様の&italic(){[[フリーダム・オヴ・ムーヴメント>http://www29.atwiki.jp/prdj/pages/173.html#Freedom-of-Movement]]}によって保護されている。

&bold(){[[イメンテッシュ>B2/プロティアン#Protean-Imentesh]](SR 21)}:これらの混沌の紋章官はしばしばプロティアンの力の利用を望む拘束者の招請に応じる。会話してみると彼らはしばしばおしゃべりで、一見して親切で、そして礼儀正しいが、彼らは常に可能な限り多くの混沌を解き放つために脱出を計画している。

&bold(){[[ヴォイドワーム>B2/プロティアン#Protean-Voidworm]]}:多くの他のプロティアンにとって、これらの超小型のクリーチャーは全ての面で真のプロティアンではなく、ねじくれた現状のリンボにおけるプロティアンの力が示したかすかな反響に過ぎない。定命の呪文の使い手は時にこれらのクリーチャーを使い魔として仕えさせるために招請する。

&bold(){[[ケケター>B2/プロティアン#Protean-Keketar]](SR 28)}:すべてのプロティアンの中で最も熱心なケケターは、神聖な義務としてすべての存在を真の混沌の状態に還元しようとしている。これらのクリーチャーは非常に傲慢で、自身を拘束するに十分な愚か者をしばしば自身のエントロピー的な目的に向けて操ろうとする。

&bold(){[[ナウネト>B2/プロティアン#Protean-Naunet]](SR 18)}:これらの獣のようなプロティアンを制御することは難しい。これらの怒りと破壊の危険な結束を拘束する者は、ナウネトの破壊力を自身の目的にために──短時間であっても──振るうことができるなら幸運である。

***その他の来訪者 &small(){[[Other Outsiders>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/ultimateMagic/magic/bindingOutsiders.html#other-outsiders]]}
 上に詳述されたすべての主要な来訪者の種別のグループの一方で、大いなる彼方 the Great Beyond が大いなると言われる所以、そして潜在的な拘束者が招請することのできる無数のその他の来訪者が存在する。理論的には、いかなる来訪者も招請することができ、拘束者はそのクリーチャーに奉仕を強いることを試みることができるが、それを為すための適切な戦略は特定の来訪者の能力、欲望、そして目的に左右される。

 拘束がより困難である来訪者の集団の1つが原生の来訪者である。原生の来訪者は物質界から招請して拘束することができない。いかなる来訪者も、招請するためには拘束者と異なる次元界に存在する必要がある。原生の来訪者(あるいはその他の現に物質界に顕現している来訪者)は異なる次元界に存在する呪文の使い手によってしか招請し拘束することができない。