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表:道具とサービス/1 - (2015/03/30 (月) 19:25:35) のソース

**クリーチャー種別   &small(){[[Creature Types>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary3/creatureTypes.html]]}
 あらゆるクリーチャーは、その能力を大まかに定義する“種別”を1つ有する。クリーチャーのうちいくらかは、さらに1つないし複数の“副種別”を有する。クリーチャーは、違いをもたらすような何らかの特殊能力がない限り、(副)種別のルールに従わなければならない。テンプレートは多くの場合クリーチャーの種別を完全に変更してしまう。

***&spanid(type-undead){アンデッドの種別}
 アンデッドは、かつては生きていたクリーチャーで、心霊的あるいは超常的な力によって自律行動能力を与えられている。アンデッドは以下の基本性能を有する。
・【耐久力】なし。ヒット・ポイント、頑健セーヴ、その他【耐久力】に基づくあらゆる能力(ブレス攻撃のDCを算出する場合のような)に関する算出は、【耐久力】能力値の代わりに【魅力】能力値を用いる。
・あらゆる[精神作用]効果((強制)、士気、(魅惑)、(紋様)、(惑乱)の各効果)に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・出血効果、睡眠効果、[即死]効果、[[毒>B3/モンスターの共通ルール/2#Poison]]、[[病気>B3/モンスターの共通ルール/2#Disease]]、[[麻痺>B3/モンスターの共通ルール/2#Paralysis]]、朦朧化に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・[[生命力吸収>B3/モンスターの共通ルール/1#Energy-Drain]]、[[能力値吸収>B3/モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]、非致傷ダメージの対象とならない。肉体系能力値(【筋力】、【敏捷力】、【耐久力】)へのダメージと疲労および過労効果に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・【知力】を持たないアンデッドは、ダメージを自然治癒することができないが、誰かがアンデッドを治療することはできる。&i(){インフリクト}呪文のような負のエネルギーは、アンデッド・クリーチャーを治癒する。その他の特殊能力の“[[高速治癒>B3/モンスターの共通ルール/1#Fast-Healing]]”はクリーチャーの【知力】に関係なく通常どおりに働く。
・頑健セーヴを要求する全ての効果に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]](ただし特に物体に対しても働くか、(無害)である場合は除く)。
・大規模ダメージによって即死する危険性はない。ヒット・ポイントが0以下に減少したならば、即座に破壊される。
・'''[[レイズ・デッド>呪文/ら行/れ~#Raise-Dead]]'''や'''[[リインカーネイト>呪文/ら行/ら~り#Reincarnate]]'''の呪文や効果の作用を受けない。'''[[リザレクション>呪文/ら行/ら~り#Resurrection]]'''と'''[[トゥルー・リザレクション>呪文/た行/と#True-Resurrection]]'''はアンデッド・クリーチャーに作用することができる。これらの呪文はアンデッド・クリーチャーをアンデッドになる前の生きているクリーチャーに戻す。
・アンデッドは呼吸せず、食事せず、睡眠もしない。

***&spanid(type-abberation){異形の種別}
 異形は、一風変わった解剖学的組織構造や、奇妙な特殊能力、異質な精神構造、あるいはこれら3つの組み合わせを持っている。

***&spanid(type-plant){植物の種別}
 この種別は植物性のクリーチャーによって構成される。庭や畑に生えている普通の植物は、【知力】や【判断力】、【魅力】を持っておらず、よって生きてはいるもののクリーチャーではなく物体である。植物は以下の基本性能を有する。
・あらゆる[精神作用]効果((強制)、士気、(魅惑)、(紋様)、(惑乱)の各効果)に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・睡眠効果、[[毒>B3/モンスターの共通ルール/2#Poison]]、ポリモーフ、[[麻痺>B3/モンスターの共通ルール/2#Paralysis]]、朦朧化に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・植物は呼吸し、食事するが、睡眠しない。

***&spanid(type-monstrous-humanoid){人怪の種別}
 人怪は人型生物に似ているが、怪物や動物を混ぜ合わせたような姿をしている。しばしば魔法的な能力を持つ

***&spanid(type-construct){人造の種別}
 人造は自律行動物体か、人工的に作り出されたクリーチャーである。人造は以下の基本性能を有する。
・【耐久力】なし。【耐久力】に基づくDCや修正値は、人造の能力値が10である(ボーナスもペナルティもなし)として扱う。
・夜目。
・有効距離60フィートの暗視。
・あらゆる[精神作用]効果((強制)、士気、(魅惑)、(紋様)、(惑乱)の各効果)に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・出血効果、死霊術効果、睡眠効果、[即死]効果、[[毒>B3/モンスターの共通ルール/2#Poison]]、[[病気>B3/モンスターの共通ルール/2#Disease]]、[[麻痺>B3/モンスターの共通ルール/2#Paralysis]]、朦朧化に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・自らダメージを治癒することができない。しかし多くの場合はクリーチャーを特定の種類の効果(詳細については各クリーチャーの説明文を参照)にさらしたり、[[《人造クリーチャー作成》>モンスターの特技#Craft-Construct]]特技を使用することによって修理することができる。人造は、'''[[メイク・ホウル>呪文/ま行/みら~#Make-Whole]]'''などの呪文によっても回復できる。その他の特殊能力の“[[高速治癒>B3/モンスターの共通ルール/1#Fast-Healing]]”を持つ人造はこの能力の利益を得る。
・[[生命力吸収>B3/モンスターの共通ルール/1#Energy-Drain]]、[[能力値吸収>B3/モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]、[[能力値ダメージ>B3/モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]、非致傷ダメージ、疲労と過労の対象とならない。
・頑健セーヴを要求する全ての効果に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]](ただし特に物体に対しても働くか、(無害)である場合は除く)。
・大規模ダメージによって即死する危険性はない。ヒット・ポイントが0以下に減少したならば、即座に破壊される。
・復活させられたり蘇生させられたりすることはない。
・人造は破壊するのが非常に難しい。そのデータ・ブロックに示すとおり、そのサイズに応じてボーナス・ヒット・ポイントを得る。
・人造は呼吸せず、食事せず、睡眠もしない。

***&spanid(type-animal){動物の種別}
 動物とは人ではない生きているクリーチャーで、通常は脊椎動物であり、魔法的な能力は持たず、言語を話したり文化を身につける生来の能力も持っていない。動物は1または2の【知力】を持つ(【知力】3以上のクリーチャーが動物であることはない)。

***&spanid(type-ooze){粘体の種別}
 粘体は不定形あるいは常に形の変化し続けるクリーチャーで、通常は精神を持たない。粘体は以下の基本性能を有する。
・精神を持たない:【知力】を持たず、あらゆる[精神作用]効果((強制)、士気、(魅惑)、(紋様)、(惑乱)の各効果)に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を持つ。【知力】を持つ粘体はこの特徴を失う。
・盲目(ただし、その他の特殊能力の“[[擬似視覚>B3/モンスターの共通ルール/1#Blindsight]]”を持つ)であり、[[凝視攻撃>B3/モンスターの共通ルール/1#Gaze]]、幻術、視覚的効果、およびそのほかの視覚に依存する攻撃形態に対して[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を持つ。
・睡眠効果、[[毒>B3/モンスターの共通ルール/2#Poison]]、ポリモーフ、[[麻痺>B3/モンスターの共通ルール/2#Paralysis]]、朦朧化に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]。
・粘体は呼吸し、食事するが、睡眠しない。

***&spanid(type-humanoid){人型生物の種別}
 人型生物は普通、2本の腕と2本の脚、1つの頭を持っており、胴体や腕、頭などは人間のものに似ている。人型生物は超常能力や変則的能力は全くあるいは少ししか持っていないが、ほとんどは言葉を話すことができ、よく発達した社会を形成している。普通は小型か中型である(例外はジャイアント)。全ての人型生物クリーチャーは(人間)、(ダーク・フォーク)、(ゴブリン類)といった副種別も併せ持っている。
 1ヒット・ダイスの人型生物は人型生物ヒット・ダイスの基本性能がPCクラスやNPCクラスの特徴と置き換わる。この種の人型生物に関してはおおむね1レベル・ウォーリアーのデータが記載されている。つまりそこそこの戦闘能力と貧弱なセーヴィング・スローを持つ。2ヒット・ダイス以上を持つ人型生物は人型生物の種別の基本性能を持つ。

***&spanid(type-fey){フェイの種別}
 フェイは、超常能力を有しており、自然や特別な力や場所との結びつきを持つクリーチャーである。フェイは普通人間に似た姿をしている。

***&spanid(type-magical-beast){魔獣の種別}
 魔獣は動物に似ているが、2よりも高い【知力】を持ちうる(この場合魔獣は最低1つの言語を知っているが、必ずしも話ができるとは限らない)。魔獣は普通、超常能力か変則的能力を持つが、ただ単に姿形や習性が異様なだけの場合もある。

***&spanid(type-vermin){蟲の種別}
 この種別には、昆虫、クモ形類蟲、および類似の無脊椎動物が含まれる。蟲は以下の基本性能を有する。
・精神を持たない:【知力】を持たず、あらゆる[精神作用]効果((強制)、士気、(魅惑)、(紋様)、(惑乱)の各効果)に対する[[完全耐性>B3/モンスターの共通ルール/1#Immunity]]を持つ。【知力】を持つ蟲に似たクリーチャーは、通常はその他の能力によって動物か魔獣のどちらかに分類される。
・蟲は呼吸し、食事し、睡眠する。

***&spanid(type-outsider){来訪者の種別}
 来訪者は少なくともその一部が物質界以外の次元界の事物(物質とは限らない)でできている。クリーチャーの中には、最初は他の種別であったものの、その霊性がより高い(あるいはより低い)域に達したがために来訪者になったものもいる。来訪者は以下の基本性能を有する。
・他のほとんどの“生きているクリーチャー”と異なり、来訪者は二元性を持たない。つまり魂と肉体が同一化している。来訪者が滅ぼされた場合、魂が分離していくことはない。'''[[リインカーネイト>呪文/ら行/ら~り#Reincarnate]]'''、'''[[リザレクション>呪文/ら行/ら~り#Resurrection]]'''、'''[[レイズ・デッド>呪文/ら行/れ~#Raise-Dead]]'''のような呪文は来訪者に対しては働かない。来訪者の命を取り戻すためにはもっと異なる魔法的効果、たとえば'''[[ウィッシュ>呪文/あ行/うあ~うえ#Wish]]'''、'''[[トゥルー・リザレクション>呪文/た行/と#True-Resurrection]]'''、'''[[ミラクル>呪文/ま行/みら~#Miracle]]'''、'''[[リミテッド・ウィッシュ>呪文/ら行/ら~り#Limited-Wish]]'''などを必要とする。(原住)の副種別を持つ来訪者は、ほかの生きているクリーチャーと同様に、蘇生させられたり、転生させられたり、復活させられる。
・来訪者は呼吸するが、食事や睡眠の必要はない(望むのならば食事したり睡眠したりすることはできる)。(原住)来訪者は呼吸し、食事し、睡眠する。

***&spanid(type-dragon){竜の種別}
 竜は爬虫類に似たクリーチャーで、普通は翼があり、魔法的であったり普通でない能力を持っている。