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B3/ラークシャサ - (2016/11/13 (日) 23:06:38) のソース

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*&spanid(Rakshasa){ラークシャサ} &small(){[[Rakshasa>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary3/rakshasa.html#rakshasa]]}
 ラークシャサは物質界で生まれるが、物質界の存在ではない。彼らはフィーンドの力と形質を持つが、その運命は動かしようもなく定命の世界につながれており、彼らはそこで支配する場所を探す。浮世の喜びに取り付く操るもの、反逆者、暴君の転生者であるラークシャサは唯物的な悪のありようを体現している。暴力による死を受けた後、その魂はこの世の退廃と利己的な関心事に強く関連付いているために、彼らはその人生の卑しさをより良く反映する姿をとり、フィーンドとして生まれ変わる。それ故に、賢者達はこの存在を「この地に根付く悪」と呼ぶようになったのだ。
 下級のラクタヴァーナから強力なマハラジャまで多くの異なる種類のラークシャサがいるが、この種族で通常最も多く遭遇するものは他の名前で知られていない――彼らは同種のあるメンバーよりも強力だが他のものよりは弱く、従者と主のちょうど中間に位置している。そのようなラークシャサは動物の頭部(一般的なものとして大型のネコ科、蛇、ワニ、猿、猛禽類など)と表裏逆になった手で広く知られている。実際、野性的な特徴と奇妙に逆になった関節は全ての種類のラークシャサにおける顕著な特徴であり、ほとんどのラークシャサは姿を変える超常能力や強力な幻術によってこれらの特徴を隠すことができる。
 ラークシャサは自らの種族のものとの間に子をなすことはできない。そのため新しいラークシャサはラークシャサとラークシャサでないものの組み合わせか、稀なことだがラークシャサでないもの2名の組み合わせから生まれる。ラークシャサでない親から生まれたラークシャサは、母が妊娠している間に片親か両親が大きな悪事を犯した際にのみ生まれてくる。このことによって、かつて殺されたラークシャサの亡霊はまだ生まれていない子供の肉体を奪い、この世界に転生することができるのだ。稀なことだが、このような冒涜的な誕生が善なる親や罪なき親を苦しめることがある。このような場合、両親は自らでは制御できないような大いなる悪に曝されたためであることが多い。ラークシャサは人間よりはるかに早く成熟し、14歳より若くして完全な大人として振る舞えるようになる。このように早く成熟するにもかかわらず、ラークシャサは死ぬまでに500年以上生きることができる。死んだ後にその魂は転生のための新しい宿主を探し、この汚らわしき転生という忌まわしい輪廻を幾度となく繰り返し続けるのだ。
 ラークシャサは森羅万象それぞれのクリーチャーは任ずるべき適した役割を持ち、自らの立場を理解し改善するために働くことによって成功を導くことになると信じている。ラークシャサは階級制度を善でも悪でもなく、純粋に実利上のものと捉えている。より高い階級のクリーチャーはその大きな力により尊敬されるべきであり、より下の階級のものは目上の人が富や影響力を見つけられるように、より高い階級のものを掌握するための助力を喜んで動員されねばならない。
 ラークシャサの社会には7つの階級が存在する。(下位から最上位まで順に)&i(){パガラ}、&i(){トレイターズ}、&i(){ゴスタ}(食事)、&i(){アフラ}(新米)、&i(){ダーシャカ}(従者)、&i(){パラデシ}(ラークシャサ種)、&i(){ハキマ}(王)、&i(){サムラタ}(王の王)。ラークシャサの階級制度はラークシャサの社会全てだけではなく、生きとし生けるもの全てを包含する――ラークシャサのみがダーシャカ以上の地位に到達できるにも関わらず。
 ラークシャサは神は彼ら自身を凌駕する力を持っていることを渋々認めているが、ほとんどのラークシャサは総じて神性という概念を小馬鹿にしている。神は確かに存在する最も強力な存在の一員だ。しかし力や野心を持つものや、稀に幸運な定命のものがラークシャサにとって神性を持つ存在に至るという例があまりに多いために、宗教的な敬意をそのようなクリーチャーに払うことはない。ラークシャサは現世から来世の存在への変移を、自らの底知れぬ潜在力の証、そして神性に至る第一歩として捉えている。そのため、種族としてラークシャサは神格を奉じることを否定している。しかし彼らは目的を果たすためならば、そのような無類の力ある存在の従者と手を組むことをためらいはしない。
 ラークシャサの肌は肉体的な損傷に驚くほど耐性があり、ほとんどの武器による攻撃を無効化したり、その効果を劇的に弱めたりすることができる。しかしこの肌を貫通するほどの聖なる武器はラークシャサの生命にその一撃を届かせることができ、著しい損傷を与える。その結果ラークシャサがよく知られている場所では、敵の中にいるときに魔法を使って変装することに苦心している。

**ラークシャサ・イモータルズ Rakshasa Immortals
 ラークシャサ・イモータルズ(不死なるラークシャサ)は死すべき定めを免れるに至ったラークシャサである――彼らはもはや、ほとんどのラークシャサが堪え忍ぶ転生と再生の輪廻に束縛されることはなく、真に不死となる。芸術を完成させ狂気を使いこなすための永遠の人生を与えられたこれらのクリーチャーは、神の力に手を伸ばす。以下の一覧にこの世界で知られるラークシャサ・イモータルズを何体か示す(全てというわけではない)。その中でも、ラヴァナはもっとも強くもっとも年かさのものである。

- 第二の吐息のアクシャ Aksha of the Second Breath
- 歌う殺戮者ブンハ Bundha the Singing Butcher
- 血を浴びるものカエラ Caera the Blood Bather
- 神殺しドラジト Dradjit the Godslayer
- 同族殺しフディマ Hudima the Kinslayer
- ヨタ、神のただ中で歩くもの Jyotah, He Who Walks Among the Gods
- 夢の戦士クンカーナ Kunkarna the Dream Warrior
- 獣使いミューシャ Mursha the Beastmaster
- 魂を射抜くものオチカヤ Otikaya the Spirit Archer
- プリハスタ、天と地の狭間にいる将軍 Prihasta, General Between Heaven and Hell
- ラヴァナ、始原にして終焉 Ravana, The First and Last
- 復讐者スルパ Surpa the Avenger
- 探索者ヴィヒシャ Vibhishah the Seeker
- 冒涜者ザブハ Zabha the Desecrator

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