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B4/カラー・アウト・オヴ・スペース - (2016/12/18 (日) 00:58:30) のソース

*&aname(colour-out-of-space)カラー・アウト・オヴ・スペース &small(){&link(Colour Out of Space){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary4/colourOutOfSpace.html#colour-out-of-space}}
>不気味な発光かつ他の全てと異なる違った輝きが範囲を満たし、潜在的な悪性の息苦しさをもたらす。

***カラー・アウト・オヴ・スペース 脅威度10 &small(){Colour Out of Space}
&b(){経験点9,600}
CN/超大型サイズの[[粘体>クリーチャー種別#type-ooze]]([[非実体>クリーチャー種別/副種別#incorporeal]])
&b(){イニシアチブ} +12; &b(){感覚} [[非視覚的感知>モンスターの共通ルール#Blindsense]]120フィート;[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]+18
&b(){オーラ} 懶惰(300フィート、DC22)
****防御
&b(){AC} 23、接触23、立ちすくみ14(+1回避、-2サイズ、+6反発、+8【敏】)
&b(){hp} 126(12d8+72)
&b(){頑健} +10、&b(){反応} +14、&b(){意志} +10
&b(){防御能力} [[非実体>モンスターの共通ルール/2#Incorporeal]]、[[不定形>モンスターの共通ルール#Amorphous]]; &b(){[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]} [音波]、[酸]、[火]、[冷気]、[精神作用]効果、毒、[[粘体の種別特性>モンスターの共通ルール#Ooze-Traits]]; &b(){[[SR>モンスターの共通ルール#Spell-Resistance]]} 21
&b(){弱点} 力場効果に対する感受性
****攻撃
&b(){移動速度} 30フィート、[[飛行>モンスターの共通ルール#Flight]]50フィート(完璧)
&b(){近接} 分解の接触=+15接触(6d6;DC22)
&b(){接敵面} 15フィート; &b(){間合い} 15フィート
&b(){特殊攻撃} むさぼり食らう
****一般データ
&b(){【筋】}―、&b(){【敏】}26、&b(){【耐】}22、&b(){【知】}19、&b(){【判】}23、&b(){【魅】}23
&b(){基本攻撃} +9; &b(){CMB} +19; &b(){CMD} 36(足払いされない)
&b(){特技} [[《一撃離脱》>特技の詳細/あ~さ#Spring Attack]]、[[《イニシアチブ強化》>特技の詳細/あ~さ#Improved Initiative]]、[[《回避》>特技の詳細/あ~さ#Dodge]]、[[《強行突破》>特技の詳細/あ~さ#Mobility]]、[[《神速の反応》>特技の詳細/し~そ#Lightning Reflexes]]、[[《武器の妙技》>特技の詳細/な~わ#Weapon Finesse]]
&b(){技能} [[〈隠密〉>技能の詳細#Stealth]]+12、[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]+18、[[〈知識:次元界〉>技能の詳細#Knowledge]]+16、[[〈知識:自然〉>技能の詳細#Knowledge]]+16、[[〈知識:地理〉>技能の詳細#Knowledge]]+16、[[〈飛行〉>技能の詳細#Fly]]+27
&b(){言語} アクロ語(話せない)
****生態
&b(){出現環境} 気候問わず/地形問わず
&b(){編成} 単体
&b(){宝物} 乏しい
****特殊能力
 &b(){懶惰のオーラ(超常)/Aura of Lassitude} カラー・アウト・オヴ・スペースから300フィート以内のクリーチャーは(カラーが固体の物体の中に隠れているときでさえも)、DC22の意志セーヴに成功するか、無関心と憂愁に圧倒されなければならない。この効果の影響下にある間、クリーチャーはすべての意志セーヴに-4のペナルティを受け、カラーの懶惰のオーラに対するセーヴィング・スローに失敗するとオーラから1マイルより遠くに自発的に旅をしたくなくなる。オーラの効果範囲から犠牲者を取り除くために、&i(){[[ブレイク・エンチャントメント>呪文/は行/ふり~ふれいみ#Break-Enchantment]]}の呪文(DC22)はこの効果を終了させる。24時間に1回、懶惰のオーラに影響を及ぼされているクリーチャーはオーラの効果を終了させるために新しいDC22の意志セーヴを行うことができる。このセーヴィング・スローに成功したクリーチャーは24時間の間カラーの懶惰のオーラに対して完全耐性をもつ。カラー・アウト・オヴ・スペースの懶惰のオーラの効果にあるクリーチャーは他のカラーからのこの能力にさらに影響を受けることはない。これは[精神作用]効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
 &b(){分解の接触(超常)/Disintegrating Touch} カラーの接触は肉と骨に酷い崩壊を起こす。DC22の頑健セーヴへの成功はカラー・アウト・オヴ・スペースの接触攻撃からのダメージを半減する。カラー・アウト・オヴ・スペースの接触攻撃によって0ヒット・ポイントまで減少したキャラクターはDC22の頑健セーヴに成功するか、直ちに殺害され大量の細かな灰にならなければならない。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
 &b(){むさぼり食らう(超常)/Feed} カラーは全ラウンド・アクションとして植物や動物をむさぼり食らうことができる。それが一体のクリーチャーであるならば、カラーは効果線が通り、目標から300フィート以内にいなければならない。動植物の命のある地域をむさぼり食らうならば、その地域にいる必要があるだけである。1週間に1回地域を貪る試みが出来、生きているクリーチャー1体なら回数無制限である(しかし生きてるクリーチャー1体毎に1日1回のみである)。植物の領域でのむさぼり食らうは自動的に成功し、まるで&i(){[[ディミニッシュ・プランツ>呪文/た行/ていみ~てん#Diminish-Plants]]}の呪文で成長を妨げたかのように植物の領域を荒廃させる。
 クリーチャーはDC22の意志セーヴに成功することでカラー・アウト・オヴ・スペースからむさぼり食らうを受けることに抵抗することができ、その場合は、カラーは再度クリーチャーをむさぼり食らう試みを行うまで24時間待たなければならない。このセーヴィング・スローに失敗すると犠牲者は1d4ポイントの【魅力】吸収と【耐久力】吸収を受ける。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
 カラー・アウト・オヴ・スペースのむさぼり食らう攻撃で【耐久力】が0まで吸収されたクリーチャーは直ちに死に、乾燥した大量の組織が砕ける。
 カラー・アウト・オヴ・スペースのむさぼり食らう攻撃で【魅力】が0まで吸収されたクリーチャーはカラーブライテッドの単純なテンプレートを得る(下記参照)。カラーがクリーチャーをむさぼり食らうのに成功するたび、1成長ポイントを得る。カラー・アウト・オヴ・スペースが100成長ポイント以上を持つことはできない――成長に関して、24時間精神集中したあと100成功ポイントを消費することで、永続的な1ヒット・ダイスを得ることができる。
 &b(){力場効果に対する感受性(変則)/Susceptible to Force Effects} カラー・アウト・オヴ・スペースは[力場]効果から1.5倍のダメージを受け、[力場]効果への抵抗のための全てのセーヴィング・スローに-4のペナルティを受ける。カラー・アウト・オヴ・スペースは分解の接触をもつ[力場]効果でダメージを与えることができない。懶惰のオーラとむさぼり食らう能力は、力場効果によって完全に罠にかかっているカラーを阻害する(&i(){[[フォースケージ>呪文/は行/ふえ~ふら#Forcecage]]}や&i(){[[テレキネティック・スフィアー>呪文/た行/ていみ~てん#Telekinetic-Sphere]]}の窓をなくした房のようなときなど)。

 最も深く最も奇妙な宇宙の一部は本当に宇宙人を持つ――そしてカラー・アウト・オヴ・スペースより悪名高いものはほとんどいない。肉体の欠如はこの危険な宇宙人の命を妨げることはほとんどなく、遭遇する他の生命へ信じられないほどの荒廃を引き起こす能力を形成する。カラー・アウト・オヴ・スペースののライフ・サイクルは強力な重力場(惑星によって作られるような)の近くで発達成長するためには宇宙の最も深いところへ定期的に訪問する必要があり、この習慣は無数の世界に破滅をもたらす怪物の機会を増やすだけである。
 カラー・アウト・オヴ・スペースはまさにそれである――移動する輝き。その輝きは事実上見ることのできるものと違って見える。これらのクリーチャー1体に遭遇し、生き残った少数の者は、輝きを詳述するか、芸術で不吉な緑の灰色の照明のように描写した。しかしこれらの描写は欠陥のある複製物である。人型生物の心では完全に理解することができないものあるということを、カラー・アウト・オヴ・スペースが知ることになることを目撃するために、詳述し説明する。
 宇宙の深き場所に住むカラーのライフ・サイクルについてはごくわずかしかわかっていない。なぜならば、他の生命が遭遇することはカラーが成長し、複製するために惑星に着くときだけであるからである。カラーの世界への到着は、一般的に小さな隕石の激突である――カラー自身は流星となり降り注ぎ、流星到着の直後に、周囲の景色にしみこむ幼虫の色の半固体を露出するために岩が崩れる。カラーは[[非実体>モンスターの共通ルール/2#Incorporeal]]で、固体の物体の中を移動するkと尾ができ、不動性で、不気味な輝きとして存在することもできる。自然の日光は特にカラー・アウト・オヴ・スペースを害さないが、彼らは深い洞穴などの暗い場所や自身の輝きが唯一の明かりであるような放棄された井戸などに住むのを好む。
 数週間、数か月、数年間の間に、カラーは周囲の動植物をむさぼり食らう――むさぼり食らうの好意はその犠牲者に異様なほどに中毒性があり、その人が領域から逃げるのを防ぐ自滅的なけだるさを表す。カラーが完全に成熟するまで十分な命を吸収すると(通常25~30ヒット・ダイスに達することで意味される)、強さを集め巣から噴出し、自身の大量の空間に乗り出し空へと煌めく。時には単独で生き残るために両親のカラーを十分残っていることもあり、これらの場合ライフ・サイクルは何度も繰り返される。カラー・アウト・オヴ・スペースによって荒廃した地域は、現地の植物の命の不気味な蒼白さと荒涼とした不毛の風景のためだけでなく、カラーがむさぼり食らうあとのものの存在によってでも、著しく認識できる。これらの不運な奇形化した個体は、カラーブライテッド・クリーチャーとして知られ、決して永く生きることはないが、その間彼らの狂気は人や獣である暴力行為に駆られる。

**&aname(colour-blighted-simple-template)カラーブライテッドの単純なテンプレート(CR +0) &small(){&link(Colour-Blighted Simple Template){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary4/colourOutOfSpace.html#colour-blighted-simple-template}}
 カラーブライテッドの単純なテンプレートは恐ろしくゆがんだように見え、色を損なわれたクリーチャーとして同じ名前のない色で輝く。カラーブライテッド・クリーチャーのクイック・ルールと再構築ルールは同じである。
 &b(){再構築ルール}:カラーブライテッド・クリーチャーの能力値はカラー・アウト・オヴ・スペースに摂食され既に吸収されているが、クリーチャーがこのテンプレートを獲得すると、カラー・ブライテッドの単純なテンプレートを失うまで、カラー・アウト・オヴ・スペースからのむさぼり食らう能力に対して完全耐性を得る。カラー・アウト・オヴ・スペースのむさぼり食らう攻撃で0まで吸収された【魅力】修正値は1まで増加する;それ以外は、その能力値はこのテンプレートで変更できない。クリーチャーからこの単純なテンプレートを外すためには、吸収された能力値を全て通常まで戻さなければならないだけである。クリーチャーがカラーブライテッドのテンプレートが適応されている限り、カラー・アウト・オヴ・スペースの色をにじませていないクリーチャーへ積極的に向かい、その目標に対しての攻撃ロールと武器のダメージ・ロールに+1のボーナスを得る。24時間おきに、この単純なテンプレートを適用されているクリーチャーはDC12の頑健セーヴに成功するか純粋な白い灰へと砕け散らなければならない――そのような運命は即死を意味し、多くのカラーブライテッド・クリーチャーのために命からの唯一の脱出方法は痛みでいっぱいである。