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B4/ゼノプテリッド - (2016/12/02 (金) 23:18:53) のソース

*&aname(xenopterid)ゼノプテリッド &small(){&link(Xenopterid){http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/bestiary4/xenopterid.html#xenopterid}}
>このクリーチャーの外套に見えるものは翻って虫の翼になり、その人間の顔に見えるものは単なる頭部の模様と分かる。

***ゼノプテリッド 脅威度7 &small(){Xenopterid}
&b(){経験点 3,200}
N/中型サイズの[[蟲>クリーチャー種別/種別#type-vermin]]
&b(){イニシアチブ} +3; &b(){感覚} [[暗視>用語集/特殊能力#Darkvision]]60フィート、[[生命感知>モンスターの共通ルール/1#Lifesense]];[[〈知覚〉>技能の詳細#Perception]]+1

****防御
&b(){AC} 21、接触13、立ちすくみ18(+3【敏】、+8外皮)
&b(){hp} 93(11d8+44)
&b(){頑健} +11、&b(){反応} +6、&b(){意志} +4
&b(){防御的能力} [[凶暴性>モンスターの共通ルール#Ferocity]]; &b(){[[完全耐性>モンスターの共通ルール#Immunity]]} [精神作用]効果

****攻撃
&b(){移動速度} 40フィート、登攀20フィート、[[飛行>モンスターの共通ルール#Flight]]20フィート(劣悪)
&b(){近接} 爪(×2)=+13(1d6+5、加えて“[[つかみ>モンスターの共通ルール#Grab]]”)、噛みつき=+13(1d6+5、加えて“毒”)
&b(){特殊攻撃} [[吸血>モンスターの共通ルール#Blood-Drain]](1d2【耐久力】)、毒

****一般データ
&b(){【筋】}20、&b(){【敏】}17、&b(){【耐】}19、&b(){【知】}―、&b(){【判】}12、&b(){【魅】}7
&b(){基本攻撃} +8; &b(){CMB} +13(+17組みつき); &b(){CMD} 26(対足払い34)
&b(){特技}[[《クリティカル強化:爪》>特技の詳細/あ~さ#Improved Critical]]&sup(){B}
&b(){技能} [[〈威圧〉>技能の詳細#Intimidate]]+11、[[〈登攀〉>技能の詳細/3#Climb]]+13、[[〈飛行〉>技能の詳細#Fly]]-5、[[〈変装〉>技能の詳細/3#Disguise]]+6(人型生物に変装する場合は+14); &b(){種族修正} +8[[〈変装〉>技能の詳細/3#Disguise]](人型生物に変装する場合は+16)、+8[[〈隠密〉>技能の詳細#Stealth]]
&b(){その他の特殊能力} 絡みつく粘液

****生態
&b(){出現環境} 気候問わず/地上または地下
&b(){編成} 単体、2体、または巣(3~30)
&b(){宝物} なし

****特殊能力
 &b(){絡みつく粘液(変則)/Entangling Slime} 領土と卵を護るために使う、粘着性のぬるぬるした分泌物をゼノプテリッドは生み出す。ゼノプテリッドは1分間に1平方フィートの割合で、1日に最大10フィート四方のマスに粘液を塗ることができる。その後1週間の間、粘液と直接接触したクリーチャーはDC19の【筋力】判定に成功するか、[[絡みつかれた状態>用語集/状態#Entangled]]となり[[足留め袋>UE/装備/錬金術武器#Tanglefoot-Bag]]に対してセーヴが失敗したかのように貼りつく。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
 &b(){毒(変則)/Poison} 噛みつき・致傷型; &i(){セーヴ} 頑健・DC19; &i(){頻度} 1回/ラウンド(6ラウンド間); &i(){効果} 1d4【敏】; &i(){治癒} 2回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。

 ゼノプテリッドは彼らの好みの餌食の形状――人型生物――を模倣する狡猾な能力を持つ人間サイズの昆虫である。ゼノプテリッドとは彼らが食料を見つけられる場所の付近ならば何処でも遭遇しうり、その特定の地域で最も一般的な人型生物がなんであれそれに似るよう即座に適応する。彼らは頭巾と外套を作るために翼を曲げ、人型生物の武器と鎧を真似るために四肢を組むことができる。ゼノプテリッドの最も不気味な特徴はその口である――閉じたとき人間の顔に似る、未加工のキチン質のくちばしだ。近づくと、ゼノプテリッドの不安定な性質は明らかであるが、遠くからまたは薄暗い所では、クリーチャーは餌食に簡単になる。彼らの模倣の能力は隠蔽されていることを必要とするので、一般的にゼノプテリッドは夜に獲物を探す。一旦ゼノプテリッドが犠牲者をとらえて殺すと、この蟲はそのクリーチャーの遺体を液化してその腐った泥漿を巣に戻し、そこでその物資を小さな球体のカプセルへと詰めて食料にする。いくらかの悪の種族はこれらのカプセルを大切にし、中身を発酵させることで、陰惨な酒を作る。
 ゼノプテリッドは打ち捨てられた残骸、古い城、老朽化した農場、同じように放棄された人間の建造物の支配地に住む。支配地は19~28匹の不妊症の雄蟲と多産な巣の王と巣の女王から一般的には構成される([[アドヴァンスド・クリーチャーの単純なテンプレート>モンスターの強大化#Advanced]]のゼノプテリッドである)。各々の支配地には1匹の多産な雄がいるだけなので、ゼノプテリッドはゆっくりと繁殖する。しかしゼノプテリッドの支配地を破壊する唯一の方法は王と女王を殺すことであり、どちらか一匹でも巣の安全性を残せない。巣を侵入者から守るとき、ゼノプテリッドの雄蟲は激しく攻撃的になる。