グリーン・ハグ

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グリーン・ハグ - (2016/04/09 (土) 10:03:25) のソース

// BEGIN_OF-greenHag.html
// ORIGINAL-http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/greenHag.html
//
* &spanid(green-hag){グリーン・ハグ} &small(){[[Green Hag>http://paizo.com/pathfinderRPG/prd/monsters/greenHag.html#green-hag]]}
> 水気の失せた黒っぽいもつれ髪がこの病的でやせ細った緑肌の老婆の顔にかかっている。

*** グリーン・ハグ 脅威度5 &small(){Green Hag}
&b(){経験点1,600}
CE/中型サイズの[[人怪>クリーチャー種別/種別#type-monstrous-humanoid]]
&b(){イニシアチブ}+1;&b(){感覚}暗視90フィート;[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+15
**** 防御
&b(){AC}19、接触11、立ちすくみ18(+1【敏】、+8外皮)
&b(){hp}58(9d10+9)
&b(){頑健}+6、&b(){反応}+7、&b(){意志}+7
&b(){[[SR>モンスターの共通ルール/1#Spell-Resistance]]}16
**** 攻撃
&b(){移動速度}30フィート、水泳30フィート
&b(){近接}[[爪>モンスターの共通ルール/2#Natural-Attacks]](×2)=+13(1d4+4、加えて“弱体化”)
&b(){[[擬似呪文能力>モンスターの共通ルール/1#Spell-Like-Abilities]]}(術者レベル9)
常時:&i(){[[ウォーター・ブリージング>呪文/あ行/うお~えな#Water-Breathing]]}、&i(){[[タンズ>呪文/た行/た~ていさ#Tongues]]}、&i(){[[パス・ウィズアウト・トレイス>呪文/は行/は~ひいと#Pass-without-Trace]]}
回数無制限:&i(){[[インヴィジビリティ>呪文/あ行/いり~いん#Invisibility]]}、&i(){[[ウィスパリング・ウィンド>呪文/あ行/うあ~うえ#Whispering-Wind]]}、&i(){[[ゴースト・サウンド>呪文/か行/くり~こお#Ghost-Sound]]}(DC12)、&i(){[[ダンシング・ライツ>呪文/た行/た~ていさ#Dancing-Lights]]}、&i(){[[ツリー・シェイプ>呪文/た行/た~ていさ#Tree-Shape]]}、&i(){[[オルター・セルフ>呪文/あ行/えれ~#Alter-Self]]}(DC13)、&i(){[[パイロテクニクス>呪文/は行/は~ひいと#Pyrotechnics]]}(DC14)
**** 一般データ
&b(){【筋】}19、&b(){【敏】}12、&b(){【耐】}12、&b(){【知】}15、&b(){【判】}13、&b(){【魅】}14
&b(){基本攻撃}+9;&b(){CMB}+13;&b(){CMD}24
&b(){特技}[[《欺きの名人》>特技の詳細/あ~さ#Deceitful]]、[[《鋭敏感覚》>特技の詳細/あ~さ#Alertness]]、[[《頑健無比》>特技の詳細/あ~さ#Great Fortitude]]、[[《戦闘発動》>特技の詳細/し~そ#Combat Casting]]、[[《無視界戦闘》>特技の詳細/な~わ#Blind-Fight]]
&b(){技能}[[〈隠密〉>技能の詳細/1#Stealth]]+13、[[〈真意看破〉>技能の詳細/2#Sense Motive]]+9、[[〈水泳〉>技能の詳細/2#Swim]]+18、[[〈知覚〉>技能の詳細/2#Perception]]+15、[[〈知識:神秘学〉>技能の詳細/2#Knowledge]]+11、[[〈はったり〉>技能の詳細/3#Bluff]]+13、[[〈変装〉>技能の詳細/3#Disguise]]+13
&b(){言語}アクロ語、共通語、巨人語
&b(){その他の特殊能力}ものまね
**** 生態
&b(){出現環境}温暖/湿地
&b(){編成}単体、魔女団(どの種類でも良いがハグ3)
&b(){宝物}標準
**** 特殊能力
&b(){弱体化(超常)}グリーン・ハグの爪は攻撃が命中した者の【筋力】を下げる。グリーン・ハグが敵に爪攻撃を命中させるたび、DC16の頑健セーヴに成功して“弱体化”に抵抗しない限り、その犠牲者は2ポイントの【筋力】[[ダメージ>モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]を受ける。この他、グリーン・ハグは接触攻撃を行なうことによりもっと大幅に弱体化させようとすることもできる。この応用法には1標準アクションが必要で、そのハグが爪攻撃を行なったのと同じラウンド中に試みることはできない。接触を受けた相手はDC16の頑健セーヴを行なわなければならず、失敗すると2d4ポイントの【筋力】[[ダメージ>モンスターの共通ルール/2#Ability-Damage-and-Drain]]を受ける。このセーヴDCは【魅力】修正値に基づいて算出されている。
&b(){ものまね(変則)}グリーン・ハグは自分の住みかの近くにいるほとんどの動物の鳴き声や物音をまねることができる。

 悪臭漂う沼地やうっそうと繁る森林に出没することで知られる恐るべき老婆たるグリーン・ハグは、ありとあらゆる美しきものと清浄なるものに強烈な憎しみを抱いている。さまざまな欺きの能力を駆使するこの老婆は、罪なき者を殺したり、気高き精神を狂わせたり、清らかなる心を卑しめたりすることに喜びをおぼえる。グリーン・ハグは&i(){[[ディスガイズ・セルフ>呪文/た行/ていす~ていせ#Disguise-Self]]}を使用して魅惑的な若い乙女の姿をとり、しかる後に若い男を誘惑してその恋人や家族から奪うことをことのほか好んでいる。この姿でいると、グリーン・ハグは実に高貴で正直な市民とありとあらゆる放蕩と醜聞にふけることができるのだ。グリーン・ハグの中には、その男が恐怖と羞恥のあまり狂ってしまうようもくろんだ正にその瞬間に恋人に自分の本性をさらけ出すことを好む者もいれば、たわむれを長引かせ、真実を残す抜け殻を見せる前に誘惑した相手の人生が完全にめちゃくちゃになるようにあらん限りのことをする者もいる。最終的に、こうした不運な恋人の中でも幸運な者は相方のグリーン・ハグに食べられて一生を終える。不幸な者だと、グリーン・ハグの残酷なる想像力はあまりに豊かなため、最終的な破滅はもっと悪いものともなりうる。
 典型的なグリーン・ハグは身長5~6フィート(約1.5~1.8m)で、体重はぎりぎり160ポンド(約72kg)を下回る。

**&aname(hug-covens)ハグの魔女団 &small(){Hug Covens}
 どの種類の者でもハグが3体集まると、魔女団を形成して魔法能力を高めることができる。どのようなハグの組み合わせであっても魔女団を形成できるが、グリーン・ハグはそういった卑しき集まりで最も一般的なメンバーである。
 特定の魔女団の3体のハグ全員がお互いから10フィート以内のところにいる場合はいつでも、これら3体全員が協力し合うことで以下の擬似呪文能力のいずれかを使用できる:&i(){[[アニメイト・デッド>呪文/あ行/あに~いせ#Animate-Dead]]}、&i(){[[ヴィジョン>呪文/あ行/うあ~うえ#Vision]]}、&i(){[[ヴェイル>呪文/あ行/うあ~うえ#Veil]]}(DC19)、&i(){[[クレアオーディエンス/クレアヴォイアンス>呪文/か行/くり~こお#Clairaudience-Clairvoyance]]}、&i(){[[コミューン>呪文/か行/こま~#Commune]]}、&i(){[[コントロール・ウェザー>呪文/か行/こま~#Control-Weather]]}、&i(){[[スピーク・ウィズ・デッド>呪文/さ行/すは~#Speak-with-Dead]]}、&i(){[[チャーム・モンスター>呪文/た行/た~ていさ#Charm-Monster]]}(DC17)、&i(){[[ドリーム>呪文/た行/と#Dream]]}、&i(){[[ビストウ・カース>呪文/は行/ひいる~ふい#Bestow-Curse]]}(DC17)、&i(){[[フォースケージ>呪文/は行/ふえ~ふら#Forcecage]]}、&i(){[[ブライト>呪文/は行/ふえ~ふら#Blight]]}(DC17)、&i(){[[ベイルフル・ポリモーフ>呪文/は行/へ~ほ#Baleful-Polymorph]]}(DC18)、&i(){[[マインド・ブランク>呪文/ま行/ま~みす#Mind-Blank]]}、&i(){[[ミラージュ・アーケイナ>呪文/ま行/みら~#Mirage-Arcana]]}(DC18)、&i(){[[リインカーネイト>呪文/ら行/ら~り#Reincarnate]]}。
 3体のハグ全員が1全ラウンド・アクションをとってこの方式の共同魔法に参加していなければならない。魔女団のすべての擬似呪文能力は術者レベル9(あるいはその魔女団で最も強力なハグが使える最も高い術者レベル)で働く。このセーヴDCは【魅力】修正値に基づいて算出されている。いずれかのハグの【魅力】値の方がより高くない限り、【魅力】値が16であるかのように働く。ハグの【魅力】値の方がより高い場合、擬似呪文能力のセーヴDCはハグの【魅力】修正値に基づいて修正される。
 GM判断で、一部のより強力なハグの魔女団は追加の擬似呪文能力を持っていることにしてもよい。

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