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PFS/作成済みキャラクター/オラクル - (2018/09/04 (火) 00:00:16) のソース

**オラクル&small(){(1レベル)}

>彼女を中傷する者は寒気を催すが、戦いではアラハズラの激怒――特に不公平と不寛容に向けられるもの――は神の炎の壁の中で燃え盛る。

***アラハズラ &small(){ALAHAZRA}
女性、人間、1レベル・オラクル(&i(){Pathfinder RPG Advanced Player's Guide} 42)
LG/中型サイズの人型生物(人間)
&b(){イニシアチブ} +2; &b(){感覚} 暗視30フィート; 〈知覚〉+1
****防御
&b(){AC} 13、接触13、立ちすくみ10(+2【敏】、+1回避)
&b(){hp} 10(1d8+2)
&b(){頑健} +1、&b(){反応} +2、&b(){意志} +3
****攻撃
&b(){移動速度} 40フィート
&b(){近接} クオータースタッフ=+0(1d6)
&b(){遠隔} ライト・クロスボウ=+2(1d8/19~20)
&b(){修得オラクル呪文} (術者レベル1; 精神集中+5)
#divclass(pl-l-level-1){
1レベル(4回/日)―&i(){キュア・ライト・ウーンズ}、&i(){コマンド}(DC15)、&i(){ブレス}
0レベル(回数無制限)―&i(){クリエイト・ウォーター}、&i(){スパーク}&sup(){APG}(DC14)、&i(){ディテクト・マジック}、&i(){ライト}
&b(){神秘} 炎
}
****一般データ
&b(){【筋】}10、&b(){【敏】}14、&b(){【耐】}12、&b(){【知】}10、&b(){【判】}13、&b(){【魅】}18
&b(){基本攻撃} +0; &b(){CMB} +0; &b(){CMD} 13
&b(){特技} 《回避》&sup(){*}、《啓示追加》&sup(){APG、*}
&b(){特徴} 〔多くの街の言葉〕&sup(){HOG、*}、〔危険なまでの好奇心〕&sup(){APG、*}
&b(){技能} 〈軽業〉+2(跳躍では+6)、〈言語学〉+2、〈交渉〉+9、〈治療〉+5、〈呪文学〉+4、〈魔法装置使用〉+9
&b(){言語} オシーリオン、共通語、ポリグロット語
&b(){その他の特殊能力} オラクルの呪い(曇った視界)、啓示(残り火の舞踏&sup(){*}、火のブレス)
&b(){戦闘用装備} &i(){ポーション・オヴ・メイジ・アーマー}、&i(){スクロール・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ}、錬金術師の火; &b(){その他の装備} ライト・クロスボウとボルト10本、クオータースタッフ、背負い袋、呪文構成要素ポーチ、保存食(4)、水袋、9gp
&sup(){*} この能力の効果はアラハズラのデータに算出済みである。
****特殊能力
&b(){曇った視界} アラハズラは30フィートを超えると何も見えないが、30フィートの暗視を持っている。
&b(){火のブレス} 1日に1回、標準アクションとして、アラハズラは1d4ポイントの[火]ダメージを与える15フィートの円錐形の炎を放つことができる(反応・DC14・半減)。
&b(){呪文と装備} アラハズラは下記の呪文と装備を使用できる。
#divclass(pl-l-level-1){
 &i(){ブレス} アラハズラは50フィート以内にいる全ての味方の攻撃ロールと[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに1分間+1士気ボーナスを与えることができる。
 &i(){コマンド} 25フィート以内のクリーチャー1体はDC15の意志セーヴィング・スローに成功しなければならず、失敗した場合アラハズラの選んだ次の行動を実行する:「来い」、「落とせ」、「倒れろ」、「逃げろ」、または「止まれ」。
 &i(){クリエイト・ウォーター} アラハズラは25フィート以内に2ガロンの水を作り出す。誰もこの水を飲まなかった場合、この水は1日持続する。
 &i(){キュア・ライト・ウーンズ} アラハズラの巻物や呪文により、接触した目標の1d8+1ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){ディテクト・マジック} アラハズラは60フィートの円錐形の範囲内の魔法を感知することができる。精神集中することで、次のラウンドに範囲内にいくつの魔法のオーラがあるか判明することができる。その後で、1つのオーラについてより多くを学ぶ試みを行える。
 &i(){ライト} アラハズラが接触した1つの物体は10分間光を灯す。この呪文を同時に2つ以上有効にすることはできない。
 &i(){メイジ・アーマー} アラハズラのポーションにより服用者は1時間の間、ACに+4の鎧ボーナスを得る。
 &i(){スパーク} アラハズラは25フィート以内の放置されている物体に火をつけることができる。この物体は極小サイズでなければならない(おおよそ硬貨のサイズ)。
}

 無神論者の国ラハドゥームにいる裕福な男やもめの荷車製造人の娘アラハズラは何不自由なく育った。彼女にはお金で買える限りでの最高の家庭教師がおり、有益な結婚ができるよう、あるいはもしかしたらマナケトにある有名なウィザードの大学オクラリウムにさえ紹介されるよう、ずっと育てられてきた。
 16歳のアラハズラが目覚め、突然どういうわけか目が見えなくなっており、白い霧で目が曇り、周辺のぼんやりとした概形しか見えなくなっている事に気付いた朝に全てが変わった。彼女の父親は悲しみで我を忘れ、神のいない地で見つけられる最高の治療者を求めた。そして彼が想像できるよりも状況が悪かったことを発見しただけであった。治癒の手を持つバードらはこの熱のある子に触れたとき、女の子の病床を焼きながらも彼女を魔法的に傷つけない炎の爆風によって突然弾き返されたのだから。逃げたバードたちが自分たちの発見の残りの部分を明らかにしなければこれさえまだ耐えられたかもしれない:少女の炎は魔術や秘術の徴候を持っていなかったという発見を。アラハズラの揺るぎない無神論者である父親はそれをほとんど信じることができなかったが、彼の厳格なラハドゥームの一家は突如出現したクレリックを連想した。目が見えなく、虚弱で、噎び泣くアラハズラは砂漠の荒野のある南東に蹌踉めき出た。
 そこでアラハズラは初めて、乳白色の白内障の目を通して燃える太陽の球体をじっと見上げると風がゆっくりと彼女を砂丘の中へと葬らせた、という啓示を受けた。衰弱しゆく色彩の光景が突如爆発した。その中で、アラハズラはその時の自分ではないが未来のいつかの自分自身を見た――強く、誇り高く、激しい姿を。彼女は砂漠の力――太陽の、砂地の、そして炎の声――であり、彼女は人々にその真実を伝えることにした。ガルーンド大砂漠の熱い熾の中で焼かれるアラハズラは自分自身を知るようになっており、そうする中で自分の中で構築されている魔法の炎を利用している。

|“私は太陽の花嫁であり、燃える砂漠の預言者でもある。”|

&sup(){HOG}: Pathfinder Player Companion: Humans of Golarion

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**オラクル&small(){(4レベル)}

>彼女を中傷する者は寒気を催すが、戦いではアラハズラの激怒――特に不公平と不寛容に向けられるもの――は神の炎の壁の中で燃え盛る。

***アラハズラ &small(){ALAHAZRA}
女性、人間、4レベル・オラクル(&i(){Pathfinder RPG Advanced Player's Guide} 42)
LG/中型サイズの人型生物(人間)
&b(){イニシアチブ} +2; &b(){感覚} 暗視30フィート; 〈知覚〉+1
****防御
&b(){AC} 14、接触14、立ちすくみ11(+1反発、+2【敏】、+1回避)
&b(){hp} 31(4d8+8)
&b(){頑健} +3、&b(){反応} +4、&b(){意志} +6
****攻撃
&b(){移動速度} 40フィート
&b(){近接} 高品質のクオータースタッフ=+4(1d6)
&b(){遠隔} 高品質のライト・クロスボウ=+6(1d8/19~20)
&b(){修得オラクル呪文} (術者レベル4; 精神集中+8)
#divclass(pl-l-level-1){
2レベル(4回/日)―&i(){キュア・モデレット・ウーンズ}、&i(){サウンド・バースト}(DC17)、&i(){レジスト・エナジー}
1レベル(7回/日)―&i(){オブスキュアリング・ミスト}、&i(){キュア・ライト・ウーンズ}、&i(){コマンド}(DC15)、&i(){バーニング・ハンズ}(DC16)、&i(){ブレス}
0レベル(回数無制限)―&i(){ガイダンス}、&i(){クリエイト・ウォーター}、&i(){ステイビライズ}、&i(){スパーク}&sup(){APG}(DC15)、&i(){ディテクト・マジック}、&i(){ライト}
&b(){神秘} 炎
}
****一般データ
&b(){【筋】}10、&b(){【敏】}14、&b(){【耐】}12、&b(){【知】}10、&b(){【判】}13、&b(){【魅】}19
&b(){基本攻撃} +3; &b(){CMB} +3; &b(){CMD} 17
&b(){特技} 《回避》&sup(){*}、《啓示追加》&sup(){APG、*}、《呪文熟練:力術》&sup(){*}
&b(){特徴} 〔多くの街の言葉〕&sup(){HOG}、〔危険なまでの好奇心〕&sup(){APG}
&b(){技能} 〈軽業〉+7(跳躍では+11)、〈言語学〉+2、〈交渉〉+12、〈真意看破〉+5、〈知識:次元界〉+4、〈知識:宗教〉+4、〈知識:歴史〉+4、〈治療〉+7、〈呪文学〉+7、〈魔法装置使用〉+12
&b(){言語} オシーリオン、共通語、ポリグロット語
&b(){その他の特殊能力} オラクルの呪い(曇った視界)、啓示(残り火の舞踏&sup(){*}、火のブレス、熱のオーラ)
&b(){戦闘用装備} &i(){ポーション・オヴ・メイジ・アーマー}、&i(){スクロール・オヴ・デイライト}、&i(){スクロール・オヴ・インヴィジビリティ・パージ}、&i(){スクロール・オヴ・レッサー・レストレーション}、&i(){ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ}(15チャージ)、&i(){ワンド・オヴ・メイジ・アーマー}(12チャージ)、&i(){ワンド・オヴ・スコーチング・レイ}(5チャージ)、錬金術師の火、耐毒剤(2)、治療用具; &b(){その他の装備} 高品質のライト・クロスボウとボルト10本、高品質のクオータースタッフ、&i(){クローク・オヴ・レジスタンス+1}、&i(){リング・オヴ・プロテクション+1}、背負い袋、巻物入れ、呪文構成要素ポーチ、保存食(4)、水袋、78gp
&sup(){*} この能力の効果はアラハズラのデータに算出済みである。
****特殊能力
&b(){曇った視界} アラハズラは30フィートを超えると何も見えないが、30フィートの暗視を持っている。
&b(){火のブレス} 1日に1回、標準アクションとして、アラハズラは4d4ポイントの[火]ダメージを与える15フィートの円錐形の炎を放つことができる(反応・DC16・半減)。
&b(){熱のオーラ} 1日に1回、即行アクションとして、アラハズラは自身の周囲に10フィート以内の全てのクリーチャーに2d4ポイントの[火]ダメージを与える熱のオーラを纏うことができる(反応・DC16・半減)。このオーラは次のターンが始まるまで20%の視認困難も与える。
&b(){呪文と装備} アラハズラは下記の呪文と装備を使用できる。
#divclass(pl-l-level-1){
 &i(){ブレス} アラハズラは50フィート以内にいる全ての味方の攻撃ロールと[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに4分間+1士気ボーナスを与えることができる。
 &i(){バーニング・ハンズ} アラハズラは4d4ポイントの[火]ダメージを範囲内のクリーチャーに与える15フィートの円錐形の炎を作り出す(反応・DC16・半減)。
 &i(){コマンド} 30フィート以内のクリーチャー1体はDC15の意志セーヴィング・スローに成功しなければならず、失敗した場合アラハズラの選んだ次の行動を実行する:「来い」、「落とせ」、「倒れろ」、「逃げろ」、または「止まれ」。
 &i(){クリエイト・ウォーター} アラハズラは35フィート以内に8ガロンの水を作り出す。誰もこの水を飲まなかった場合、この水は1日持続する。
 &i(){キュア・ライト・ウーンズ} アラハズラのワンドにより、接触した目標の1d8+1ポイントのダメージを治癒する。呪文として発動した場合は、1d8+4ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){キュア・モデレット・ウーンズ} アラハズラは接触した目標の2d8+4ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){デイライト} アラハズラの巻物により50分間60フィートに届く明るい光を作り出し、その先60フィートの照明段階を1段階上昇させる。範囲内に魔法の闇がある場合、交差する範囲はどちらの呪文の効果も及ぼさない。
 &i(){ディテクト・マジック} アラハズラは60フィートの円錐形の範囲内の魔法を感知することができる。精神集中することで、次のラウンドに範囲内にいくつの魔法のオーラがあるか判明することができる。その後で、1つのオーラについてより多くを学ぶ試みを行える。
 &i(){ガイダンス} アラハズラは接触した目標がすぐ後に行う1回の攻撃ロール、セーヴィング・スロー、または技能判定に+1の技量ボーナスを与える。
 &i(){インヴィジビリティ・パージ} アラハズラの巻物は術者を中心とした半径25フィート以内の全ての&i(){インヴィジビリティ}を無効にする。この効果は5分間続き術者に沿って移動する。
 &i(){レッサー・レストレーション} 3全ラウンドの発動の後、アラハズラの巻物により、接触した目標の能力値ダメージを1d4ポイント回復する、または能力値を減少させるほとんどの魔法の効果を解呪する。この呪文の目標は疲労状態でなくなり、過労状態を疲労状態まで軽減する。
 &i(){ライト} アラハズラが接触した1つの物体は40分間光を灯す。この呪文を同時に2つ以上有効にすることはできない。
 &i(){メイジ・アーマー} アラハズラのワンドとポーションにより接触した目標は1時間の間、ACに+4の鎧ボーナスを得る。彼女はワンドを起動するためにDC20の〈魔法装置使用〉判定に成功しなければならない。
 &i(){オブスキュアリング・ミスト} アラハズラは自身を中心とする半径20フィートに拡散する霧を強制的に呼び出し、この霧は4分間経過するか軟風か疾風に吹き消されるか[火]の呪文に焼き消されるまで持続する。この霧が消えるまで全ての視覚(暗視であっても)は阻害される。霧の中にいる隣接するクリーチャーへの攻撃は視認困難のため20%の失敗確率があり、それより遠い霧の中にいるクリーチャーは完全視認困難を得る(50%の失敗確率があり、視覚による目標とすることができない)。
 &i(){レジスト・エナジー} 40分の間、アラハズラが接触した目標は、[酸]、[冷気]、[電気]、[火]、または[音波]の中から選択したダメージに10の抵抗を得る。
 &i(){スコーチング・レイ} アラハズラのワンドにより敵に4d6ポイントの[火]ダメージを与える炎の灼熱光線を放つことができる。彼女は最大30フィートまでこの光線を放てる(命中は+5遠隔接触)。彼女はこのワンドを起動するためにDC20の〈魔法装置使用〉判定に成功しなければならない。
 &i(){サウンド・バースト} アラハズラは35フィート以内の場所に範囲10フィートの音の破裂を送り出す。範囲内の全てのクリーチャーは1d8ポイントの[音波]ダメージを受け、DC17の頑健セーヴに失敗したものは1ラウンド間朦朧状態になる。
 &i(){スパーク} アラハズラは35フィート以内の放置されている物体に火をつけることができる。この物体は極小サイズでなければならない(おおよそ硬貨のサイズ)。
 &i(){ステイビライズ} アラハズラは35フィート以内の目標1体を容態安定化する。目標は瀕死でなくなるが依然気絶状態である。
}

 アラハズラはマナケトの東にあるラハドゥームという小さな町で生まれた。彼女の故郷は、「内海」の波に、そしてこの街道に沿って行軍する奴隷の鎖の乾いた涙に因んで名付けられた、アジールから遠い地ソシスへと繋ぐ「塩街道」として知られている交易路に点在する多くの宿駅の1つだ。裕福で男やもめの荷車製造人の娘であるアラハズラは何不自由なく育った。彼女にはお金で買える限りでの最高の家庭教師がおり、有益な結婚のため、あるいはもしかしたらマナケトにある有名なウィザードの大学オクラリウムに紹介されるため、ずっと育てられてきた。
 16歳のアラハズラが目覚め、突然どういうわけか目が見えなくなっており、白い霧で目が曇り、周辺のぼんやりとした概形しか見えなくなっている事に気付いた日に全てが変わった。彼女の父親は神のいない地で見つけられる最高の治療者を求めた。そして想像以上に状態が悪かったことを発見しただけであった。治癒の手を持つバードらはこの熱のある子に触れたとき、女の子の病床を焼きながらも彼女を傷つけない炎の爆風によって突然弾き返されたのだから。逃げたバードたちが自分たちの発見の残りの部分を明らかにしなければこれさえまだ耐えられたかもしれない:少女の炎は魔術や秘術の徴候を持っていなかったという発見を。アラハズラの揺るぎない無神論者である父親はそれをほとんど信じることができなかったが、彼の厳格なラハドゥームの一家は突如出現したクレリックを連想した。
 怒った父親に直面し皮膚の中で燃えているかのような新しい能力に怯えるアラハズラは、長時間大声で潔白だと抗議したが、無駄であった。信頼と故国の誇りへの裏切りを感じ、気分が悪くなったアラハズラの父は、娘に最後の親切を施し、背中にほんの少しの衣類を着せただけの彼女を追い出し、純法隊が到着して保護下に置く前に逃げるようにと――そして最早ラハドゥームに家族はいないのだから、神々を新たな家族とするように――と指示した。
 目が見えず、虚弱で、失望と怒りで啜り泣いているアラハズラは、南東の砂漠へと転がり入り、その荒野が提供すべき乏しい日陰と水を探した。何日も彼女は、未だ異端と思しき彼女への報復を望んでいるかもしれない追跡者と距離を置くことだけを望みながら彷徨い、ついには脱水症状を起こし瀕死状態になって砂丘の日陰で頽れた。
 乳白色の白内障の目を通して燃える太陽の球体をじっと見上げると風がゆっくりと彼女を砂丘の中へと葬らせた、という啓示をアラハズラが初めて受けたのはこの場所だ。彼女の見ることができなくなった眼の後ろ側で、衰弱しゆく色彩の光景は突如爆発した。その中で、アラハズラはその時の自分ではないが未来のいつかの自分自身を見た――強く、誇り高く、激しい姿を。その瞬間、アラハズラは自分が単なる少女を超えた存在であることを理解した。彼女は砂漠の力――太陽の、砂の、そして炎の声――であり、人々にその真実を伝えることにした、人々にそれを聞く準備が出来ているかいないかに拘らず。ガルーンド大砂漠の熱い熾の中でゆっくりと焼かれるアラハズラは自分自身を知るようになっており、そうする中で自分の中で構築されている魔法の炎を利用している。
 新しい能力の助けを借りて、アラハズラは東へと着実に進み、[[スーヴィア]]を通り、[[オシーリオン]]にたどり着くまで塩街道を進んだ。そこで彼女は決意し、巨大都市と不毛な平地を放浪し、知恵と治癒を与え、邪なものに清めた炎を与えた。やがて彼女の評判は高まり、より上流階級への繋がりを得、彼女は、もしかしたら紅玉王子の王宮の中でさえ、強力な殿方の仲間と賞賛者を作っていると囁かれるようになった。しかしアラハズラ自身は自分の過去をほとんど話さない。未来だけが彼女を悩ませ、そして彼女の義務は視力を蔑む幻視の明瞭さによってその未来を守ることである。
 今や注目を浴びる美女に成長したアラハズラは、親切ではあるが他人行儀であり、しばしば環境の音と匂いに感じ入る為に会話を中断させる。彼女が低い嗄れた声で話す時、彼女の言葉は命令の重みを持つ。彼女は神――父と母国の両方に対する彼女の苦悩の根幹――をこれまで崇拝したことはないと主張しているが、彼女は八百万の神を尊ぶようになっており、神々を「強力で重要な味方たち」と呼んでいる。アラハズラは愚か者に対する寛容さがほとんどないが、孤児と不正や彼女自身のような過酷な境遇の犠牲者に弱く、自分自身を冒険者仲間の母親役と見做している。

|“私は太陽の花嫁であり、燃える砂漠の預言者でもある。”|

&sup(){HOG}: Pathfinder Player Companion: Humans of Golarion

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**オラクル&small(){(7レベル)}

>戦いでは、アラハズラの不公平に向けられる激怒は神の炎の壁の中で燃え盛る。

***アラハズラ &small(){ALAHAZRA}
女性、人間、7レベル・オラクル(&i(){Pathfinder RPG Advanced Player's Guide} 42)
LG/中型サイズの人型生物(人間)
&b(){イニシアチブ} +2; &b(){感覚} 暗視60フィート; 〈知覚〉+1
****防御
&b(){AC} 15、接触14、立ちすくみ12(+1反発、+2【敏】、+1回避、+1外皮)
&b(){hp} 59(7d8+21)
&b(){頑健} +5、&b(){反応} +6、&b(){意志} +8
****攻撃
&b(){移動速度} 40フィート
&b(){近接} 高品質のクオータースタッフ=+6(1d6)
&b(){遠隔} 高品質のライト・クロスボウ=+8(1d8/19~20)
&b(){修得オラクル呪文} (術者レベル7; 精神集中+12)
#divclass(pl-l-level-1){
3レベル(5回/日)―&i(){キュア・シリアス・ウーンズ}、&i(){シアリング・ライト}、&i(){ディスペル・マジック}、&i(){ファイアーボール}(DC20)
2レベル(7回/日)―&i(){アライン・ウェポン}、&i(){キュア・モデレット・ウーンズ}、&i(){サウンド・バースト}(DC19)、&i(){ベアズ・エンデュアランス}、&i(){レジスト・エナジー}
1レベル(8回/日)―&i(){オブスキュアリング・ミスト}、&i(){キュア・ライト・ウーンズ}、&i(){コマンド}(DC16)、&i(){シールド・オヴ・フェイス}、&i(){バーニング・ハンズ}(DC18)、&i(){ブレス}、&i(){プロテクション・フロム・イーヴル}
0レベル(回数無制限)―&i(){ガイダンス}、&i(){クリエイト・ウォーター}、&i(){ステイビライズ}、&i(){スパーク}&sup(){APG}(DC17)、&i(){ディテクト・マジック}、&i(){メンディング}、&i(){ライト}
&b(){神秘} 炎
}
****一般データ
&b(){【筋】}10、&b(){【敏】}14、&b(){【耐】}12、&b(){【知】}10、&b(){【判】}13、&b(){【魅】}21
&b(){基本攻撃} +5; &b(){CMB} +5; &b(){CMD} 19
&b(){特技} 《回避》&sup(){*}、《啓示追加》&sup(){APG、*}、《呪文熟練:力術》&sup(){*}、《上級呪文熟練:力術》&sup(){*}、《素早い移動》、《追加hp》&sup(){*}
&b(){特徴} 〔多くの街の言葉〕&sup(){HOG、*}、〔危険なまでの好奇心〕&sup(){APG、*}
&b(){技能} 〈威圧〉+9、〈軽業〉+11(跳躍では+15)、〈言語学〉+2、〈交渉〉+16、〈真意看破〉+5、〈知識:次元界〉+5、〈知識:宗教〉+4、〈知識:歴史〉+4、〈治療〉+7、〈呪文学〉+10、〈魔法装置使用〉+16
&b(){言語} オシーリオン、共通語、ポリグロット語
&b(){その他の特殊能力} オラクルの呪い(曇った視界)、啓示(残り火の舞踏&sup(){*}、火のブレス、熱のオーラ、火の翼)
&b(){戦闘用装備} &i(){エレメンタル・メタマジック・ロッド}(レッサー、[冷気])&sup(){APG}、&i(){オイル・オヴ・デイライト}、&i(){ポーション・オヴ・メイジ・アーマー}、&i(){スクロール・オヴ・エア・ウォーク}、&i(){スクロール・オヴ・ブレッシング・オヴ・ファーヴァー}、&i(){スクロール・オヴ・ブレス・オヴ・ライフ}、&i(){スクロール・オヴ・フリーダム・オヴ・ムーヴメント}、&i(){スクロール・オヴ・インヴィジビリティ・パージ}、&i(){ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ}(15チャージ)、&i(){ワンド・オヴ・レッサー・レストレーション}(7チャージ)、&i(){ワンド・オヴ・メイジ・アーマー}(12チャージ)、&i(){ワンド・オヴ・スコーチング・レイ}(術者レベル7、8チャージ)、錬金術師の火、耐毒剤(2)、治療用具; &b(){その他の装備} 高品質のライト・クロスボウとボルト10本、高品質のクオータースタッフ、&i(){アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1}、&i(){クローク・オヴ・レジスタンス+2}、&i(){ヘッドバンド・オヴ・アリュアリング・カリズマ+2}、&i(){リング・オヴ・プロテクション+1}、背負い袋、巻物入れ、呪文構成要素ポーチ、保存食(4)、水袋、268gp
&sup(){*} この能力の効果はアラハズラのデータに算出済みである。
****特殊能力
&b(){曇った視界} アラハズラは60フィートを超えると何も見えないが、60フィートの暗視を持っている。
&b(){エレメンタル・メタマジック・ロッド} アラハズラは毎日3つの呪文を通常のダメージ種別の代わりに[冷気]ダメージを与える呪文、または半分が[冷気]ダメージでもう半分が通常のダメージ種別を与える呪文に修正することができる。
&b(){火のブレス} 1日に2回、標準アクションとして、アラハズラは7d4ポイントの[火]ダメージを与える15フィートの円錐形の炎を放つことができる(反応・DC18・半減)。
&b(){熱のオーラ} 1日に2回まで即行アクションとして、アラハズラは自身の周囲に10フィート以内の全てのクリーチャーに2d4ポイントの[火]ダメージを与える熱のオーラを纏うことができる(反応・DC16・半減)。このオーラは次のターンが始まるまで20%の視認困難も与える。
&b(){《素早い移動》} アラハズラは移動する時移動困難地形5フィートぶんを無視でき、これにより5フィート・ステップを行うことができる。
&b(){火の翼} 即行アクションとして、アラハズラは一対の火の翼を出現させ、飛行移動速度60フィートを得る。彼女はこの翼を1分ずつ1日に最大7分間使用できる。
&b(){呪文と装備} アラハズラは下記の呪文と装備を使用できる。
#divclass(pl-l-level-1){
 &i(){エア・ウォーク} アラハズラの巻物は接触した目標に70分間通常の速度で空中を歩く能力を与える。目標が上昇または下降するための最大角度は45度である(しかし登りの移動速度は半分になる)。疾風以上の強さの風は風向きと同じ方向に目標を吹き動かすか、もしくはより痛烈な効果を及ぼす。
 &i(){アライン・ウェポン} アラハズラは武器1つ(または矢弾50発)に7分間ダメージ減少を克服する目的で悪、混沌、善、秩序の属性を与えることができる。
 &i(){ベアズ・エンデュアランス} アラハズラは接触した目標の【耐久力】に+4強化ボーナスを7分間与える。これは一時的にヒット・ポイントを目標のレベルごとに2ポイント上昇させ、頑健セーヴに+2ボーナスを与える。
 &i(){ブレス} アラハズラは50フィート以内にいる全ての味方の攻撃ロールと[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに7分間+1士気ボーナスを与えることができる。
 &i(){ブレッシング・オヴ・ファーヴァー} アラハズラの巻物は40フィート以内の互いに30フィート以内にいるクリーチャーの内最大7体のクリーチャーに効果を及ぼすことができる。各目標は7ラウンドの間、それぞれのターンの始めに次の5つの効果の中から1つの効果を選ぶ。
・その移動速度が30フィート増加する。
・機会攻撃を誘発することなく即行アクションで立ち上がる。
・全力攻撃アクションの一部として追加の1回の攻撃を最大の基本攻撃ボーナスを用いて行う。
・攻撃ロールに+2のボーナスと、アーマー・クラスおよび反応セーヴに+2の回避ボーナスを得る。
・2レベル以下の呪文1つを、それが《呪文距離延長》、《呪文持続時間延長》、《呪文音声省略》、あるいは《呪文動作省略》の1つが適用されているかのように発動する。
 &i(){ブレス・オヴ・ライフ} アラハズラの巻物により接触したクリーチャーのヒット・ポイントを5d8+9ポイント治癒する。これはクリーチャーが直近のラウンドで死亡した場合でも機能し、合計ヒット・ポイントが負の【耐久力】の値より多ければ命を取り戻す。これは[即死]効果により死亡した場合またはアンデッドになっている場合は機能しない。命を取り戻した場合、目標は24時間の間、負のレベル1を被る。
 &i(){バーニング・ハンズ} アラハズラは5d4ポイントの[火]ダメージを範囲内のクリーチャーに与える15フィートの円錐形の炎を作り出す(反応・DC18・半減)。
 &i(){コマンド} 40フィート以内のクリーチャー1体はDC16の意志セーヴィング・スローに成功しなければならず、失敗した場合アラハズラの選んだ次の行動を実行する:「来い」、「落とせ」、「倒れろ」、「逃げろ」、または「止まれ」。
 &i(){クリエイト・ウォーター} アラハズラは40フィート以内に14ガロンの水を作り出す。誰もこの水を飲まなかった場合、この水は1日持続する。
 &i(){キュア・ライト・ウーンズ} アラハズラのワンドにより、接触した目標の1d8+1ポイントのダメージを治癒する。呪文として発動した場合は、1d8+5ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){キュア・モデレット・ウーンズ} アラハズラは接触した目標の2d8+7ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){キュア・シリアス・ウーンズ} アラハズラは接触した目標の3d8+7ポイントのダメージを治癒する。
 &i(){デイライト} 物体に塗布した場合、アラハズラのオイルは50分間60フィートに届く明るい光を作り出し、その先60フィートの照明段階を1段階上昇させる。範囲内に魔法の闇がある場合、交差する範囲はどちらの呪文の効果も及ぼさない。
 &i(){ディテクト・マジック} アラハズラは60フィートの円錐形の範囲内の魔法を感知することができる。精神集中することで、次のラウンドに範囲内にいくつの魔法のオーラがあるか判明することができる。その後で、1つのオーラについてより多くを学ぶ試みを行える。
 &i(){ディスペル・マジック} アラハズラは 170フィート以内の魔法の効果を終了を試みることができる。そうする場合、彼女は1d20+7をロールし、11+目標とする効果の術者レベル以上の結果を出さなければならない。成功した場合、その魔法の効果は直ちに終了する。あるいは、リヴァーニは敵の術者の呪文発動を相殺するためにアクションを待機することができる。この用法は呪文相殺と同様であるが、成功した場合のみ敵の呪文を失敗させる。
 &i(){ファイアーボール} アラハズラは小さな珠を最長680フィートまで飛ばし、その地点に半径20フィートの拡散する炎を発することができる。(目標地点より手前の狭い開口部を通す場合、壁に当たり想定より早く発火してしまうのを避けるために彼女は+7の遠隔接触攻撃ロールを行わなければならない。)この&i(){ファイアーボール}は範囲内の全てのクリーチャーと物体に7d6ポイントの[火]ダメージを与える(反応・DC20・半減)。
 &i(){フリーダム・オヴ・ムーヴメント} アラハズラの巻物により目標を70分間、組みつき、減速化または麻痺などの移動を妨げるほとんどの効果を無効化し自由に動けるようにすることができる。
 &i(){ガイダンス} アラハズラは接触した目標がすぐ後に行う1回の攻撃ロール、セーヴィング・スロー、または技能判定に+1の技量ボーナスを与える。
 &i(){インヴィジビリティ・パージ} アラハズラの巻物は術者を中心とした半径25フィート以内の全ての&i(){インヴィジビリティ}を無効にする。この効果は5分間続き術者に沿って移動する。
 &i(){レッサー・レストレーション} 3全ラウンドの発動の後、アラハズラの巻物により、接触した目標の能力値ダメージを1d4ポイント回復する、または能力値を減少させるほとんどの魔法の効果を解呪する。この呪文の目標は疲労状態でなくなり、過労状態を疲労状態まで軽減する。
 &i(){ライト} アラハズラが接触した1つの物体は70分間光を灯す。この呪文を同時に2つ以上有効にすることはできない。
 &i(){メイジ・アーマー} アラハズラのワンドとポーションにより接触した目標は1時間の間、ACに+4の鎧ボーナスを得る。彼女はワンドを起動するためにDC20の〈魔法装置使用〉判定に成功しなければならない。
 &i(){メンディング} アラハズラは10フィート以内にある7ポンド以下の物体のダメージを1d4ポイント修復することができる。彼女は術者レベル7以下の破損状態(破壊状態ではなく)の魔法のアイテムを修復することが出来る。
 &i(){オブスキュアリング・ミスト} アラハズラは自身を中心とする半径20フィートに拡散する霧を強制的に呼び出し、この霧は7分間または軟風以上の風に吹き流させるか[火]の呪文に燃し消されるまで持続する。この霧が消えるまで全ての視覚(暗視であっても)は阻害される。霧の中にいる隣接するクリーチャーへの攻撃は視認困難のため20%の失敗確率があり、それより遠い霧の中にいるクリーチャーは完全視認困難を得る(50%の失敗確率があり、視覚による目標とすることができない)。
 &i(){プロテクション・フロム・イーヴル} 接触した目標は7分間悪のクリーチャーに対するセーヴィング・スローに+2抵抗ボーナスとACに+2反発ボーナスを得る。目標は善でない招来クリーチャーに触れられなくなり悪のクリーチャーによる精神支配および憑依に完全耐性を得る。精神支配および憑依された後にこの呪文を発動することで目標は+2ボーナスを持って新たなセーヴィング・スローを得る。
 &i(){レジスト・エナジー} 70分の間、アラハズラが接触した目標は、[酸]、[冷気]、[電気]、[火]、または[音波]の中から選択したダメージに20の抵抗を得る。
 &i(){スコーチング・レイ} アラハズラのワンドにより敵に2発の炎の灼熱光線を放つことができる。彼女は最大40フィート以内の同じ目標または異なる目標にこの光線を放てる(命中は+7遠隔接触)。各光線は4d6ポイントの[火]ダメージを与える。彼女はこのワンドを起動するためにDC20の〈魔法装置使用〉判定に成功しなければならない。
 &i(){シアリング・ライト} アラハズラは170フィート以内の目標に光の光線を遠隔接触攻撃として放てる(命中+7)。命中した場合、目標は3d8ポイントのダメージを負う(アンデッドであれば7d6ポイント、またアンデッドであり光に対して脆弱であれば7d8ポイント)。人造および物体は4d6ダメージを負う。
 &i(){シールド・オヴ・フェイス} アラハズラは接触した目標のACに7分間+3反発ボーナスを与えることができ、同様に接触AC、立ちすくみAC、およびCMDも上昇させる。
 &i(){サウンド・バースト} アラハズラは40フィート以内の場所に範囲10フィートの音の破裂を送り出す。範囲内の全てのクリーチャーは1d8ポイントの[音波]ダメージを受け、DC19の頑健セーヴに失敗したものは1ラウンド間朦朧状態になる。
 &i(){スパーク} アラハズラは40フィート以内の放置されている物体に火をつけることができる。この物体は極小サイズでなければならない(おおよそ硬貨のサイズ)。
 &i(){ステイビライズ} アラハズラ40フィート以内の目標をすべて容態安定化する。目標は瀕死でなくなるが依然意識はない状態である。
}

 アラハズラはマナケトの東にあるラハドゥームという小さな町で生まれた。彼女の故郷は、アジールから遠い地ソシスへと繋ぎ、内海地方の波とそれに沿って流れてくる奴隷の鎖の乾いた涙を運ぶPath of Saltとして知られる隊商のルートに点在する多くの途中の駅の一つである。裕福で男やもめの荷車製造人の娘であるアラハズラは何不自由なく育った。彼女はお金で買うことができた最高の家庭教師がおり、利益を得るための政略結婚や場合によってはマナケトにある有名なウィザードの大学Occulariumへと入学するために育てられてきた。
 アラハズラが16歳になった日全てが変わった。彼女が起きると突然どういうわけか目が見えなくなり、彼女の眼が白い霧で目が曇り、周辺のぼんやりとした概形しか見えなくなった。彼女の父親は悲しみで我を忘れ、神のいない地で見つけられる最高の治療者を求めた。そして想像以上に状態が悪かったことを発見しただけであった。治癒の手を持つバードが熱のある子供に触れようとしたとき、女の子の病原を燃やしたが魔法のように彼女を無傷のままにした炎の爆風によって突然発動され返された。逃げようとしているバードの発見の残りの部分を明らかにされていないなら耐えられたかもしれない:少女の炎は魔術や秘術の徴候を持っていなかった。アラハズラの無神論者である父親はそれをほとんど信じることができなかったが、彼の適切なラハドゥーム的な家庭は伸び行くクレリックをかくまった。目が見えなく、虚弱で、噎び泣くアラハズラは砂漠の荒野のある南東に巡り合った。
 太陽のような燃える球体で乳白色の白内障の目を通じてじっと見上げると、風がゆっくりと砂丘に彼女を葬らせ、アラハズラは最初の啓示を受けた。衰弱しゆく色彩の光景は突如爆発した。その中で、アラハズラは同じようには見えなかったが、ある日の彼女と出会った――強く、誇り高く、激しい姿を。その瞬間、彼女は自分が砂漠の力――太陽、砂地、炎の声――であり、人々にその真実を伝えることを理解した。偉大なガルーンド砂漠の熱い石炭で焼くことによってアラハズラは自分自身を知るようになり、その中で自分の中の魔法の炎を利用した。

|“私は太陽の花嫁であり、燃える砂漠の預言者でもある。”|

&sup(){HOG}: Pathfinder Player Companion: Humans of Golarion