*ケレッシュ人(Keleshite) ケレッシュ人は[[カスマロン]]大陸中部の砂漠に住む民族である。[1] ***外見 ケレッシュ人は黒い髪を持ち、アーモンド色ややや黄色がかった目をしている。男性は通常ヒゲを蓄える。衣服は絹や麻、木綿で、砂と日光から目と髪を守るためにヘッドドレスやヴェイル、ターバンが普通である。砂漠の気候に適した緩やかな衣服を好む。砂漠に住むケレッシュ人は、日光から目を守るため、目の下に暗青色や黒の刺青を入れている。 ***文化 ケレッシュ人は砂漠の熱と火に育てられた種族と言われる。用心や野蛮な力、こつこつした努力よりも、大胆で機知に富む戦術を重んじ、すぐ怒りすぐ許し、豪奢を愛する。 ケレッシュ人は砂漠のクリーチャーと繋がりが強く、自分たちの文明はジンやブルー・ドラゴンと取引して得た者だと主張している。真偽はともかく、現在でもジンの導師から魔術の秘密を学ぶケレッシュ人は数多い。 ケレッシュでは次の世代を生み出す女性は宝石のように大切にされるが、男は戦って自分の居場所を勝ち取らなければならない。 冒険者としては[[ファイター]]、騎射に特化した[[レンジャー]]、[[サーレンレイ]]のクレリックが多い。戦場においてはスマートに遠隔攻撃を用いることを好むが、近接戦闘においてもデルヴィーシュの伝統を誇っている。 [[カタペシュ]]、[[オシーリオン]]、[[ネックス]]、[[カディーラ]]、[[タルドール]]でよく見られる。 アーバダー、ロヴァググ、イローリ、サーレンレイを信仰するものが多い。 ケレッシュ人はケレッシュ語(Kelish)を話す。 ***名のり ケレッシュ人の名前は[[カスマロン]]内陸部の文化に由来する。上流の文化に属するものはケレッシュ帝国の文化に由来する名前を名乗る。下層階級の者とある種の戦士氏族の者は中北部のステップ地地帯の騎馬文化と繋がりがある名前を名乗る。そのようなものはしばしば氏族や家族と関わりがある姓を持つ。(*)がついている名前がそのような北方騎馬文化の名である。 ''女性名'':アメストリ Amestri、アルタゾストラ Artazostra、ベレザータ Barezata、ダーバ* Dhabba*、イウニ Iuni、イゾラ* Izora*、キスミア Khismia、カイラ* Kyra*、ナーディラ* Naadhira*、サーバ* Sahba*、シリン Shirin、ウタナ Utana、ワージダ* Waajida*、ゼメストラ Xemestra、ザリシュ Zarishu ''男性名'':アーキフ* Aakif*、アクヤ Akkuya、アラスメス Arasmes、バーラム Bahram、ファヤード*Fayyaadh*、イク・テシュプ Ik-Teshup、イリザティ Irizati、カイル* Khair*、コバド Kobad、オーミズド Ormizd、ファルマーティシュ Parumartish、クズマン* Quzman*、ルスマニャ Rusmanya、ワレザナ Warezana、ゾシャク Xoshak ***参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). [[Campaign Setting]], p. 24. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 >[[内海地域]]