リノーム諸王の地

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リノーム諸王の地 - (2010/04/22 (木) 02:13:15) のソース

*リノーム諸王の地(Lands of the Linnorm Kings)
#image(http://www29.atwiki.jp/prdj?cmd=upload&act=open&pageid=525&file=Land+of+the+Linnorm+Kings.jpg,width=50,center)

''リノーム諸王の地''は、[[アヴィスタン]]亜大陸最西北に位置する、[[ウールフェン人]]の故地である。

***歴史
戴冠の時代 the Age of Enthronement([[アブサロム]]建設から[[エイローデン]]死亡までの期間)、リノーム諸王の地のウールフェン人たちはロングシップにのって内海地域沿岸諸国を荒らしまわっていた。今日ではそのような襲撃は減少しているが、4704ARに[[アブサロム]]が襲われているように、なくなったわけではない。

3313 AR、魔女王バーバー・ヤーガによってリノーム諸王の地東部が制圧され、[[イリセン]]が建てられた。彼らに対する遺恨は未だに続いている。

***政治
リノーム諸王の地には中央政府はなく、数個の居住地をまとめるいくつかの小王国が存在する。このような王国どうしの争いは、通常は仲裁、賠償金の支払い、代表戦士による冒険の試練などで決着が付けられる。リノーム王はリノームの首を城門の上に飾る権利を有することからそう呼ばれている。リノームを狩ることの困難さから、リノーム王の数は時期によって変動する。 

***地理
リノーム諸王の地は北に[[世界の冠]]、南に[[ヴァリシア]]と接し、Steaming Sea に面した寒冷な土地である。通年降水があり、冬季は激しく雪が降る。地形はタイガや湿地がほとんどで、氷河による侵食が見られる。フェイの住む First World への通路がいくつかあり、そのためこの地には、リノームなどフェイと繋がりのあるさまざまなクリーチャーが多い。

''Kalsgard'':リノーム諸王の地で最大最古の王国。ウールフェン人の他にノーム、ドワーフ、交易に来た[[ヴァリシア人]]の居留地がある。
''Bildt'':リノーム諸王の地で第2の王国。ここの造船所から多くのウールフェン人が南へ襲撃に赴く。
''Halgrim'':アイアンバウンド諸島(the Ironbound Archipelago)にある王国。リノームを従える女性のリノーム王 White Estrid が統治する。彼女は15隻の船団を率いて[[ニダル]]を荒らし、[[シェリアックス]]の守る Arch of Aroden を突破して[[アブサロム]]を襲った。他の国とは違い、リノームを狩ってその首を飾っているのではなく、生きているリノームを従えている。
''Trollheim'':イリセンとの国境地帯のパトロール隊である黒鴉隊 Blackravens の本拠。 

***参考文献
[1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 92. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1