基本
「英語の、助動詞がよくわからない。」
とよく聞かれます。残念ながら、「助動詞」という単元は、唯一ではありませんけど、ほとんど暗記です!
will、can、may、should、ought to、need、have to、had better、、、
など様々な助動詞がありますが、これらの助動詞の「使い方」と「意味」を覚えれば完璧にマスター出来ます!
使い方、っていうのは、例えば、
「ought to」は否定すると「ought not to」になり、
「had better」は否定すると「had better not」になりますよ、といったことだったり、
「need」という助動詞は基本的に否定文でしか使われないので、
「needn't」という形が基本ですよ、ということだったり、、、ですね。
そして、あとは
「may have done」とか「cannot have done」といった、
助動詞+現在完了の形で「過去推量」を表すという用法もあります。
例えば、
He cannot have played soccer yesterday.
で、「彼は昨日サッカーをしたはずがない」となります。
基本的にはこんなふうに、過去のことに対して
「~はずがない!」「~したかもしれない」「~するべきだったのに」「~したはずだ」
といった形で推量したりするのです。助動詞によって意味が変わるのが、また面倒。
助動詞の意味に関しても、これは問題を解いて慣れてほしいのですが、
例えば「will」だと、中学生のときにも習ったと思いますが、「~だろう」という意味や、あるいは「~するつもりだ」という意味がありますね。
高校生になってくると新しく出てくる面白い意味がありまして、
willを否定した「won't」に、「どうしても~しようとしない」という意味があります。
例えば、
The door won't open.
で、「そのドアはどうしても開こうとしない」という訳になります。
「そのドアは開かないだろう」だと×なんですね。
こういったいろんな意味を覚えて、問題を解きながら慣れていってください。
そのときに、「助動詞は暗記がメイン」がために、問題の解答も暗記していきがちですが、
確かに何度も解くと解答は覚えてしまいますが、
毎回毎回、「この場合空欄には○○的な意味のものが入りそうだから・・・」といった具合に、
「なぜその答えになるのか」をちゃんと筋道立てて説明できるようにしましょうね!
あとは、助動詞の慣用表現がありまして、例えば
「may well ~」で「~するのがもっともだ」とか、
「might as well A as B」で「BするくらいならAしたほうがましだ」といったものがあります。
助動詞の慣用表現は全部で10個もありません。僕はすぐ覚えて慣れましたよ!
助動詞に関してはこのぐらいでしょうか。
最終更新:2023年12月06日 05:25