Twitterなどで自分の意見を発信したり、あるいは他の人の意見に対してリプを送ったりするときに、どのように思考を整理し、伝達していけば、「おかしな」事態を招かないのか、について考えてみました。
「おかしな」事態というのはもちろん、喧嘩が起こったりとか、そういうことです。
要するに、どうすれば人と人が不快な気持ちにならずに円滑にコミュニケーションできるのか、ということについて考えてみたわけです。
以下の通りです。
1、自分の主張を「とりあえず」言語化する
2、反論・反例を想定し、それに答えられないような欠陥があるか検証する(場合分け的な思考を行う)
3、バランスのとれた主張へと修正する
4、他者が理解できる論になるように、論理的矛盾(現状誤認含む)が限りなく少ないことを確認。
5、他者が納得しやすい論になるように、「絶対化」が限りなく少ないこと(謙虚さがあること)を確認。
6、以上により論の整理が完了。それを(Twitterなどで)他者に言葉で発信する際には、以下のことを確認。
①独りよがりなものになっていないか(視点・視野は広いか)、相手の事情に踏み込んでいるか(情報収集)
②前提条件ができるだけ多くの他者に共有できるか
③誤解は生まような書き方がされているか(例:省略がある場合はそれが適切か、文法的解釈が割れないか)
特に6の①②は非常に大切である。
個人的に、相澤理先生や妹尾真則先生のツイートがかなり伸びているのは、その先生の問題視している状況が把握しやすく、しかも独りよがりになっていないからである。
また、人と議論を重ねていく際には、
「自分であれ他人であれ、誰でも間違いや勘違いを起こす」という認識も大切だ。
日本語のミスもあるだろうし、相手の発言をよく読んでいないがために起こす勘違いもあるだろう。
こういう視点があれば、
「人の間違いをバカにする」ような言動は減るはずなので、他者と円満にコミュニケーションをとることが可能である。
最終更新:2023年11月25日 06:43