Point
①1912年 第1次護憲運動
↓
②民本主義 by吉野作造
↓
③1918年 米騒動
↓寺内内閣が倒れて…
④1918年 原敬内閣成立 → 日本初の本格的な政党内閣
詳説
①ロシア革命→シベリア出兵(革命が広がるのをおさえる)
②出兵する軍が大量の米を買う(軍に大量の米が持っていかれる=米不足になる)、と商人たちが予想
③商人たちが、(農家=地主から)米を(仕入れて)買い占める
④その多くを軍に売る
⑤残った少量の米を米屋に売る→少量のため、当然値段は高い
⑥米屋が、少量の米を高く売る
↓そんな中
⑦1918年7月 富山県の漁村の主婦が、米の県外への積み出しに反対→安売りを要求
⑧翌8月 米屋を襲う=米騒動
⑨全国の都市に広まる
①これまでは、藩閥の勢力が強く、陸軍や藩閥に支持された内閣が中心だった。(内閣総理大臣が軍人であることも多かった。)
②しかし、米騒動の影響で、国民の意見をもっと反映させるべきだという動きが高まり、当時、衆議院の第1党「立憲政友会」のリーダー(総裁)である原敬が内閣総理大臣となった。
③このように、多数党(多数の議席を占めている党)の人たちが中心となって政治を行う内閣を、政党内閣という。
④つまり、政党内閣においては、国民の意見が政治に反映されている。
最終更新:2023年11月22日 23:10