はじめに
「落ちる」という言葉に敏感な諸君。
気にする必要はない。
落ちる人は落ちる、受かる人は受かるのだ。ただそれだけだ。
「え、はじめから決まってるんですか?」
うむ。
だが、生まれた瞬間に決まっているという意味ではない。
勉強している今この瞬間のあなたが、どういう思考の持ち主なのかによって、受かるか落ちるかは予言できると言っているのである。
なんだかスピリチュアルなことを言っているように聞こえる人もいるかもしれない。
しかし決してそういう話ではない。しっかり説明しよう。
そもそも、「正しい方向性」で勉強できない人はいくら努力しても受からないわけであるが、間違った方向性で勉強している受験生というのは人から何を言われてもそれを直そうとしない未熟な精神の持ち主だ。こういう人が、大人の話に耳を傾け「正しい」方向に切り替えるためには、ふつうは強めの人格矯正が必要である。
もちろん、自分の意思(volition)をもつことは大切だが、それでうまくいかないなら、殻に縮こまっていないで、プロの言うことに耳を傾けるしかない。
今回は、「落ちる受験生」の特徴を羅列した。
ここに書かれているものに一つでも当てはまるというのなら、あなたは確実に受験に落ちる。断言する。なので、受験勉強をする前にそこを直すことから始めるべきだ。
本当は「受かる受験生」というテーマで書きたかったが、それを言っても響かない人が多いので、あえてこのような刺激的な記事を書くことにしたわけである。
「落ちる受験生」の特徴
- 安易に解ける「テクニック」を求める
- 参考書の浮気癖/中途半端/一冊を完璧にできない
- こだわりが強い/理想が強い/いいものが表れると浮気しがち
- 勉強法の模索で時間を浪費する
- 自分の軸がない/選択基準があいまい/色んなものに振り回される
- 動画を途中で飛ばす/見るのを放棄する
- 自分で調べられることを調べない
- 字が読めない/筆記が安定していない
- 神経質/要領よく読み流すことができない
- 愚痴が激しい/何をやっても不満ばかり (弱い者ほど吠える)
- 日本語能力に乏しい
- 基礎の学習を怠る/段階をすっ飛ばす
- 過去問を解き捨てる/過去問から何も学ばない
- 模試を受ける量が異常に多い
- 上の人に対する言葉遣いが汚い
- 受験を甘く見ている
- 自分より他人/他人にグイグイいく
- キリがないほどに人に質問する/本能のまま衝動的に質問する
- 自分を制するのが苦手/誘惑に惑わされて勉強が進まない
- 釣られる・騙される・誘惑される
- 人の言うことを鵜呑みにする
例)「この先生がこの参考書やれば9割とれるって言ってたから…」
- 人に頼りすぎる/ずうずうしい
- 同じ質問を2回繰り返す
- 先のことを気にしすぎる
- 現実逃避癖がある
- 正攻法から逃げやすい/自己流に走る
- 損得にこだわる
- のんき
- 本題が解決し終わってないのに「そういえば」と話を変える
最終更新:2024年01月01日 17:46