■なぜ日本の農産物の価格は輸入農産物より高いのか?
★希少価値の原理によるもの。
★希少価値の定義の確認
量が少ない→ものの価値が高い=値段が高い
量が多い→ものの価値が低い=値段が高い
★なぜ農作物が少なくなったのか
①戦後政策の一環である減反政策の影響
→作物は土地の面積と収穫量に比例します。裏を返せ
ば、面積が少ないほど作物が少なくなります。
②労働者が少ないこと
→作業効率や次世代の農家の減少にもつながる。
③海外(特にアメリカや東南アジア)の土地の面積が広い
農業に力を入れている。日本と比べて、地理環境的にも、海外のほうが安いのです。
④日本は円高だったから
円高は結論からのべると輸出がしにくい。そのため、輸出量が少なくなりがちになる。
⑤日本は不況だったから
不況→多くの人はお金を持っていない
→高い日本産は買わない
1農家が潰れる→日本産が少なくなり、高くなる。
2外国産を売れば儲かる→貿易が盛んになる。
⑥貿易の自由化の影響
貿易が自由化される(貿易したい放題)
→外国も遠慮なく作物を輸出してくる
→作物が大量に溢れて、外国産が安く販売される。
→日本産が売れなくなる(農家が衰退)
最終更新:2023年11月22日 22:21