内容一致問題とは
内容一致問題とは、長文読解問題の最後に設置されることが多いもので、
「以下の中から正しいものを○つ選びなさい。」
みたいなものです。選択肢の数は、5個ということもあれば、10個以上あることもあるでしょう。
解答手順
①先に選択肢を見て、目立つことばにチェックを入れる
- 目立つ言葉が見当たらない場合は、とりあえず主語に線を引いておきましょう。
- このやり方は、賛否両論あります。文章全部解いてから設問を目にする、というやり方でも構いません。自分に合ったやり方を見つけましょう。
②本文をキリのいいところまで読むたびに選択肢を捌く
- 本文を読んでいき、キリのいいところまで読んだら(例えば1つの段落を読み終えた後など)、そのたびに捌(さば)ける選択肢がないか確認してみます。
- そしてまた文章を読んでキリのいいところまでいったら内容一致問題を解き…を繰り返します。
③「○/△/×」の3つの観点で選択肢を判断する
- 選択肢を判断するときには、「○か×か」の2つを決めようとするのではなく、「○か×か?か」という3つの基準を設けておきましょう。具体的には以下の通りです。
・本文の内容と完全に一致している場合 → ○
・本文の内容と完全に矛盾している場合 → ×
・本文に「書いていない」ため、○(もしかしたら読み取れる)とも×ともとれる場合 → ?
- しばしば「書いていない選択肢は×」と言われますが、そのやり方は危ないということです。
以上のやり方で、だいたいどの大学の問題も解けるはずです。
あとは過去問演習を繰り返して、自分なりのプロセスをしっかり作っておいてください。
最終更新:2023年12月07日 11:26