★Point
①古墳=豪族(地方の有力者)の墓 ※周りに埴輪
→一番多いのは「前方後円墳」
(1)大仙古墳
(2)稲荷山古墳 (3)江田船山古墳 → 「ワカタケル大王」 ※当時の君主=大王!
→豪族たちを大王がまとめて1つの政権を作っていたのではないか?
→ヤマト王権 ※奈良県の「大和」の豪族たちが作ったから
②朝鮮半島とのつながり
→朝鮮半島内の4地域→高句麗・百済・伽耶・新羅 (ひだり=百済、みぎ=新羅)
武力での支配を強めるために…(口で言うよりも武力で支配したほうが被支配者は言うことを聞く。例:なぜジャイアンは強いか?→言うこと聞かないと殴られるから。)
(1)【4世紀①】鉄資源を求め、まずは伽耶と交流
※加羅を足掛かりに、朝鮮全土の支配を目論んでいた。高句麗が干渉するのが邪魔だったから、やっつけようとした
(2)【4世紀②】百済と同盟 → 高句麗(+新羅)に交戦 → 日本・百済は敗北 → 仲良し
(3)【5世紀①】渡来人やってくる (理由)戦乱を避けるため
※実際に渡来人は技術力の高さゆえに、ヤマト朝廷から気に入られて、渡来人はヤマト朝廷の支配体制の一部に組み込また
→[伝えたもの]須恵器・漢字(5世紀)、仏教・儒教(6世紀)
→倭はパワーアップ
→ヤマト王権による国内統一
(4)【5世紀②】中国の南朝に認めてもらう
(目的)倭の王としての地位を高めるため(そうすれば、朝鮮よりも日本が優れていることを認めてもらうことができ、朝鮮半島南部の支配ができる!)
※滅ぶ順番は伽耶→百済→高句麗→新羅 覚え方は「か(き)く(け)こ(さ)し」
※何をもって「統一」と言うか
古墳時代においては、支配体制が未完成(厳密には無機能)だった
↓
飛鳥時代になって、大宝律令ができて支配体制が完成=国内統一。
支配している人は、古墳でも飛鳥でも実質一緒。名前が「大王→天皇」に変わった
※統一の種類は3つ。
①武力的に支配したが、支配体制ができていない
(例)ヤマト朝廷など
②武力的にも支配し、支配体制も完成している。
(例)枚挙に暇がないくらい具体例が多い。
③支配体制(思想支配も含む)だけで支配している。
(例)枚挙に暇がないくらい具体例が多い。
※「朝貢」について
- 朝貢=貢物を与えること。その代わりに称号をGetする。(Give&Takeをイメージしよう)
- 朝貢されている国=親分、朝貢している国=子分。
- 当時は中国が東アジアのNo.1。
4世紀頃、朝鮮半島(高句麗除く)&日本は中国に朝貢していた
- 原則として、「朝貢している国」に攻めてはいけない。
→万が一そういうことがあれば、中国がブチぎれる。
→攻めたい(厳密には「その国に対して優位になりたい」)場合、中国の認可が必要。
→だからこそ、391年、日本は同盟を組んだ百済と一緒に高句麗に交戦
最終更新:2023年11月22日 22:24