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B5/アパリー - (2017/03/14 (火) 01:56:33) の編集履歴(バックアップ)


アパリー Apallie

この小さな緑色の粘体は絶え間なく形を変え、しばしば二足歩行の漠然とした人型生物の外見となる。

アパリー 脅威度2 Apallie CR 2

経験点600
N/小型サイズの粘体
イニシアチブ +2; 感覚 〈知覚〉+5
防御
AC 15、接触13、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+2【敏】)
hp 22(4d8+4)
頑健 +2、反応 +5、意志 +2
防御能力 不定形完全耐性 粘体の種別特性
弱点 太陽アレルギー
攻撃
移動速度 20フィート、登攀20フィート
近接 叩きつけ(×2)=+6(1d3+2、加えて1d4[酸])
擬似呪文能力 (術者レベル4;精神集中+4)
回数無制限:オルター・セルフ(小型の人型生物のみ)
一般データ
【筋】14、【敏】15、【耐】12、【知】13、【判】12、【魅】11
基本攻撃 +3; CMB +4; CMD 16
特技 《欺きの名人》《神速の反応》
技能 〈隠密〉+10、〈知覚〉+5、〈登攀〉+10、〈はったり〉+2、〈変装〉+6
言語 森語
生態
出現環境 温暖/地形問わず
編成 単体、2体、または共棲集団(4~12)
宝物 乏しい
特殊能力
 太陽アレルギー(超常)/Sun Allergy 太陽光は自動的にアパリーのオルター・セルフの擬似呪文能力を解呪する。

 ほとんどの粘体は精神を持たず、消費するだけの存在である。知性を備えている珍しい粘体でさえ、仲間よりも他のクリーチャーの消費を好む傾向がある程度だ。しかし時折、強力な念術魔法の術者の存在下の粘体は感情と人格の一部の基準を注入され、文化的な社会に参加することを切望する。術者が初期の粘体を構成する原初の粘液の正常な混合に近付けようと、特にストレスの多い儀式あるいは強力な精神的な離れ業を完成させると、術者の精神の一部が壊れ粘体に注入され、アパリーと呼ばれる存在がつくられる。
 新しくつくられたアパリーは通常その製作者の種族の一員であると確信している。その最大の願望その祖先の社会に加わることであり、人型生物の居住地へと暗示する形態へと姿を変える。しかしながら、太陽が昇り始めるとすぐさまアパリーの本来の性質が再確認され、このような変装は簡単に発見される。このように発見荒れ田粘体は、しばしば町から逃げ出し、次の居住地でその運を試すことに強いられるが、特に頑固なアパリーの一部は、新しい形態をとり、異なる変装で次の晩に戻ってくる。
 アパリーは夜行性のクリーチャーであり、太陽光との接触が真の不定形の形態へ戻ることを強制する。たとえその形状が強制的にも度に戻ったとしても、アパリーは真にその製作者の種族の一員であり、何かしらの恐ろしい呪いを受けたと主張している。粘体の比較的高い知力にもかかわらず、この自己のイメージへの理不尽な付着物は、極端な状況でさえも持続する。アパリーの製作者がアパリーと異なるサイズであった場合、アパリーはその作者を依然として模倣しようとし、そのサイズ差を認めることを拒否して祖先が属していたエルフ、人間、他の種族の一員であろうとすることを試みる。
 アパリーは日中隠れるために下水道やその他の閉鎖された場所を提供し、暗いとき彼らが人型生物の姿を捕ることができる好ましい夜の生活をする大都市に一般的にいる。一部のアパリーはこのような環境下では受理と成功さえ見つけるが、小さな粘体は決して自身が人型生物であることを証明しようとすることは決して止めず、(プラトニックかロマンチックかにかかわらず)あらゆる関係が予測可能な災害に終わることはほとんどない。
 真の形態では、アパリーは体重約40ポンド(約18.1kg)で、直立すると身長約3フィート(約0.9m) である。