例え過酷な環境と長時間にわたる仕事であっても、君を疲労させることはそうそうない。
利益:君は以下の判定に+4のボーナスを得る:非致傷ダメージに抵抗する際の
〈水泳〉判定、疾走を続けるための【耐久力】判定、強行軍による非致傷ダメージを受けないための【耐久力】判定、息を止める際の【耐久力】判定、飢えや渇きによる非致傷ダメージを受けないための【耐久力】判定、熱気や冷気環境から非致傷ダメージを受けないための頑健セーヴ、および、窒息によるダメージに抵抗するための頑健セーヴ。
また、軽装鎧や中装鎧を着て眠っても
疲労状態にならない。
通常:中装以上の鎧を着て眠ったキャラクターは、翌日
疲労状態になる。
君は軽快な足を持っている。
利益:君が疾走する時、軽装鎧か中装鎧を着ている時か、鎧を着ていない時、もしくは運んでいる重量が中荷重以下の時には、移動速度の5倍で移動できる。また重装鎧を着ているか、重荷重の時には、移動速度の4倍で移動できる。助走を付けてから跳躍を行う時(
〈軽業〉を参照)、
〈軽業〉判定に+4のボーナスを得る。また、疾走している時にもACへの【敏捷力】ボーナスを失わない。
通常:君が疾走する時、軽装鎧か中装鎧を着ている時か、鎧を着ていない時、もしくは運んでいる重量が中荷重以下の時には、移動速度の4倍で移動できる。また重装鎧を着ているか、重荷重の時には、移動速度の3倍で移動できる。疾走している時にはACへの【敏捷力】ボーナスを失う。
君は縄抜けと注意を引かずに行動することが得意である。
利益:すべての
〈脱出術〉及び
〈隠密〉判定に+2のボーナスを得る。もしどちらかの技能ランクが10以上ならば、その技能へのボーナスは+4になる。
君の癒しの手は慈悲による追加効果を得る。
前提条件:癒しの手、慈悲の能力。
利益:君が使用できる慈悲を1つ選ぶ。君が癒しの手を使ってクリーチャー1体を治癒した時、対象は選択した慈悲の効果を追加で受ける。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。この特技を取るたびに、新しい慈悲を選択すること。
君は
バードの呪芸の能力を通常より多く使える。
前提条件:バードの呪芸の能力。
利益:君は1日に6ラウンド追加でバードの呪芸を使用できる。
特殊:この特技は複数回取得できる。効果は累積する。
君のクリティカル・ヒットによって相手はおびただしい量の血を流し始める。
前提条件:
《クリティカル熟練》、基本攻撃ボーナス+11。
利益:斬撃、あるいは刺突武器によってクリティカル・ヒットを放った時、クリティカルの対象は通常のクリティカル・ダメージを受けるのみならず、2d6ポイントの出血ダメージ(“
状態”を参照)を毎ラウンド自分のターンに受ける。出血はDC15の
〈治療〉技能判定か、なんらかの魔法による治癒によって止まる。この特技による効果は累積する。
特殊:
《クリティカル体得》を持っていない限り、1回のクリティカル・ヒットに対して適用できるクリティカル特技は1つだけである。
君は呪文の威力を増強し、より多くのダメージを与えられるようにできる。
利益:威力強化された呪文の変数となっている効果はダイス・ロールへのボーナスも含めてすべて1/2だけ増加する。
セーヴィング・スローと対抗判定には影響せず、ランダムな変数を持たない呪文もまた影響されない。威力強化された呪文は、本来のレベルより2レベル高い呪文スロットを使用する。
君の呪文は起こりうる最大の効果を発揮する。
利益:威力最大化された呪文の変数となっている効果は最大化される。セーヴィング・スローと対抗判定には影響せず、ランダムな変数を持たない呪文もまた影響されない。威力最大化された呪文は、本来のレベルより3レベル高い呪文スロットを使用する。
威力強化され、威力最大化された呪文は、その利益を別々に得る。すなわち、最大化された結果に、通常通りダイスを振って決めた結果の半分を足し合わせる。
君は音を立てずに呪文を発動することができる。
利益:音声省略された呪文は、音声要素無しで発動できる。もともと音声要素のない呪文には影響はない。音声省略された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
特殊:バード呪文をこの呪文修正特技で強化することはできない。
君は呪文の射程を延長できる。
利益:君は距離が近距離、中距離、遠距離である呪文の距離を2倍にすることができる。近距離の呪文は50フィート+5フィート/レベルとなり、中距離の呪文は200フィート+20フィート/レベル、そして長距離の呪文は800フィート+80フィート/レベルとなる。距離延長された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
呪文の距離が具体的な長さとして示されていない呪文、あるいは示されているとしても近距離、中距離、長距離のいずれでもない呪文は距離延長できない。
君は呪文がより広い範囲をカバーするように発動することができる。
利益:君は効果範囲が爆発、放射、拡散である呪文の範囲を拡大できる。その呪文の効果範囲の大きさを示す数値は2倍に増える。効果範囲拡大された呪文は、本来のレベルより3レベル高い呪文スロットを使用する。
呪文の効果範囲が上記の4種類(訳注:5刷
エラッタで直線状が削除された名残)以外で示されている呪文は、この特技で効果範囲が拡大することはない。
君はほんの一瞬で呪文を発動できる。
利益:高速化された呪文の発動は即行アクションである。高速化された呪文を発動したラウンドに、さらに他のアクション(呪文の発動を含む)を行うことができる。発動時間が1ラウンドを超える呪文や、発動時間が1全ラウンド・アクションより長い呪文は高速化できない。
高速化された呪文は、本来のレベルより4レベル高い呪文スロットを使用する。
特殊:対象とする呪文の発動時間が1全ラウンド・アクションまでであれば、ソーサラーやバードなどの準備無しに発動する呪文や、クレリックやドルイドなどの任意発動に、君はこの特技の利益を、発動時間を全ラウンド・アクションにすることなく適用できる。
君は呪文を2倍長く保たせることができる。
利益:持続時間延長された呪文は通常より2倍長く持続する。持続時間が“精神集中”、“瞬間”、“永続”の呪文はこの特技の作用を受けない。持続時間延長された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
魔法系統を1つ選択する。君が発動したその系統の呪文に抵抗することは、より難しくなる。
利益:選択した魔法系統の呪文を発動する場合、それに対して行われるすべてのセーヴィング・スローのDCは+1される。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。1回取得するたびに、1つの新しい魔法系統に適用される。
君は他者の呪文を似たような呪文で相殺する術を持っている。
利益:呪文相殺を行う際、君は相殺しようとする呪文よりも1レベル以上高い、同じ系統の呪文でその呪文を相殺できる。
通常:この特技を持たない場合、君は相殺しようとする呪文と同じ呪文か、その呪文を相殺できると指定された呪文でしか相殺できない。
君はいくつかの呪文を完全に修得しており、呪文書無しでそれらを準備できる。
前提条件:ウィザード・レベル1。
利益:この特技を取得する度に、君の【知力】修正値に等しい数の自分が修得している呪文を選ぶ。以降、それらの呪文は呪文書無しで準備できる。
通常:この特技無しでは、
リード・マジック以外の呪文は呪文書から準備しなければならない。
君は間合いの中にいる呪文使いが防御的発動に失敗した時、機会攻撃を行うことができる。
前提条件:
《発動妨害》、ファイター・レベル10。
利益:君の機会攻撃の範囲内にいる敵が呪文の防御的発動に失敗した時、対象は君から機会攻撃を誘発する。
通常:呪文の防御的発動に失敗した敵は機会攻撃は誘発しない。
君は動作無しで呪文を発動できる。
利益:動作省略された呪文は動作要素無しで発動させることができる。動作省略された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
君は呪文をより高いレベルの呪文であるかのように発動できる。
利益:レベル上昇済みの呪文は通常よりも高い呪文となる(最高9レベル)。他の呪文修正特技と異なり、《呪文レベル上昇》は修正した呪文の有効レベルを実際に上昇させる。(セーヴィング・スローのDCや、
レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティを打ち破る能力のような)呪文レベルに依存するすべての効果は、上昇後のレベルに従って計算される。レベル上昇された呪文は、その有効レベルの呪文と同じだけ、準備し発動するのが難しい。つまり、その有効レベルのスロットを使用する。
君は転ばせた相手に追撃を行うことができる。
前提条件:
《攻防一体》、
《足払い強化》、基本攻撃ボーナス+6、【知】13
利益:足払いを行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《足払い強化》によるボーナスと累積する。また、君が足払いに成功した時、相手は機会攻撃を誘発する。
通常:足払いされても機会攻撃を誘発しない。
君の攻撃はほとんどの敵の防御を貫通する。
前提条件:
《貫通打撃》、
《武器熟練》、ファイター・レベル16。
利益:
《武器熟練》で指定した武器による攻撃は、ダメージ減少を10ポイントまで無視する。もしダメージ減少がタイプを持たない(ダメージ減少10/―など)場合、5ポイントまでしか無視できない。
組みつきの維持は、君にとっては第二の天性となっている。
前提条件:
《組みつき強化》、
《素手打撃強化》、基本攻撃ボーナス+6、【敏】13。
利益:組みつきを行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《組みつき強化》によるボーナスと累積する。また、君がクリーチャーに組みついた場合、組みつきの維持は移動アクションで行える。この特技によって、君は相手を動かしたり、ダメージを与えたり、押さえ込むための組みつき判定を1ラウンドに2回行えるが、2回行わなくても構わない。組みつきを維持するためには、2回の判定のうちどちらか一方に成功すればよい。
通常:組みつきを維持するのには標準アクションが必要である。
敵は君の危険な移動を避けるために飛び退かなければならない。
前提条件:
《蹴散らし強化》、
《強打》、基本攻撃ボーナス+6、【筋】13。
利益:蹴散らしを行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《蹴散らし強化》によるボーナスと累積する。また、君がクリーチャーを蹴散らして
伏せ状態にさせた時、機会攻撃を誘発させる。
通常:蹴散らしによって
伏せ状態になっても機会攻撃は誘発しない。
《呪文熟練》を持っている魔法系統を1つ選択する。君が発動したその系統の呪文は、抵抗することが非常に難しい。
前提条件:
《呪文熟練》。
利益:選択した魔法系統の呪文を発動する場合、それに対して行われるすべてのセーヴィング・スローのDCは+1される。このボーナスは
《呪文熟練》によるボーナスと累積する。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。1回取得するたびに、すでに
《呪文熟練》を取得している魔法系統1つに新たに適用される。
君は盾によって攻撃を防ぐことに熟練している。
前提条件:
《盾熟練》、
《盾習熟》、基本攻撃ボーナス+1、ファイター・レベル8。
利益:使用している盾によるACへのボーナスが1上昇する。このボーナスは
《盾熟練》によるボーナスと累積する。
君はとてつもないダメージを与える一撃を放つことができる。
前提条件:
《渾身の一打強化》、
《渾身の一打》、基本攻撃ボーナス+16。
利益:君が攻撃アクションを行う際、最も高い基本攻撃ボーナスを用いて1回の攻撃を行う。この攻撃による武器のダメージ・ダイスを4回振り、その結果を【筋力】修正値によるダメージや(
フレイミングなどの)武器の能力、(急所攻撃などの)狙いの正確さに基づくダメージやその他のダメージ・ボーナスに加算する。この武器による追加ダメージ・ダイスはクリティカル・ヒットによって倍加せず、単に合計値に加算するだけである。他のダメージへのボーナスは通常通り倍加される。
この特技は君がより強力な
使い魔を手に入れることを可能とするが、それができるのは君が新しい
使い魔を獲得できる時だけである。
前提条件:新しい使い魔を得る能力、適切な属性とレベル(以下を参照)。
利益:使い魔を選ぶ時、下のリストに列記されたクリーチャーも選択肢の1つとなる。君はそれぞれの属性軸(秩序から混沌、善から悪)において1段階ずつまでなら属性のずれた使い魔を選択できる。
使い魔 |
属性 |
秘術呪文術者レベル |
セレスチャル・ホーク1 |
中立にして善 |
3レベル |
ダイア・ラット |
真なる中立 |
3レベル |
フィーンディッシュ・ヴァイパー2 |
中立にして悪 |
3レベル |
小型エレメンタル(どの元素でも) |
真なる中立 |
5レベル |
スタージ |
真なる中立 |
5レベル |
ホムンクルス3 |
どれでも |
7レベル |
インプ |
秩序にして悪 |
7レベル |
メフィット(どのタイプでも) |
真なる中立 |
7レベル |
スードゥドラゴン |
中立にして善 |
7レベル |
クアジット |
混沌にして悪 |
7レベル |
1あるいは標準的な使い魔のリストに登場する動物のセレスチャル版。 2あるいは標準的な使い魔のリストに登場する動物のフィーンディッシュ版。 3主は最初にホムンクルスを作らなければならない。 |
上級
使い魔は以下の2つの点を除いては、通常の
使い魔のルールに従う。1つ目は、もしクリーチャーの種別が動物でない場合、そのクリーチャーの種別は変化しないということ。2つ目は、そのクリーチャーと同じ種類の生き物と会話するという能力は得ないということ(もっとも、多くは最初からコミュニケーション能力を持ってはいるが)。
君に突き飛ばされた敵はバランスを崩す。
前提条件:
《突き飛ばし強化》、
《強打》、基本攻撃ボーナス+6、【筋】13。
利益:突き飛ばしを行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《突き飛ばし強化》によるボーナスと累積する。また、君が突き飛ばしに成功した時、相手の移動は君の味方からの(君は含まない)機会攻撃を誘発する。
通常:突き飛ばしによって動かされたクリーチャーは機会攻撃を誘発しない。
君の呪文は容易に呪文抵抗を貫通する。
前提条件:
《抵抗破り》。
利益:クリーチャーのSRを打ち破るための術者レベル判定(1d20+術者レベル)に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《抵抗破り》によるボーナスと累積する。
君は2つの武器で同時に戦うことに信じられないような技量を持つ。
前提条件:【敏】19、
《二刀流強化》、
《二刀流》、基本攻撃ボーナス+11。
利益:君は利き手でない手に持った武器で-10のペナルティを受けて3回目の攻撃を行える。
君は敵が攻撃に過剰反応するように仕向けることができる。
前提条件:
《攻防一体》、
《フェイント強化》、基本攻撃ボーナス+6、【知】13。
利益:君がフェイントによって相手のACへの【敏捷力】ボーナスを失わせた時、相手は次の君の攻撃に対してボーナスを失うだけでなく、次の君のターンの開始までボーナスを失ったままである。
通常:フェイントによってACへの【敏捷力】ボーナスを失うのは次の攻撃に対してのみである。
君は敵の武器を遠くに吹き飛ばすことができる。
前提条件:
《攻防一体》、
《武器落とし強化》、基本攻撃ボーナス+6、【知】13。
利益:武器落としを行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《武器落とし強化》によるボーナスと累積する。また、君が武器落としに成功した時、武器はその所持者から15フィート離れたランダムな位置に落ちる。
通常:武器落としによって落ちた武器は所持者の足下に落ちる。
すでに
《武器開眼》の対象として選択した1種類の武器を選ぶ(素手打撃や、組みつきも含む)。その武器による君の攻撃はより破壊力を持つ。
前提条件:選択した武器への習熟、選択した武器への
《上級武器熟練》、選択した武器への
《武器熟練》、選択した武器への
《武器開眼》、ファイター・レベル12。
利益:選んだ武器を使って行うすべてのダメージ・ロールに+2のボーナスを加える。このボーナスは
《武器開眼》によるボーナスを含む、他のボーナスと累積する。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。この特技を取るたびに、その効果は新しい種類の武器に適用される。
すでに
《武器熟練》の対象として選択した1種類の武器を選ぶ(素手打撃や、組みつきも含む)。君はその武器の扱いにおいて達人と呼ぶにふさわしい。
前提条件:選択した武器への習熟、選択した武器への
《武器熟練》、基本攻撃ボーナス+1、ファイター・レベル8。
利益:選んだ武器を使って行うすべての攻撃ロールに+1を加える。このボーナスは、
《武器熟練》によるボーナスを含む他のボーナスと累積する。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。この特技を取るたびに、その効果は新しい種類の武器に適用される。
君の破壊的な攻撃は武器や鎧を切り裂いてその持ち主にも到達し、一撃でアイテムと所持者双方にダメージを与える。
前提条件:
《武器破壊強化》、
《強打》、基本攻撃ボーナス+6、【筋】13。
利益:武器破壊を行う際の判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは
《武器破壊強化》によるボーナスと累積する。君が武器破壊によって武器、盾、あるいは鎧を破壊した時、超過したダメージはそのアイテムの所持者に与えられる。アイテムを1hp残した状態にすると決めた場合には、ダメージの転送は起きない。
君が召喚したクリーチャーはより力強く、頑丈だ。
前提条件:
《呪文熟練:召喚術》。
利益:君がなんらかの
サモン呪文で召喚したクリーチャーは、その呪文の持続時間の間、【筋力】と【耐久力】に+4の強化ボーナスを得る。
君は自然の中でどうやっていくかと、傷を適切に処置する方法を知っている。
利益:すべての
〈治療〉及び〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。もしどちらかの技能ランクが10以上ならば、その技能へのボーナスは+4になる。
君は通常の人に比べて鋭い反射神経を持っている。
利益:すべての反応セーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。
君は身の回りにある様々な危険を回避するコツをつかんでいる。
前提条件:
《神速の反応》。
利益:1日1回、反応セーヴィング・スローを振り直すことができる。この能力は、ロールの結果が明らかになる前に使用を宣言する必要があり、たとえ結果が悪くなっても2回目のロールを使わなければならない。
君は魔法の杖を作ることができる。
前提条件:術者レベル11。
利益:君は前提条件を満たす魔法のスタッフを作ることができる。スタッフを作るには、基本価格1,000GPにつき1日かかる。必要な材料費は基本価格の半分である。新しく作られたスタッフには、チャージが10回分ある。詳しくは“魔法のアイテム”の章にある魔法のアイテムの作成の項を参照のこと。
君は素手打撃で戦うことに長けている。
利益:君は素手の時でも武装しているものと見なされる。すなわち、君が武装した敵を素手で攻撃する時、その敵は機会攻撃を行うことができない。君は選択することで素手打撃により致傷ダメージか非致傷ダメージ、どちらか好きなほうを与えることができる。
通常:この特技を持っていない場合、君は素手打撃の際には武装していないものと見なされ、また非致傷ダメージしか与えることができない。
君は単一の障害物であれば容易に横切ることができる。
前提条件:【敏】13。
利益:移動の際、1ラウンドに5フィートまでの移動困難な地形を通常の地形であるかのように扱う。この特技によって、君は移動困難なマスに向かって5フィート・ステップができる。
君は近接戦闘している目標に向けて遠隔攻撃を放つことが得意だ。
前提条件:
《近距離射撃》。
利益:近接戦闘に参加している敵に対して、通常受ける-4のペナルティを受けずに、遠隔武器を射撃したり投擲したりできる。
君の射撃は完全視認困難と完全遮蔽以外のすべてを無視する。
前提条件:【敏】19、
《近距離射撃》、
《精密射撃》、基本攻撃ボーナス+11。
利益:君の遠隔攻撃は完全遮蔽未満の遮蔽によってもたらされる目標のACボーナス、および完全視認困難未満の視認困難による失敗確率の影響を受けない。完全遮蔽、完全視認困難による効果は君の遠隔攻撃に対して通常通り適用される。
通常:“戦闘”の章にある遮蔽と視認困難の通常のルールを参照。
君は相手の考えをぐらつかせたり、うまく脅して考えを変えさたりするのが得意だ。
利益:すべての
〈交渉〉及び
〈威圧〉判定に+2のボーナスを得る。もしどちらかの技能ランクが10以上ならば、その技能へのボーナスは+4になる。
君はエネルギー放出の効果を受ける対象を選ぶことができる。
前提条件:【魅】13、エネルギー放出の能力。
利益:君がエネルギー放出を行う時、君の【魅力】修正値人までを効果から外すことができる。
通常:30フィート以内の全員が効果を受ける。選ぶことができるのは、自分が対象となるかならないかだけである。
君は集中を乱されている時や、攻撃を受けそうな時に呪文を発動することに熟達している。
利益:君は防御的発動時、および
組みつき状態で呪文や擬似呪文能力を発動するための精神集中判定に+4のボーナスを得る。
君は追加の遠隔攻撃ができる。
前提条件:【敏】13、
《近距離射撃》。
利益:遠隔武器で全力攻撃をする際、1回の追加攻撃を得ることができる。ただし、その場合すべての攻撃は-2のペナルティを受ける。
君はその他の
魔法のアイテムを作ることができる。
前提条件:術者レベル3。
利益:君は様々なその他の魔法のアイテムを作ることができる。その他の魔法のアイテムを作るには、基本価格1,000GPにつき1日かかる。必要な材料費は基本価格の半分である。詳しくは“魔法のアイテム”の章にある魔法のアイテムの作成の項を参照のこと。
君は自分で作ることができるその他の
魔法のアイテムを修理することもできる。修理には、それを0から作る場合の半分の材料費と半分の時間がかかる。
最終更新:2022年10月18日 00:32