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オニ:ヴォイド・ヤイ Oni, Void Yai

このそびえ立つ三眼有角の巨人は無数の戦争で敗北を知らない戦士の自信を身にまとっている。

ヴォイド・ヤイ 脅威度20 Void Yai

経験点307,200
LE/超大型サイズの来訪者オニ巨人原住変身生物
イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート、トゥルー・シーイング夜目〈知覚〉+29
防御
AC 36、接触9、立ちすくみ35(+18外皮、-2サイズ、+1【敏】、+9鎧)
hp 379(23d10+253);再生15([火炎]または善の武器)
頑健 +24、反応 +9、意志 +21
完全耐性 [氷雪];SR 31
攻撃
移動速度 40フィート、飛行40フィート(良好);60フィート、飛行60フィート(鎧なし)
近接 高品質のグレートクラブ=+39/+34/+29/+24(3d8+25/19~20)または
   叩きつけ(×2)=+38(2d6+17)
遠隔 虚空の矢=+23接触(6d6、加えて“生命力吸収”)
接敵面 15フィート;間合い 15フィート
特殊攻撃 虚空の罠、生命力吸収(2レベル、DC28)、命ずる声
擬似呪文能力 (術者レベル20;精神集中+27)
一般データ
言語 共通語、巨人語
その他の特殊能力 虚空形態、変身(大型、超大型、または巨大サイズの人型生物;ジャイアント・フォームII
生態
出現環境 寒冷または温暖/山岳
編成 単体
宝物 ×2(高品質のフル・プレート、高品質のグレートクラブ、その他の宝物)
特殊能力
命ずる声(超常)/Commanding Voice ヴォイド・オニは人型生物に対して用いるあらゆる(魅惑)または(強制)効果のセーヴDCに+4の種族ボーナスを得る。
虚空形態(超常)/Void Form ヴォイド・ヤイは即行アクションとして非実体状態になることができる。この形態ではその真の姿の実体のある黒い影のように見える。それは虚空形態である間、(非実体)の副種別と非実体防御的能力を得る。ヤイが持ち運んでいるあらゆる装備または鎧も非実体となる。鎧と外皮によるACボーナスを失うが、その【魅力】修正値に等しい反発ボーナスをACに得る(ほとんどのヴォイド・ヤイにとって+7で、ACは16となる)。非実体である間も話す事ができ、擬似呪文能力と特殊能力を使用することができる。
虚空の矢(超常)/Void Missile 即行アクションとして、ヴォイド・ヤイはその第三の眼から闇の矢を放つことができる。この矢によって起こされるダメージは負のエネルギー・ダメージである。この攻撃は距離180フィートで射程単位を持たない。
虚空の罠(超常)/Void Trap ヴォイド・オニが自分自身に何らかの(瞬間移動)効果(グレーター・テレポートおよびプレイン・シフト擬似呪文能力を含むが、テレポート・オブジェクト擬似呪文能力を含まない)を使用した場合、フリー・アクションとして虚空形態で目的地に到達することを選択することができる。そのようにした場合、瞬間移動する前に自分が占めていた接敵面の中で選択したマスに一時的な下級のスフィアー・オヴ・アニヒレイションを残すことができる。このスフィアー・オヴ・アニヒレイションは他のクリーチャーによって動かされることはないが、スフィアー自体はオニの次のターンに30フィートの飛行速度(完璧)で最も近い超小型以上のサイズのクリーチャーへと移動する。30フィート以内に適切なクリーチャーがいない場合、スフィアーはそのラウンドは移動しない。スフィアーがクリーチャーが占めるマスに入った場合(あるいはクリーチャーがスフィアに触った場合)、そのクリーチャーはディスインティグレイト呪文(術者レベル20、DC23)によるもののように効果を受ける。一度スフィアーがこの効果によってクリーチャーにダメージを与えた場合、スフィアーは消滅する――またクリーチャーに触れてチャージ消費されることがないという滅多にない場合にも24時間後に消滅する。セーヴDCは【魅力】に基づいている。

 虚空の概念は多くのものにとって理解しがたいものである。というのもそれは何らかの物が存在しないということを超えたものを含むものだからだ。また、要素としての“虚空”の概念は天上、星々の間の暗黒の場所、精神世界の在り方、そして新たな発想を生み出し心に描く余地さえも表現する。ヴォイド・ヤイはこれらの可能性全てを象徴する。オニ種族の邪悪さを例証するようなやり方で解釈して。
 下位のオニとは異なり、ヴォイド・ヤイは何らかの単独の人型生物の種族を代表するものではない――最も近いものは恐らくルーン・ジャイアントで、確かにヴォイド・ヤイは表面上この伝説の怪物に黒く重い筋肉質の体、角、牙が似ている。ヴォイド・ヤイは著しく強力なオニの霊と圧倒的に邪悪な場所が正確に正しい時間に交差することで出現する。まれに秘術的な変身によって既存のヤイが誇るべきヴォイド・ヤイの地位に昇進することがある――この変身を早めるためにオニが行うことができるという邪悪な儀式の噂は何人かの賢者を夜も眠らせない、そのような儀式が存在するならば、全てのオニは潜在的にヴォイド・ヤイとなることができるということだからだ――実際、ヴォイド・ヤイの身をすくませるような残酷さの資質を鑑みるに、これは目の醒めるような考えである。ほとんど全てのオニと同様に、ヴォイド・オニの武器と鎧の使用は残酷な過剰殺戮であるように思える。ヴォイド・オニは身の丈20フィート、体重10,000ポンド。
 ヴォイド・ヤイは下位のクリーチャーを虚空の助けを以って支配しようという欲望を満足させるために物質界に現れる。ヴォイド・ヤイは通常広大な縄張りの領有を主張し、ずっと大きなクリーチャーを従者として屈服させる。ファイアー・ヤイと同様にヴォイド・ヤイは頻繁に下位のオニを手下として使い、征服したあらゆる巨人の部族や社会を自分自身の周りに置くことを好む。まれにヴォイド・ヤイはより小さな人型生物の諸王国に号令をかけるが、巨大なるヴォイド・ヤイはこのようなちっぽけで取るに足らないクリーチャーの姿をとる能力を持たないため、しばしば不恰好で場違いであると感じる。他のヤイよりも更に、ヴォイド・ヤイは自らの真の姿を恥じる。その虚栄心によりほとんどの者はその変身能力を用いて息を呑むほど端正または美しい巨人の姿をとる達人であり、その姿で生活することを好む。戦闘が始まりその怒りが主となった時にのみ、彼らは真の恐るべき姿に戻る。

虚空王 Voidlords

 典型的なヴォイド・ヤイが持つかなりの力とオニ・ダイミョーの神のごとき力の間には、ユニーク・ヴォイド・ヤイの中間層が存在する。この文脈で“中間”という語を用いることはどこか愚かしいことだ。これらのまとめて虚空王として知られるユニーク・ヴォイド・ヤイは物質界を歩くクリーチャーの中で最も強力なものの1つだからだ。
 ヴォイド・ヤイは通常国々を支配することで満足しているが、虚空王は更に大きな役目をもって訪れている。あらゆる世界を支配しこれらの世界にすむ全てのものを屈服させることだ。虚空王は常に追加のヒット・ダイスまたはクラス・レベルを有するヴォイド・ヤイである。ファイター、モンク、ローグ・レベルが虚空王の好む選択だ。この強大な来訪者は、力とオニの生来の超常能力は定命のものの魔法よりも征服の優れた道であるという考えから通常は術者クラスを避ける。典型的なヴォイド・ヤイの能力を持つことに加え、それぞれの虚空王は、その虚空王が集中する特定の分野の鍵となる多くの力を持つ。虚空王が集中するものの例を2つ以下に示すが、この例はありうるもの全てのほんの一部に過ぎない。
 武術:虚空王の武術は常に素手攻撃によって攻撃する。素手攻撃によるダメージと1ラウンドの攻撃回数を決定するために20レベル・モンクの連打として扱う。この虚空王はボーナス特技として《朦朧化打撃》を得、以下の擬似呪文能力の使用回数を1日3回得る:グラスピング・ハンドグレーター・シャウトフォースフル・ハンド
 剣技:剣で戦う虚空王は常にある種の剣、通常はカタナを持ち歩く。この虚空王は以下の擬似呪文能力を1日3回使用する能力を得る:キーン・エッジブレード・バリアーメイジズ・ソード。彼らは自動的に刀剣類に習熟し、彼らが振るうあらゆる剣は、その武器が有するあらゆる魔法の特殊能力に加えて+5武器として扱われる。また剣技の虚空王は接触することであらゆる魔法の武器(アーティファクトを除く)を任意のサイズの剣に変化させることができる。