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ウォーター・ストライダー:ジャイアント・ウォーター・ストライダー Water Strider, Giant

この蟲はまるで固い地面の上に立つように、水面にいる自分の身体を長くけば立った脚で支える。

ジャイアント・ウォーター・ストライダー 脅威度1 Giant Water Strider

経験点400
N/大型サイズの
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、振動感知60フィート;〈知覚〉+4
防御
AC 12、接触10、立ちすくみ11(+2外皮、-1サイズ、+1【敏】)
hp 19(3d8+6)
頑健 +5、反応 +2、意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 30フィート、飛行20フィート(貧弱)
近接 (×2)=+2(1d4+1)、噛みつき=+2(1d2+1)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
一般データ
【筋】13、【敏】13、【耐】14、【知】―、【判】10、【魅】2
基本攻撃 +2; CMB +4; CMD 16(対足払い24)
技能 〈水泳〉+5、〈知覚〉+4、〈飛行〉-5; 種族修正 +4〈水泳〉、+4〈知覚〉
その他の特殊能力 水上滑走
生態
出現環境 気候問わず/水
編成 単体または共棲集団(2~9)
宝物 乏しい
特殊能力
 振動感知(変則)/Tremorsense ウォーター・ストライダーの振動感知はクリーチャーが水面に触れた場合にのみ機能する。

 水上滑走(変則)/Water Skating ウォーター・ストライダーは地面にいるかのように水面を移動することができる。水面を泳ぐウォーター・ストライダーは、〈水泳〉判定に成功することで水上に上がることができる。

 ジャイアント・ウォーター・ストライダー(巨大アメンボ)は水上を歩く能力を備えた脚の長いだ。彼らは魚や鳥を食べる。ウォーター・ストライダーは飛行能力が低いため、捕食者から逃げたり新しい餌場へと季節回遊する際にのみ使用する。彼らは沿岸に住む人型生物に乗騎として飼われることもある。ジャイアント・ウォーター・ストライダーは1~2年生きる。

 軽荷重(200ポンド)を超えた荷物を運ぶと、ジャイアント・ウォーター・ストライダーは水上滑走能力を失う。

ウォーター・ストライダー:ニンフ・ウォーター・ストライダー Water Strider, Nymph

この小さく、未成熟な水生蟲は、自分の重みを水面の張力で簡単に支えることができる。

ニンフ・ウォーター・ストライダー 脅威度1/4 Nymph Water Strider

経験点100
N/小型サイズの
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、振動感知60フィート(ジャイアント・ウォーター・ストライダーを参照);〈知覚〉+4
防御
AC 13、接触13、立ちすくみ11(+1サイズ、+2【敏】)
hp 4(1d8)
頑健 +2、反応 +2、意志 +0
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 30フィート、飛行20フィート(貧弱)
近接 (×2)=-1(1d3-2)、噛みつき=-1(1d2-2)
一般データ
【筋】7、【敏】15、【耐】10、【知】―、【判】10、【魅】2
基本攻撃 +0; CMB -3; CMD 9(対足払い17)
技能 〈水泳〉+2、〈知覚〉+4、〈飛行〉+0; 種族修正 +4〈水泳〉、+4〈知覚〉
その他の特殊能力 水上滑走(ジャイアント・ウォーター・ストライダーを参照)
生態
出現環境 気候問わず/水
編成 単体または共棲集団(2~9)
宝物 乏しい

 ニンフ・ウォーター・ストライダー(巨大アメンボの幼生)は、ジャイアント・ウォーター・ストライダーの未成熟な種だ――いも虫よりは成長しているが、大人というほどではない。これから食事と脱皮を繰り返して数ヶ月が過ぎると、脱皮のたびにサイズが大きくなり、最終的に大型の成体となる。このクリーチャーは成体に比べると臆病で驚きやすい。

 リザードフォークは野生のニンフ・ウォーター・ストライダーを狩り、素晴らしいごちそうとする。グリプリーボガードは食用に育てるが、家畜化に伴いニンフ・ウォーター・ストライダーはリザードフォークにとって魅力のないものとなってしまう。自然の中で彼らは近づく他のクリーチャーから必死に逃げるため、狩りや捕獲は難しい。グリプリーボガードリザードフォークといった部族の多くでは、生きたニンフ・ウォーター・ストライダーを捕らえることが成人の儀式と見なされている。

 ニンフ・ウォーター・ストライダーは大型以下のクリーチャーにおける乗騎としては適さない。
最終更新:2016年12月06日 21:37