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アツゥイカクラ Atuikakura

この巨大で赤いミミズのようなクリーチャーは、白い棘を何列も生やし、鉤状の歯で満たされた円形の口を持っている。

アツゥイカクラ CR14 Atuikakura

出典 Bestiary 6 32ページ
XP 38,400
真なる中立/巨大サイズの魔獣水棲
イニシアチブ +11;感覚 暗視60フィート、夜目振動感知120フィート;〈知覚〉+16
防御
AC 29、接触13、立ちすくみ22(+16外皮、-4サイズ、+7【敏】)
HP 207(18d10+108);高速治癒20
頑健 +17、反応 +18、意志 +12
防御的能力 崩壊
攻撃
移動速度 10フィート、水泳120フィート
近接 噛みつき=+27(3d6+13、加えて“毒”)、叩きつけ=+27(2d8+13/19~20、加えて“毒”)、触手=+25(2d6+6、加えて“つかみ”、および“毒”)
接敵面 20フィート、間合い 20フィート
特殊攻撃 触手のつかみ、転覆、棘だらけの叩きつけ内臓排出、飲み込み(6d6+19殴打ダメージ、AC18、HP20)
一般データ
【筋】36、【敏】25、【耐】22、【知】3、【判】18、【魅】13
基本攻撃 +18;CMB +35(組みつき+39);CMD 52(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《強打》《クリティカル強化:叩きつけ》《クリティカル熟練》《鋼の意志》《鋼の意志強化》《複数回攻撃》《迎え討ち》《よろめき化クリティカル》
技能 〈隠密〉+15、〈水泳〉+21、〈知覚〉+16;種族修正 +8〈隠密〉
言語 水界語
生態
出現環境 気候問わず/海洋
編成 単体
宝物 乏しい
特殊能力
触手のつかみ/Tentacle Grip(変則) 触手で大型あるいはそれより小さいクリーチャーをつかんでいるアツゥイカクラは組みつき状態にならず、フリー・アクションとして組みつきを維持でき(しかしそうする場合、そのラウンドで組みつきを維持するために追加の判定を試みられない)、追加の組みつき判定なく目標と自身を自分の移動速度まで移動させられる。
棘だらけの叩きつけ/Spiny Slam(変則) アツゥイカクラの叩きつけ攻撃は殴打かつ刺突ダメージを与える。
毒/Poison(超常) 噛みつき、叩きつけ、または触手―致傷型;セーヴ 頑健・DC25;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d6【耐】、および過去の幻視に襲われ1ラウンドの盲目状態治癒 2回連続のセーヴ成功。この盲目化になる副効果は[精神作用]効果である。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
内臓排出(変則)/Self-Evisceration ダメージを受けた時、アツゥイカクラは割り込みアクションとして反射的に呼吸器官を体外に排出し、近くにいる敵1体を毒で冒し絡みつかせることができる。20フィート以内(アツゥイカクラもしくは目標のいずれかが水中にいない場合、10フィート以内)にいるクリーチャー1体は、1d4ラウンドの間絡みつかれた状態になる(反応・無効、DC25)。絡みつかれた状態になったかどうかに拘らず、目標となったクリーチャーは、身かわし能力を持たない限り、アツゥイカクラの毒に曝されてしまう。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
崩壊(変則)/Collapse アツゥイカクラは割り込みアクションとして、体壁を構成するコラーゲンをボロボロにすることで、事実上自分を液状化させることができる。そうするなら、アツゥイカクラは〈隠密〉判定に対するサイズ・ペナルティ(一般的なアツゥイカクラの場合-12)を受けず、収縮と不定形の能力、そして殴打攻撃に対する完全耐性を得る。崩壊している間、アツゥイカクラは肉体攻撃を使用できない――しばしば、アツゥイカクラは犠牲者を丸呑みした後に崩壊を使用し、その間に食事を消化することができる。自分のターンの開始時に、崩壊したアツゥイカクラはフリー・アクションとしてその体を再構築できる。

 アツゥイカクラは通常、深い湾や海の底で静かに生息している。彼らは大きな物体やクリーチャーに簡単に驚き、流木や他の個体の周りに自分を絡めて水面下で休むことを楽しむ。まれに船や他の水上の者に攻撃することがある。
最終更新:2022年12月16日 00:04