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マピングアリ Mapinguari

この巨大な緑色のクリーチャーは2本の太い脚で立ち、ナイフのような爪を見せながら、巨大な1つの目でにらみつけている。

マピングアリ CR11 Mapinguari

出典 Bestiary 6 183ページ
XP 12,800
真なる中立/超大型サイズの魔獣
イニシアチブ +5;感覚 暗視60フィート、夜目〈知覚〉+18
オーラ 悪臭(30フィート、DC22、10ラウンド)
防御
AC 27、接触9、立ちすくみ26(+18外皮、-2サイズ、+1【敏】)
HP 147(14d10+70)
頑健 +14、反応 +10、意志 +9
ダメージ減少 15/斬撃
弱点 地への束縛
攻撃
移動速度 40フィート
近接 噛みつき=+21(1d10+8)、爪(×2)=+21(2d6+8/19~20)
接敵面 15フィート、間合い 15フィート
特殊攻撃 恐ろしい遠吠え、かきむしり(爪×2、2d6+8)
一般データ
【筋】27、【敏】12、【耐】21、【知】2、【判】21、【魅】12
基本攻撃 +14;CMB +24;CMD 35
特技 《イニシアチブ強化》《技能熟練:知覚》《強打》《クリティカル強化:爪》《武器熟練:噛みつき》《武器熟練:爪》《踏み込み》
技能 〈知覚〉+18、〈隠密〉+11(森林では+19);種族修正 +8〈隠密〉(森林では+16)
生態
出現環境 暑熱/森林
編成 単体、または2体
宝物 乏しい
特殊能力
恐ろしい遠吠え(超常)/Frightening Howl 全ラウンド・アクションとして(ただし1時間に1回まで)、マピングアリは最大1マイル離れた場所で聞こえるほどの恐ろしい遠吠えを発することができる。この遠吠えの効果は、クリーチャーがマピングアリに近づくほど深刻度が増すがDC18の意志セーヴに成功すると無効化される。セーヴィング・スローに失敗した30フィート以内のクリーチャーは1d4ラウンドの間恐怖から麻痺状態となり、その後1d4ラウンドの間恐慌状態となり、その後24時間の間怯え状態となる。31~90フィートの範囲では、失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間恐慌状態となり、その後24時間の間怯え状態となる。セーヴィング・スローに失敗した90フィート~1マイルまでのクリーチャーは24時間の間怯え状態となるだけである。これは[音波、精神作用]効果である。一度クリーチャーがセーヴに成功すると、その特定のマピングアリの恐ろしい遠吠えに完全耐性を得る。セーヴDCは【魅力】に基づいている。

地への束縛(変則)/Landbound マピングアリは深い水底を恐れており、10フィート超える湖、川、水流を渡ることはできない。浅い水たまりや同程度の濡れた場所の影響は受けない。水域に押し込められたマピングアリはよろめき状態となり、できるだけ早く水から出るために可能な限りのことをする。マピングアリは水に沈んで、泳げない――逃げるためには水の中を歩く必要があり、20フィート以上の深さの水域であれば溺れる可能性がある。

 マピングアリは伝説上のクリーチャーであり、多くの人が見たと主張している獣だ。しかし実際に遭遇したものはほとんどおらず、物語られるために存在している。マピングアリは非常に広い領域を巡回しており、それぞれがジャングル全体を自分のものだと主張しているのだと信じている人もいる。しかし伝説に詳しい人は、マピングアリの領土は湖や川、その他の水域によって大きく制限されていることを知っている。

 マピングアリは直立すると身長約20フィート、体重15,000ポンドである。
最終更新:2020年12月02日 22:36