この小さくてガタイの良い人型生物は、その巨大な頭蓋骨の周りにしっかりと肉が張り付いている。手と腕からは鋭い骨の突起が突き出ている。
ジッターボーン CR 4 Jitterbone
出典 Pathfinder #139: The Dead Road 87ページ
XP 1,200
中立にして悪/小型サイズの
人型生物(ハーフリング、
モルティック)
イニシアチブ +8;
感覚 暗視 60フィート;
〈知覚〉+11
防御
AC 18、接触 15、立ちすくみ 14(+1外皮、+1サイズ、+4【敏】、+2鎧)
HP 39(6d8+12)
頑健 +7、
反応 +6、
意志 +4;+4対[精神作用]効果
防御能力 死の息止め、負のエネルギーへの親和性;
ダメージ減少 5/刺突または斬撃
弱点 コンセクレイトに対する脆弱性
攻撃
移動速度 20フィート
近接 ボーン・スパイク(×2)=+9(1d8+2、加えて”骨格剥がし”)
遠隔 高品質スリング=+10(1d3+2)
特殊攻撃 骨格剥がし
一般データ
生態
出現環境 どこでも
編成 単体、一団(2~6)
宝物 標準的(レザー・アーマー、高品質スリングと矢弾10個、その他の宝物)
特殊能力
ボーン・スパイク(超常)/Bone Spikes ジッターボーンは、標準的なアクションとして、腕や手の皮膚を通して骨を伸ばしたり縮めたりすることができる。そうすることはジッターボーンに害を及ぼさない。引き伸ばした骨は、ジッターボーンより2段階サイズが大きい武器としてダメージを与える高品質アーマー・スパイクとして扱われる。ジッターボーンはこれらのボーン・スパイクに習熟しているものともみなされ、各々の手でボーン・スパイクで攻撃できる。
ゆるい骨(変則)/Loose Bones ジッターボーンは、全ラウンド・アクションとして、自身の緩い骨格を引き締め、しなやかな骨格にすることができる。ダメージ減少は失われるが、
収縮のモンスターの共有ルールを得、より小さな空間に這い進むことができる。この変身を即行アクションとしてもとに戻すことができる。
骨格剥がし(変則)/Skeleton Scraper ジッターボーンの棘は目標の骨格を傷つけることができる。ジッターボーンのボーン・スパイク攻撃によってダメージを受けたクリーチャーは、DC 15の頑健セーヴに成功するか、1ポイントの【筋力】または【敏捷力】ダメージを受けなければならない(ジッターボーンが選択した方)。クリティカル・ヒットの場合、このダメージは代わりに1d4ポイントの【筋力】または【敏捷力】ダメージである。この能力ダメージは、骨格のないクリーチャーに対して効果がない。この能力による骨への傷は、1体のクリーチャーに合計4ポイント以上の能力値ダメージを与えることはできない。セーヴDCは【筋力】に基づいている。
ジッターボーン・モルティックは、骨格が異常にゆるいハーフリングのようなクリーチャーである。十分な筋肉の制御を行うことで、ジッターボーンはその骨格構造を制御することができ、破砕するような打撃を受け流したり、狭い空間をすり抜けたりすることができる。彼らは骨髄の味――特に人型生物のもの――を好み、犠牲者の骨を割ったり引っ張ったりすることが得意である。ジッターボーンは頭部が異常に大きいために見分けることができる。その特徴的な外見と異常な食欲により、ほとんどのハーフリングの共同体で歓迎されないため、彼らは人里離れた野原や森で独自の社会を形成している。このようなジッターボーンの共同体の中で、最も尊敬されるのは、最も小さい、あるいは最も厄介な形に自分の体を変形させることができるメンバーである;この能力を発揮し、共同体の階層を上下させるための競争はよくあることである。このような「骨削ぎ競争/bone churning contests」に出くわした旅人は、この先何年も、ハーフリングが自分を結び目にねじ込んだり、小さなパイプに体を押し込んだりする恐ろしいイメージに悩まされるそうである。
人間社会におけるジッターボーンは、多くのハーフリングがそうであるように、人目を避けるように注意しながらも、より大きな種族にとって価値のある存在になろうとする。ハーフリングとは異なり、ジッターボーンは特に強い労働倫理を持っていないため、浮浪者やボロ屋など、努力を必要としない職業に就く傾向がある。
典型的なジッターボーンは身長3フィート、体重35ポンドである。
最終更新:2022年02月21日 23:40