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B2/スケイドゥナー - (2012/12/30 (日) 15:23:20) の編集履歴(バックアップ)


スケイドゥナー Sceaduinar


このガーゴイルに似たクリーチャーは長い棘のある足とコウモリのような翼を持つ。その胴は生きている暗色の紫水晶でできているように見える。

スケイドゥナー 脅威度7 Sceaduinar


経験点 3,200
NE／中型サイズの来訪者（他次元界）
イニシアチブ ＋5；感覚 暗視120フィート、生命感知、夜目；〈知覚〉＋17
防御データ
AC 20、接触16、立ちすくみ14（＋5【敏】、＋1回避、＋4外皮）
hp 85（9d10＋36）
頑健 ＋10、反応 ＋11、意志 ＋5
防御的能力 エントロピーの肉体、負のエネルギーへの親和性、虚無の子供；DR 10／アダマンティンまたは善；完全耐性 ［冷気］、［即死］効果、病気、生命力吸収、毒；抵抗 ［酸］10、［電気］10、［音波］10；SR 18
攻撃データ
移動速度 40フィート、飛行90フィート（良好）
近接 噛みつき＝＋14（1d6＋3、加えて1d6負のエネルギーおよび“生命力吸収”）、翼（×2）＝＋9（1d6＋1、加えて1d6負のエネルギー）
特殊攻撃 生命力吸収（1レベル、DC 17）、エントロピーの接触
擬似呪文能力 （術者レベル9レベル；精神集中＋12）
一般データ
【筋】 17、【敏】 20、【耐】 18、【知】 13、【判】 14、【魅】 17
基本攻撃 ＋9；CMB ＋12；CMD 28
特技 《回避》、《技能熟練：知覚》、《強行突破》、《追尾》、《武器の妙技》
技能 〈威圧〉＋15、〈隠密〉＋25、〈真意看破〉＋14、〈脱出術〉＋17、〈知覚〉＋17、〈知識：次元界〉＋17、〈知識：自然〉＋13、〈飛行〉＋9；種族修正 ＋4〈知識：次元界〉、＋8〈隠密〉
言語 アクロ語、共通語
生態
出現環境 気候問わず／地形問わず（負のエネルギー界）
編成 単体または暗殺隊（2～11）
宝物 標準
特殊能力
エントロピーの肉体（変則） スケイドゥナーに近接攻撃を命中させたクリーチャーは1d6ポイントの負のエネルギーのダメージを負う。クリーチャーに間合いを与える武器による攻撃はこのダメージを受けない。
エントロピーの接触（変則） スケイドゥナーの肉体武器はそれがゴースト・タッチ武器であるかのように非実体クリーチャーに命中することができる。全てのスケイドゥナーの肉体武器は目標に＋1d6ポイントの負のエネルギー・ダメージを与える。このエネルギーはインフリクト呪文によって治癒されるクリーチャーを治癒することはない。
虚無の子供（変則） スケイドゥナーは魂を目標とする効果（トラップ・ザ・ソウルなど）またはクリーチャーの個体情報に関する知識を必要とする効果（スクライングなど）に完全耐性を有する。それが殺害された場合、ミラクル や ウィッシュを除く魔法や、神格の干渉によって命を取り戻すことはできない。

　スケイドゥナーは創造と生命の反対物である純粋なるエントロピーから生まれた奇妙なクリーチャーである。負のエネルギー界の冷たい中心地で、この領域の虚無が融合して雪片にも似た水晶となり、このような奇妙な変成からスケイドゥナーは生まれ、彼らのギザギザの“卵”を完全に成長した形で打ち破ってくる。彼らは生者もアンデッドも等しく憎む。恐らく命の輝きを持つものへの嫉妬（其の輝きが不死者の形での生命の毀損によるものであっても）によるものだろうが、外方次元界から来たクリーチャーは無視する。彼らの正のエネルギー界の反対物であるジョティは、はるか昔に彼らから創造する能力を奪い、2つのエネルギー界を等しからざる物とし、虚無に住む者たちを純粋に破壊だけの望まざる役割に押し込めたのだと信じている。
　ある意味で、彼らの憎悪はもう一つの負のエネルギー界の住人であるナイトシェイドのものと等しい。しかし同じ目的を持つにもかかわらず、スケイドゥナーはナイトシェイドを破壊すべき堕落した生命であるとみなしている。これらの危険なアンデッドの1つに直接対峙し得るほど強力なスケイドゥナーはごく僅かなのだが。スケイドゥナーはかなり知的であるが、語るほどの真の社会は持たない。彼らは集まる場合は、常に特定の危険な敵に対して攻撃するための大きな群れを作るためである。