イズガー

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イズガー - (2010/07/24 (土) 19:52:29) の編集履歴(バックアップ)


イズガー(Isger)


イズガー は、アヴィスタン亜大陸中央部のドルーマシェリアックスとの通商路に位置する、シェリアックスの属国である。

歴史

2133AR、タルドール軍がこの地のケーリド人の部族を平定し、属国としてイズガーを建てた。
4081AR、シェリアックスが the Even-Tongued conquest でタルドールを打ち破り、イズガーを獲得した。
4600年代、シェリアックスからアンドーランガルトモルスーンが独立を果たしたが、シェリアックスにとって最重要の通商路 Conerica Straits を抱えるイズガーの支配は絶対に手放さないようにしようとしている。
4697AR、Chitterwood の洞窟から現れたホブゴブリンとゴブリンの大部族により、イズガーは大きな被害を受けた(Goblinblood Wars)。自国にまで被害が拡大することを恐れた近隣のアンドーラン、シェリアックス、ドルーマの救援により何とか撃退に成功したものの、もともと街道警備のための最低限の戦力しか許されていなかったイズガー軍はもはや街道の交通を守るだけしかできず、国内の治安は非常に悪化し山賊が跋扈している。

戦災孤児を救うため、アスモデウス教会はゴールデン・エリニュス女子修道会 the Sisters of the Golden Erinyes を派遣し、子供たちに衣食と教育を与えている。彼らが成長した後は、男子はヘルナイトの一員となるか、アスモデウス教会のクレリックとなり、女子はそのまま修道会に加わる。幼少期から肉体と精神を鍛え抜いた彼女たちはイズガーの悪魔尼僧 devil nunとして知られ、その揺るぎない決意と万人に分け隔てなく接する平等主義、そして容赦のない戦い振りで大いに賞賛され、恐れられている。[2]

政治

イズガーの支配者ということになっているのは Hedvend VI だが、それが見せかけに過ぎないことは公然の秘密である。彼は日常的に首都Elidir からシェリアックスの帝都エゴリアンに呼びつけられている。

参考文献

[1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 82. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1
[2] Jason Bulmahn et al. (2010). NPC Guide, p. 40. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-219-7