大ムワンギ

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大ムワンギ - (2010/04/15 (木) 12:01:49) の編集履歴(バックアップ)


大ムワンギ(the Mwangi Expanse)


大ムワンギ は、ガルーンド大陸内陸部全てを指す広大な地域である。

歴史

大ムワンギの過去の歴史はほとんど知られていないが、この地域には内海地域で最も古い時代の遺跡の一つが点在している。これらの文明はスターストーン落下により荒廃し、詳細はよく分かっていない。最も知られているのが"伝説の時代"に繁栄した ショリー Shory である。その墜落した空中都市 Kho の遺跡を求め、多くの探検家が消息を絶った。

4138AR、ガルーンド大陸西岸にシェリアックス人の植民地サルガーヴァが建設される。サルガーヴァと本国との間に海賊の集まる枷の地が生まれ、徐々にアヴィスタンの勢力が浸透してきた。
4606AR、エイローデンの死と共に永続する暴風雨”アベンデゴーの眼"が出現し、それ以上の植民活動は中断している。

政治

大ムワンギ全体を統一するような政治勢力は存在しない。さまざまな種族の部族社会や小王国がある。

地理

水没せし地の東方には広大なジャングルが広がり、中心部には広大な Lake Ocota がある。その岸辺の大ムワンギ最大の脅威である都市国家 Usaro の支配者は、獣のデーモンロード Angazhan に仕える知性のあるゴリラ、the Silverback King こと King Ruthazek である。
ジャングルの北のはずれには、人類勃興以前に知られざる種族によって建設された都市 Jaha がある。現在の住民は水没せし地から逃れてきた星を崇拝する国リーゲンの難民の子孫である。
ジャングルの東部に存在する、Usaro からの襲撃に備えて壁を張り巡らせた都市 Kibwe には、ありとあらゆる種族が交易のために訪れる。
ジャングルの西部には歌う風の町 Nantambu がある。ゴラリオン最古の魔法学校があることで知られている。

ジャングルの南には精霊の徘徊する Bandu Hills である。その南の大ムワンギ最大の都市 Mzali は、少年神 Walkena を崇めるシャーマンが支配する。少年神はこの30年間、大ムワンギから外国を排除するように信者を駆り立て、サルガーヴァへの戦争準備を進めさせている。
Bandu Hills 南西のジャングルの中心にある都市 Osibu は、おそらくゴラリオンで最も長命の定命の者であるトリエント Dimari-Diji に見守られている。

枷の地に流れ込む the Vanji River の河口には、港町 Bloodcove がある。悪名高い
the Aspis Consortium がムワンギの富を求めて内陸部を荒らしまわっている。

参考文献

[1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 104. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1