この超小型の鋼鉄のクリーチャーは不釣り合いに大きな単眼、球形の胴体、そして蜘蛛のような軋る金属の脚で構成されている。
クロックワーク・スパイ 脅威度1/2 Clockwork Spy
防御
AC 15、接触15、立ちすくみ12(+2回避、+2サイズ、+1【敏】)
hp 5(1d10)
頑健 +0、
反応 +3、
意志 +0
完全耐性 人造の種別特性
弱点 [電気]に対する
脆弱性
攻撃
移動速度 30フィート、
飛行30フィート(劣悪)
近接 叩きつけ=+3(1d2)
特殊攻撃 自壊、録音
一般データ
その他の特殊能力 高速反応、ねじ巻き
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 乏しい(50gpの価値のある宝石)
特殊能力
録音(超常)/Record Audio クロックワーク・スパイは即行アクションで、肉体に嵌められた小さな宝石に20フィートの拡散内という近くのあらゆる音を記録できる。クロックワーク・スパイは所有するヒット・ダイスにつき最大1時間まで記録できる。録音の再生と停止は即行アクションである。クロックワークに宝石を嵌める、あるいは外す行為には全ラウンド・アクションとしてDC25の
〈装置無力化〉判定が要求される――失敗は宝石にダメージを与えないが、宝石にされた録音をすべて消去する。クロックワーク・スパイは知性を持ってはいないため、録音を開始する単純な命令は与えておかなければならない。クロックワーク・スパイはクリーチャーの種別と副種別を識別できるが特定の個人の識別はできない――スパイに人型生物(人間)あるいは異形が距離内に来た時に録音を始めるよう命令することはできるが、特定の人物が距離内に来た時に録音するよう命令することはできない。クロックワーク・スパイが録音を始めると、スパイは早期に録音を終えることはできない。同様に、既に記録の入っている宝石に音を記録することもできない。
自壊(超常)/Self-Destruct 作成者によってそうならないよう特別に設定されていない限り、クロックワーク・スパイは破壊されてから1ラウンド後に爆発する。破壊されたラウンドの間、これは発作を起こしているかのように甲高い音を上げ転げ回る。通常のクロックワークの次のアクションに、それは爆発し、半径5フィート内に1d6ポイントの[火]ダメージを与える(反応・DC10・半減)。標準アクションによるDC20の
〈装置無力化〉判定はスパイの自壊を止めるが、それの死亡を止められるわけではない。自壊するクロックワーク・スパイは自動的に自身の宝石を入っている情報とともに破壊する。このセーヴDCは【耐久力】に基づく。
これらの脆弱で奥床しい蜘蛛型機械は調査し帰還する任務において理想的であり、政治的な陰謀あるいは非合法組合の策略における極めて重要な道具である。収納自在の昆虫のような翅によってこの素早いクリーチャーは多くの者の予想を超えて狡猾に活用できる。他のクロックワークよりも戦闘には向かないため、クロックワーク・スパイが目標の記録中に見つかった場合に逃走するのはこれにとって通常最も実践的なアクションである。
クロックワーク・スパイは脚から脚までの幅は約2フィート、体重は40ポンド未満。
作成法
これらの貧弱な人造は小さな部品からなっており、作成は難しい。作成者は250gpの価値のあるクロックワークの破片から作成を開始しなければならない。
クロックワーク・スパイ CLOCKWORK SPY
術者レベル 12; 市価 1,250gp
作成要項
最終更新:2016年11月12日 19:30