この流線型の竜は砂漠の色の斑点がついた鱗を持ち、前肢が欠けていて、その機敏な背中にある大きな翼を誇示している。
デザート・ドレイク 脅威度8 Desert Drake
防御
AC 21、接触11、立ちすくみ19(+10外皮、-1サイズ、+2【敏】)
hp 103(9d12+45)
頑健 +11、
反応 +8、
意志 +8
完全耐性 睡眠、
麻痺;
抵抗 [電気]20
攻撃
移動速度 30フィート、穴掘り20フィート、
飛行60フィート(標準)
近接 噛みつき=+15(2d6+9/19~20、加えて1d10[電気])、
尾の打撃=+9(1d8+3、加えて“
突き押し”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 出現による威圧、砂嵐のブレス、
突き押し(
尾の打撃、10フィート)、野生の噛みつき
一般データ
生態
出現環境 暑熱/砂漠
編成 単体、2体、または暴行団(3~12)
宝物 標準
特殊能力
出現による威圧(変則)/Dazzling Emergence 不意討ちラウンドの間、デザート・ドレイクは
《威圧演舞》を1回の標準アクションとして使用することができる。
砂嵐のブレス(超常)/Sandstorm Breath 1回の標準アクションとして、デザート・ドレイクは雲として炸裂する帯電した砂の玉を吐き出すことができる。この攻撃は60フィートの有効距離を持ち、半径15フィート拡散に3d6ポイントの斬撃ダメージに加え4d8ポイントの[電気]ダメージを及ぼす(反応・DC19・半減)。この雲は1d4ラウンドの間持続し、ダメージを及ぼすことはない。その他の点では、この雲は
オブスキュアリング・ミストと同様に機能する。一度デザート・ドレイクがこのブレスを使用すると、1d6ラウンドの間再び使用することはできない。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
野生の噛みつき(変則)/Savage Bite デザート・ドレイクは自身の
噛みつき攻撃で及ぼすダメージに、【筋力】修正値を1.5倍した値を加える。また、19~20がクリティカル可能域となる。
スピード全開(変則)/Speed Surge 1日に3回、1回の即行アクションとして、デザート・ドレイクはその筋力を爆発させるために竜の起源を利用し、そのラウンドで1回の追加移動アクションを行うことができるほどの速度を得ることができる。
この種で最強の存在であるデザート・ドレイクは、砂嵐のように無慈悲に破壊を楽しむ。この強力で待ち伏せをする捕食者は岩群の高いところを見つけ周囲を見回すことで狩りを行う。視界内に適した獲物が入ってくると、デザート・ドレイクは砂に潜り獲物に向かって掘り進むか、砂丘や他の岩群で覆われたところから低く飛行する。犠牲者への適した毛色が近づくと、それは砂から飛び出したり敵の前方から捕まえるために飛び込んでいく。彼らは
はじめに最大の恐怖を示した目標を攻撃することを好む。敵がはじめの強襲から我に返る前に、優れた感覚を使用して、デザート・ドレイクは攻撃を強行するために帯電した砂の雲を吐き出す。デザート・ドレイクのつがいは、いつもより大きな獲物やその集団を狩る。この獣の大暴れは隊商全てを貪れるよう陸上交易路の近くで行われることもある。
一般的なデザート・ドレイクは鼻から尾の先まで15フィート(約4.6m)で、柔軟な竜のような体格を持ち、その重量は2,500ポンド(約1.13t)である。
優雅な翼と幅広のひれを持つこの流線型の竜は、海や空を滑空する準備ができているように見える。
リヴァー・ドレイク 脅威度3 River Drake
経験点800
NE/中型サイズの
竜(
水棲、
水)
イニシアチブ +7;
感覚 暗視60フィート、
鋭敏嗅覚、夜目;
〈知覚〉+7
防御
AC 16、接触13、立ちすくみ13(+3外皮、+3【敏】)
hp 34(4d12+8)
頑健 +6、
反応 +7、
意志 +4
完全耐性 睡眠、
麻痺;
抵抗 [酸]20
攻撃
移動速度 20フィート、
飛行60フィート(標準)、水泳30フィート
近接 噛みつき=+7(2d4+3)、
尾の打撃=+2(1d4+1)
特殊攻撃 飛びかかり、腐食性粘液
一般データ
生態
出現環境 温暖/河川または湖
編成 単体、2体、または暴行団(3~12)
宝物 標準
特殊能力
腐食性粘液(超常)/Caustic Mucus 1回の標準アクションとして、リヴァー・ドレイクは半径5フィート拡散に爆発する腐食性の粘液の玉を吐き出すことができる。この攻撃は50フィートの有効距離を持ち、2d8ポイントの[酸]ダメージを与え、その範囲にいるクリーチャーに絡みつく。DC14の反応セーヴに成功すればダメージを半減でき、この絡みつき効果を無視できる。絡みつかれたクリーチャーは毎ラウンド自身のターンに1d4ポイントの[酸]ダメージを被り、この絡みつきから逃れ[酸]ダメージを終わらせるために、毎ラウンドのターンの終了時に新しいセーヴィング・スローを試みることができる。リヴァー・ドレイクが腐食性粘液を使用すると、1d6ラウンドの間再び使用することはできない。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
スピード全開(変則)/Speed Surge 1日に3回、1回の即行アクションとして、リヴァー・ドレイクはその筋力を爆発させるために竜の起源を利用し、そのラウンドで1回の追加移動アクションを行うことができるほどの速度を得ることができる。
魚と漁師を同じくらい簡単に喰らうリヴァー・ドレイクは淡水域の災害である。酸性の唾液、水の親和性、悪辣さ、腐肉を好む点から、彼らはブラック・
ドラゴンと関連があると考えられている。
他のドレイク同様、リヴァー・ドレイクは嬲り殺しの狩猟方式を使用する恐ろしい狩人である。空腹でないときには、彼らは他のクリーチャーや旅行者に忍び寄り何度も襲って楽しむ。水の中に捧げ物として宝物を投げるとリヴァー・ドレイクの気をそらすことができる。しかしそのような捧げ物は、特に空腹の個体に対してはほとんど抑止効果はない。リヴァー・ドレイクは熟成した肉を好むため、すぐに食べきれるよりも多い獲物を殺すことが多い。余ったものは様々な腐敗段階の死体でいっぱいになった、水中の貯蔵庫に収めている。
リヴァー・ドレイクはずる賢く注意深い狩人だ。彼らは岸にいるクリーチャーから隠れるために、水中にある棲み家を使用する。陸にいる間に不意に掴まれると水中に逃げるが、水中での戦闘を好む敵の場合には飛び去ろうとする。この際には腐食性粘液やスピード全開といった能力を定期的に使用する。
リヴァー・ドレイクは他のドレイクよりも集団で狩りを行うことがずっと多い。数が十分に集まれば、河川運輸を脅かしたり湖畔や川辺の町を急襲したりする。しかし、そのまとまりのない襲撃は目に見える抵抗をきっかけとして、すぐに散り散りになってしまう。
リヴァー・ドレイクは全長8フィート(約2.4m)で、小型のシー・ドレイクによく似ている。成体のリヴァー・ドレイクの重量はおよそ700ポンド(約318kg)。
この筋骨隆々とした竜のくちばしのある頭部から角が突き出ており、翼の生えた腕の場所でさえ、この竜の皮は棘で覆われている。
リフト・ドレイク 脅威度9 Rift Drake
経験点6,400
CE/大型サイズの
竜(地)
イニシアチブ +7;
感覚 暗視60フィート、
鋭敏嗅覚、夜目;
〈知覚〉+14
防御
AC 23、接触12、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ、+3【敏】)
hp 126(11d12+55)
頑健 +12、
反応 +10、
意志 +8
完全耐性 睡眠、
麻痺;
抵抗 [酸]30
攻撃
移動速度 30フィート、登攀20フィート、
飛行60フィート(標準)
近接 噛みつき=+18(2d8+10/19~20、加えて“
出血”)、
尾の打撃=+12(1d10+3、加えて“
足払い”)
接敵面 10フィート;
間合い 10フィート
特殊攻撃 出血(1d6)、
飛びかかり、粘着性腐食ガス、野生の噛みつき
一般データ
生態
出現環境 暑熱/丘陵または山岳
編成 単体、2体、または暴行団(3~12)
宝物 標準
特殊能力
粘着性腐食ガス(超常)/Clinging Corrosion 1回の標準アクションとして、リフト・ドレイクは衝撃を与えた後に雲を残す爆発を生み出す腐食性のガスでできた玉を吐き出すことができる。この攻撃は60フィートの有効距離があり、半径15フィート拡散の中にいる全てのクリーチャーは5d10ポイントの[酸]ダメージを及ぼす。加えて、この攻撃によりダメージを受けたクリーチャーは1d4ラウンドの間
スロー呪文を受けたかのように扱う。DC20の反応セーヴに成功するとダメージは半減し、減速効果も無視される。一度リフト・ドレイクがこの
ブレス攻撃を使用すると、1d6ラウンドの間再び攻撃を行うことはできない。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
野生の噛みつき(変則)/Savage Bite リフト・ドレイクは自身の
噛みつき攻撃で及ぼすダメージに、【筋力】修正値を1.5倍した値を加える。また、19~20がクリティカル可能域となる。
スピード全開(変則)/Speed Surge 1日に3回、1回の即行アクションとして、リフト・ドレイクはその筋力を爆発させるために竜の起源を利用し、そのラウンドで1回の追加移動アクションを行うことができるほどの速度を得ることができる。
荒地や神に傷つけられた地域のクリーチャーであるリフト・ドレイクは、彼らが狩りを行う土地のように獰猛で荒々しい。その力と残忍さによって、彼らは単なる危険な獣のように見えるが、リフト・ドレイクはほとんどのドレイクよりも戦闘を単に喜んでいるだけで、しばしば同種のもの達とさえ喧嘩をする。彼らは滅多に他のクリーチャーと会話をすることはない。そのようにするのは、犠牲者がドレイクは自分をおもちゃにしていると気付くか巧みに操作するドレイクが飽きてくるまで、理不尽な要求を数々に仕掛けるという残酷なゲームをするときだけだ。
リフト・ドレイクが地上に長い間いることはほとんどない。不吉な山頂や尖塔の近くを円を描いて飛び、同じような裂け目の中をねぐらにすることを好む。リフト・ドレイクはそのような高みから獲物を調べ、犠牲者に突進するために飛行を終える。この突然の出現に集団は散り散りになり恐怖が撒き散らかされる。特に素早い敵には、リフト・ドレイクはまず標的の速度を下げるためにブレスをかけ、それから一体ずつ狙い撃ちする。リフト・ドレイクは血の味を楽しみ、もっとも新鮮に見えるクリーチャーから攻撃を集中させる。
リフト・ドレイクは端から端までおおよそ全長14フィート(約4.3m)。そのがっしりとした棘だらけの身体は、重量2,500ポンド(約1.13t)。
最終更新:2016年11月12日 19:32