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パクアジ Pukwudgie

やせ衰えた男とポーキュパインの融合したようなこの邪悪なクリーチャーは、死と腐敗の香りを漂わせている。

パクアジ CR7 Pukwudgie

XP 3,200
中立にして悪/小型サイズの人型怪物変身生物
イニシアチブ +4;感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッドディテクト・マジックデスウォッチ〈知覚〉+13
防御
AC 20、接触16、立ちすくみ15(+1回避、+4外皮、+1サイズ、+4【敏】)
HP 85(9d10+36)
頑健 +7、反応 +10、意志 +10
完全耐性
攻撃
移動速度 30フィート
近接 (×2)=+14(1d4+2、加えて“”)
遠隔 トゲ(×2)=+15(1d4+2、加えて“”)
特殊攻撃 アンデッド作り、急所攻撃+3d6
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+14)
一般データ
【筋】14、【敏】18、【耐】19、【知】15、【判】14、【魅】19
基本攻撃 +9;CMB +10;CMD 25
特技 《回避》《強行突破》《鋼の意志》《武器熟練:トゲ》《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+16、〈呪文学〉+11、〈知覚〉+13、〈知識:宗教〉+11、〈知識:神秘学〉+11、〈治療〉+10、〈はったり〉+10
言語 共通語、地獄語、竜語
その他の特殊能力 変身(ポーキュパイン、ビースト・シェイプII
生態
出現環境 温暖/森林、丘陵、または山岳
編成 単体、2体、またはカルト(3~10)
宝物 標準
特殊能力
アンデッド作り(超常)/Spawn Undead パクアジの毒のトゲによって殺されたクリーチャーは24時間後にゾンビとして起き上がる。この能力によって作り出されたアンデッドは即座にパクアジの制御下に入るわけではないが、パクアジのコントロール・アンデッド擬似呪文能力に対するセーヴに-4のペナルティを受ける。(訳注:パクアジはコントロール・アンデッド擬似呪文能力を持っていない)
毒(超常)/Poison もしくはトゲ―致傷型;セーヴ 頑健・DC18;頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);効果 1d3【耐】ダメージ;治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴDCは【耐久力】に基づいている。
トゲ(変則)/Quills パクアジは標準アクションとして、トゲのうち2本を遠隔攻撃として撃てる。これらのトゲは射程単位40フィートを持つ。軽いあるいは片手近接武器、肉体武器、または素手打撃でパクアジを攻撃するクリーチャーは1d3ポイントの刺突ダメージを受ける。パクアジに組みつくクリーチャーは2d4ポイントの刺突ダメージを受ける。これらのトゲでダメージを受けた者はパクアジの毒にも曝される。

 不浄なるパクアジは長く鋭いトゲトゲで覆われた、小さなせむしの人型をしている。これらのトゲはポーキュパインのそれに似ており、この小型クリーチャーの身を守ってくれるが、殺した者をゾンビとして動かす致命的な毒を帯びている為、危険で攻撃的な武器にもなる。この死霊術士的な在り方と拷問や加虐的な手段に対する嗜好は、パクアジを芯からの悪にしている。パクアジは身長3と1/2フィート、体重は30ポンド強である。
 パクアジはよくアンデッドを引き連れている。その従者たちは通常毒のトゲの能力あるいは死体を動かす能力によって作り出されたゾンビやスケルトンで構成されている。パクアジたちは他のクリーチャーの中でも死んだ動物の死体を動かすことを激しく好いており、時にアンデッドの動物を乗騎として使っている。
 パクアジは通常行き来の激しい土地や人型生物の居住地から離れて暮らすが、子供を盗む為、夜に小さな村にやって来ることもある。この小さな化け物は生まれたばかりの赤子の柔らかい肉が大好物であり、まだ食べられる幼児という食事を守ろうと多大な危険を払うこともある。彼らの放火に対する喜びも、彼らを更なる小さな村への災厄としている。


最終更新:2020年09月05日 03:34