スケルトン

スケルトン Skeleton

白骨の山が突然動き出し、人の姿を取って起き上がった。長い骨の指からは生者に向けて爪が伸びている。

人間のスケルトン 脅威度1/3 Human Skeleton

経験点135
NE/中型サイズのアンデッド
イニシアチブ +6;感覚 暗視60フィート;〈知覚〉+0
防御
AC 16、接触12、立ちすくみ14(+2外皮、+2【敏】、+2鎧)
hp 4(1d8)
頑健 +0、反応 +2、意志 +2
DR 5/殴打;完全耐性 [冷気]、アンデッドの種別特性
攻撃
移動速度 30フィート
近接 壊れたシミター=+0(1d6)、=-3(1d4+1)または(×2)=+2(1d4+2)
一般データ
【筋】15、【敏】14、【耐】―、【知】―、【判】10、【魅】10
基本攻撃 +0;CMB +2;CMD 14
特技 《イニシアチブ強化》(B)
装備 壊れたシミター、壊れたチェイン・シャツ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 いかなる数でもあり得る
宝物 なし

 スケルトンは邪悪な魔法によって偽りの命を得た動く死者の骨である。ほとんどのスケルトンは精神のない人形だが、彼らを蘇らせた力によって邪悪な狡猾さを分け与えられており、武器を振るったり鎧をまとったりすることができる。

スケルトンの作成

 “スケルトン”は骨格のある実体クリーチャーならどんなもの(アンデッドは除く:以下これを基本クリーチャーと呼ぶ)にも付加できる後天性テンプレートである。
 脅威度: ヒット・ダイスによる。
ヒット・ダイス 脅威度 経験点
1/2 1/6 65
1 1/3 135
2~3 1 400
4~5 2 600
6~7 3 800
8~9 4 1,200
10~11 5 1,600
12~14 6 2,400
15~17 7 3,200
18~20 8 4,800
 属性:常に中立にして悪。
 種別:クリーチャー種別はアンデッドへと変化する。属性に関するもの(など)や種族を示すもの(巨人など)をのぞき副種別はそのまま保持される。以下に示す点を除けば、基本クリーチャーの全てのデータと特殊能力を用いる。
 アーマー・クラス:外皮ボーナスは以下のように変化する。
スケルトンのサイズ 外皮ボーナス
超小型以下 +0
小型 +1
中型または大型 +2
超大型 +3
巨大 +6
超巨大 +10
 ヒット・ダイス:クラス・レベルから得たヒット・ダイスがあれば全て削除し、種族ヒット・ダイスはd8に変える。種族ヒット・ダイスを持たないクリーチャーは1種族ヒット・ダイスを有しているものとして扱う。21ヒット・ダイス以上あれば、アニメイト・デッド呪文によってスケルトンにすることはできない。スケルトンはヒット・ポイントを決定するのに【耐久力】修正値の代わりに【魅力】修正値を用いる。
 セーヴ:基本セーヴ・ボーナスは、頑健+1/3HD、反応+1/3HD、意志+1/2HD+2。
 防御的能力:スケルトンは基本クリーチャーの防御的能力を全て失い、DR5/殴打、[冷気]に対する完全耐性を得る。また、通常のアンデッドの種別特性を全て得る。
 移動速度:翼を持つスケルトンはその翼で飛行することはできない。基本クリーチャーが魔法の力で飛行していたならスケルトンも飛行することができる。それ以外の移動モードはそのまま保持される。
 攻撃:スケルトンは基本クリーチャーの持っていた全ての肉体武器、人工的武器による攻撃、および武器に対する習熟を失わない。ただし肉が無ければ機能しない攻撃は失う。手のあるクリーチャーは手1つにつき1回の爪攻撃を得る。スケルトンは爪攻撃それぞれについて、完全な攻撃ボーナスで攻撃を行うことができる。爪攻撃のダメージはスケルトンのサイズに応じたダメージを与える。基本クリーチャーにすでに手で行う爪攻撃があり、それがスケルトンの爪攻撃のダメージより高ければ、そちらを使用する。
 特殊攻撃:スケルトンは基本クリーチャーの特殊攻撃を全て失う。
 能力値:スケルトンの【敏捷力】は+2上昇し、【耐久力】と【知力】は持たず、【判断力】と【魅力】は10になる。
 基本攻撃ボーナス:スケルトンの基本攻撃ボーナスはヒット・ダイスの3/4に等しい。
 技能:スケルトンは基本クリーチャーの持っていた技能ランクを全て失い、新しく得ることもない。
 特技:スケルトンは基本クリーチャーの持っていた特技を全て失い、ボーナス特技として《イニシアチブ強化》を得る。
 その他の特殊能力:スケルトンは基本クリーチャーの持っていたその他の特殊能力のほとんどを失う。近接攻撃や遠隔攻撃を強化する変則的能力に類するその他の特殊能力は失わない。
 出現環境:さまざま。通常は元のクリーチャーと同じ。
 編成:いかなる数でもあり得る
 宝物:通常はなし。しかしスケルトンの創造者が魔法の武器や防具で武装させていることもある。

さまざまなスケルトン

 スケルトンには多くの変種がある。燃え尽きることのない炎で骨を燃やしているものや、血糊がしたたり自分の骨を組みなおすことができるものなどである。この2種の変種はアニメイト・デッドで作ることができるが、作成時の制限に関しては、そのヒット・ダイスが2倍であるかのように計算する。いったん制御下におけば、ヒット・ダイスは制御下の上限に関して通常通りに計算する。
 おそらく最も危険なスケルトンの変種はスケルタル・チャンピオンである。このスケルトンは知力と、しばしば生前に得たクラス・レベルを保持している。スケルタル・チャンピオンはアニメイト・デッドで作り出すことはできない。ゴーストが現出させるのに似た稀な状況下で現れるか、めったにない高度に邪悪な儀式によってのみ出現する。
 以下のスケルトンのいずれも基本となるスケルトンをいくつかの点で変更した者である。記述されている点を除き、これらの変種は累積させることができる。ブラッディ・バーニング・スケルタル・チャンピオンを作り出せるのだ。

ブラッディ・スケルトン Bloody Skeleton

 ブラッディ・スケルトンは負のエネルギーで一杯のぬらぬらした血糊の層で覆われている。この血糊はスケルトンに自らの傷を治す能力を与えている。スケルトン・テンプレートによる変化にくわえ、基本クリーチャーに以下の変更を加えること。
 脅威度:通常のスケルトンに+1。
 高速治癒:ブラッディ・スケルトンは2ヒット・ダイスにつき高速治癒1(最低1)を得る。
 セーヴ:ブラッディ・スケルトンはエネルギー放出に対する抵抗+4を得る。
 能力値:ブラッディ・スケルトンの【魅力】は14である。
 その他の特殊能力:ブラッディ・スケルトンは“不滅”を得る。
 不滅(超常)/Deathless:ブラッディ・スケルトンはヒット・ポイントが0になると破壊されるが、1時間後には1ヒット・ポイントに回復し、以降は高速治癒によって回復を始める。ブラッディ・スケルトンは、正のエネルギーによって破壊された場合、ブレスハロウ呪文の効果範囲内でヒット・ポイントが0になった場合、残骸に1瓶の聖水を振り掛けられた場合に恒久的に破壊される。

バーニング・スケルトン Burning Skeleton

 バーニング・スケルトンは攻撃が命中した者に[火]のダメージを与える炎のオーラに包まれている。スケルトン・テンプレートによる変化にくわえ、基本クリーチャーに以下の変更を加えること。
 脅威度:通常のスケルトンに+1。
 オーラ:バーニング・スケルトンは“灼熱のオーラ”を持つ。
 灼熱のオーラ(変則):バーニング・スケルトンに隣接したクリーチャーは、自身のターンの最初に1d6ポイントの[火]ダメージを受ける。バーニング・スケルトンに素手打撃か肉体武器で攻撃したものは1d6ポイントの[火]ダメージを受ける。
 防御的能力:バーニング・スケルトンは[冷気]への完全耐性を失い[火]への完全耐性を得る。バーニング・スケルトンは[冷気]への脆弱性を得る。
 近接攻撃:バーニング・スケルトンの近接攻撃(肉体武器による攻撃も人工的武器による攻撃もふくむ)は追加で1d6ポイントの[火]ダメージを与える。
 能力値:バーニング・スケルトンの【魅力】は12である。
 その他の特殊能力:バーニング・スケルトンは“灼熱の死”を持つ。
 灼熱の死(超常)/Fiery Death:バーニング・スケルトンは破壊された時、爆発して炎をまきちらす。バーニング・スケルトンが破壊された時に隣接していた者は、スケルトンの持つ2ヒット・ダイスごとに1d6ポイント(最低1d6)の[火]ダメージを受ける。反応セーヴ(DC10+スケルトンのヒット・ダイスの1/2+スケルトンの【魅力】修正値)に成功すればダメージを半減できる。