ゼラチナス・キューブ

ゼラチナス・キューブ Gelatinous Cube

壊れた武器の破片、硬貨、部分的に消化された骸骨がこの震えるスライムの立方体の中に見える。

ゼラチナス・キューブ 脅威度3 Gelatinous Cube

経験点800
N/大型サイズの粘体
イニシアチブ -5;感覚 擬似視覚60フィート;〈知覚〉-5
防御
AC 4、接触4、立ちすくみ4(-1サイズ、-5【敏】)
hp 50(4d8+32)
頑健 +9、反応 -4、意志 -4
完全耐性 [電気]、粘体の種別特性
攻撃
移動速度 15フィート
近接 叩きつけ=+2(1d6、加えて1d6[酸])
接敵面 10フィート;間合い 5フィート
特殊攻撃 包み込み、麻痺
一般データ
【筋】10、【敏】1、【耐】26、【知】―、【判】1、【魅】1
基本攻撃 +3;CMB +4;CMD 9(足払いされない)
その他の特殊能力 透明
生態
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体
宝物 乏しい
特殊能力
酸(変則)/Acid ゼラチナス・キューブの酸は金属や石に害を及ぼすことはない。
包み込み(変則)/Engulf 移動速度こそ遅いが、ゼラチナス・キューブは1回の移動アクションで、サイズ分類が大型以下のクリーチャーを単に体内に取り込んでしまうことができる。包み込みを行うラウンドには叩きつけ攻撃は行えない。ゼラチナス・キューブは単に相手のいるところを通って移動するだけであり、移動系路上にあるもの全てに作用を及ぼす。相手はキューブに機会攻撃を行えるが、機会攻撃を行ったらセーヴィング・スローは行えなくなる。機会攻撃を行わないものはDC12の反応セーヴを行なわなければならず、失敗すると包み込まれる。成功すればキューブが移動するにつれて、それに押される形で後ろや横(キューブの相手側が選択)へ進む。包み込まれたキャラクターはキューブの麻痺と酸の対象となり、押さえ込まれた状態になり、窒息の危険にさらされ、押さえ込まれた状態から逃れるまで体内に閉じ込められる。セーヴDCは【筋力】を基に算出されている。
麻痺(変則)/Paralysis ゼラチナス・キューブは麻痺性の粘液を分泌する。キューブの近接攻撃や包み込み攻撃で命中を受けた相手はDC20の頑健セーヴを行わなければならず、失敗すると3d6ラウンド麻痺状態になる。キューブは麻痺した相手に対しては自動的に包み込みに成功する。セーヴDCは【耐久力】を基に算出されている。
透明(変則)/Transparent 色素を持たないため、ゼラチナス・キューブは目視しがたい。DC15の〈知覚〉判定に成功しなければ身動きしていないキューブに気がつくことはできない。ゼラチナス・キューブに気づかずに、キューブのいるところに踏み込んでしまったクリーチャーは自動的に包み込まれる。


ダンジョンの最も普通とは違い、特化した捕食者の1つであるゼラチナス・キューブは、ダンジョンの部屋や暗い洞窟を心無くうろつきまわることにその生涯を費やし、植物、生ごみ、死体、時には生きたクリーチャーなどの有機物を飲み込んでいく。金属や石のようなキューブが消化できない物質は、時にそのような破片でクリーチャーの中身をいっぱいにすることがあるので、時々この物質の一部を体外に排出する。しばしば宝物や過去の犠牲者の所持品がゼラチナス・キューブの体内に残され、それらの材質の残骸が幽霊のような影を残すことがある。

賢者たちは、このクリーチャーはグレイ・ウーズが特化した進化を遂げたものであると信じている。一部のものはゼラチナス・キューブをダンジョンや地底の城砦の番人として利用する。この巨大なクリーチャーを金属の頑丈な箱につめ、奴隷の力か魔法を使って彼らが最終的に守る部署に運び込む。特に有効な廃棄物処理装置にもなる。ゼラチナス・キューブを這い上がることのできない落とし穴や他の場所に閉じ込めることのできる種族は、その創意工夫の才次第で、それをごみ捨て場や恐るべき罠として使うことができる。

ゼラチナス・キューブは1辺およそ10フィートで、体重は15,000ポンド以上。しかし地下を探検したものは最も深い洞窟や回廊にさらに大きな個体が這い回っていたと報告している。食料が豊富にある場所では、ゼラチナス・キューブは数百年間、あるいは数千年間生きることができる。しかしながら、有機物が6ヶ月を超えて得られなければ、ゼラチナス・キューブは縮み始める。時としてこれによってその体壁に負荷がかかり、その体が崩壊し完全に崩壊するまで、急速に泡立つ粘液を漏らしていくことがある。