この馬ほどの大きさもある蟲の盾のような体から、6本の強力な脚が突き出している。それぞれの脚の先には鈎上の爪がついている。
ジャイアント・ベロストマティッド CR3 Giant Belostomatid
防御
AC 15、接触10、立ちすくみ14(+5外皮、-1サイズ、+1【敏】)
HP 30(4d8+12)
頑健 +7、反応 +2、意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 20フィート、飛行20フィート(貧弱)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+4(1d6+2、加えて“消化酵素”)、爪(×2)=+4(1d4+2、加えて“
つかみ”)
接敵面 10フィート、
間合い 10フィート
一般データ
【筋】15、
【敏】13、
【耐】16、
【知】―、
【判】11、
【魅】2
基本攻撃 +3;
CMB +6(組みつき+10);
CMD 17(対足払い25)
技能 〈隠密〉-3(水中では+5)、
〈水泳〉+10、
〈飛行〉-5;
種族修正 +8水中での
〈隠密〉
その他の特殊能力 息こらえ
生態
出現環境 温暖/湖、河川、または沼地
編成 単体
宝物 乏しい
特殊能力
消化酵素/Digestive Enzyme(変則) ジャイアント・ベロストマティッドは獲物を麻痺させる酸性の酵素を注入する。この蟲に噛まれたクリーチャーはDC15の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1d4ラウンドの間
麻痺状態になる。毎ラウンド、効果を受けたクリーチャーは新たなセーヴを試みることができる。失敗すると、
麻痺状態のままであるだけでなく、1d2ポイントの【耐久力】ダメージを受ける。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
ジャイアント・ベストロマティッドは奇襲型の肉食動物で、浅い水場に潜んだり水面に浮かぶ木やごみの中に隠れたりする。これらの虫の小さいものは砕けた言葉で「つま先かじり」という呼び名で知られた虫(訳注:つま先かじり/toebiterはゲンゴロウに似た虫)だが、このクリーチャーは馬ほどの大きさで、一噛みで人間の足を引きちぎってしまう。
この細長い節足動物クリーチャーは強力なあごを持ち、節のある無数の足が体の両脇から無数に生えている。
ジャイアント・ヘルグラマイト CR5 Giant Hellgrammite
防御
AC 18、接触11、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+2【敏】)
HP 52(7d8+21)
頑健 +8、反応 +4、意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 30フィート、水泳20フィート
近接 噛みつき=+8(2d6+4、加えて“
つかみ”)、尾の打撃=+3(1d8+2)
接敵面 10フィート、
間合い 5フィート
特殊攻撃 締めつけ(2d6+4)、断末魔の握り締め
一般データ
【筋】19、
【敏】15、
【耐】16、
【知】―、
【判】9、
【魅】2
基本攻撃 +5;
CMB +10(組みつき+14);
CMD 22(足払いされない)
技能 〈隠密〉-2(水中では+6)、
〈水泳〉+12、
〈知覚〉+3(水中では+7);
種族修正 +8水中での
〈隠密〉、+4
〈知覚〉(水中では+8)
その他の特殊能力 水陸両生
生態
出現環境 温暖/河川
編成 単体、または2体
宝物 乏しい
特殊能力
断末魔の握り締め/Death Grip(変則) ジャイアント・ヘルグラマイトに組みつかれたクリーチャーは、ジャイアント・ヘルグラマイトが死亡した後でも組みつかれたままである。また、この状態でターンを開始するラウンドごとに、1d6+4ポイントのダメージを受ける。この
組みつき状態はDC22の
〈脱出術〉判定あるいはDC20の【筋力】判定に成功するか、ジャイアント・ヘルグラマイトの死体に追加で10ポイントのダメージを与えるまで持続する。
これらの巨大な蟲は極めて荒々しい肉食動物として知られているが、実際は大きいがほとんど無害なトンボに似た蟲の単なる幼生である。
最終更新:2020年09月11日 01:24