この奇妙なクリーチャーは魚の頭と大きなヒレのような翼を持つ淡いピンク色の毛のない猿としか表現のしようがない。
コーラル・カプチン CR1 Coral Capuchin
防御
AC 15、接触15、立ちすくみ12(+2サイズ、+3【敏】)
HP 13(2d10+2)
頑健 +4、反応 +6、意志 +1
弱点 水分への依存
攻撃
移動速度 30フィート、登攀30フィート、飛行40フィート(良好)、水泳30フィート
近接 噛みつき=+7(1d3-2、加えて“呪いの噛みつき”)
接敵面 2・1/2フィート、間合い 0フィート
特殊攻撃 呪いの噛みつき
一般データ
生態
出現環境 暑熱/沿岸または海洋
編成 単体、2体、または部族(3~24、加えて1体の女族長)
宝物 なし
特殊能力
水分への依存(変則)/Moisture Dependency コーラル・カプチンは空気中と水中両方で呼吸でき、陸上では無期限に生存できるが、定期的に水につかるか水に濡れるかしない限り乾燥してしまう。コーラル・カプチンは負の効果を受ける前に、自身の【耐久力】修正値に等しい時間だけ水から離れることができる。この時間が経過すると、クリーチャーは水につかっていない状態が1時間継続するごとに1d6ポイントのダメージを受ける。クリーチャーが何らかの水につかると、この時間はリセットされる。
呪いの噛みつき(超常)/Cursed Bite コーラル・カプチンの噛みつきの犠牲者はDC 12の【耐久力】判定を行わねばならず、失敗すると利益と弱点を受ける。この噛みつきによってもたらされる呪いは1d6時間持続し、同じクリーチャーに24時間に2回以上影響を及ぼすことはない。影響を受けたクリーチャーは通常の2倍の時間息を止めることができるが、空気に曝されると乾燥し始める。犠牲者は水がなくなると10分毎に1d6ポイントのダメージを受ける。いかなる種類の水であれ、犠牲者が水浴びするのに全ラウンド・アクションを費やすと、このダメージは止まる。セーヴDCは【耐久力】に基づく。
コーラル・カプチンは、熱帯の沿岸地域に生息しており、一般的には女族長が率いる30体未満の成人の家族のグループでいる。コーラル・カプチンはほとんどの人形生物の種をまったく恐れることがなく、多くの場合、船員や漁師からクリーチャーの不治の好奇心と些細な窃盗を我慢しても構わないと思っている。彼らは仲間のために釣りをするよう訓練することができ、海底から宝物を持って来ることを生業としている人々にとって特に求められている。彼らの貪欲で雑食性の食欲は、彼らが船にいる固有の
ラットの個体数を減少させるために喜ばれており、長い航海の間で人気がある。海賊、密輸業者、その他の泥棒の性質を受け入れる船乗りの間に人気があるが、このためか、多くの船乗りは幸運のマスコットとみなしている。
彼らの気まぐれな気質と窃盗癖にもかかわらず、コーラル・カプチンはその並外れた機動性と奇妙な呪いの噛みつきのために
ウィザードに珍重されている。レベル3以上の中立から1段階ずれた属性を持つ術者は
《上級使い魔》特技によって使い魔としてコーラル・カプチンを得ることができる。
成体のコーラル・カプチンは典型的に体長1・1/2フィートで、1フィートの長さの尾と4フィートの翼長の翼を持ち、体重は25ポンドである。
コーラル・カプチンの部族は通常、賢明な家長が率いている。このリーダーは、虹のようにゆらめくプリズムの光沢で輝く、特にカラフルな翼の膜と目で識別できる。コーラル・カプチンの女族長は【魅力】15を持ち、ほとんどが2~5レベルのオラクルである。この女族長は決して使い魔として役割を果たせない。
最終更新:2020年11月19日 23:09