このクリーチャーは長くくねったウナギのような体をしているが、鰐のようなうろこ状の頭に、大きく鋭い青い目がある。
タニファ CR6 Taniwha
防御
AC 19、接触11、立ちすくみ17（＋8外皮、－1サイズ、＋2【敏】）
HP 68（8d10＋24）；
高速治癒5
頑健 ＋9、
反応 ＋8、
意志 ＋7
ダメージ減少 5／魔法；
呪文抵抗 17
攻撃
移動速度 30フィート、水泳40フィート
近接 噛みつき＝＋14（3d6＋10）
接敵面 10フィート、間合い 10フィート
特殊攻撃 恐るべき記憶、魔法を掴む
擬似呪文能力 （術者レベル6；精神集中＋10）
一般データ
生態
出現環境 暑熱／河川
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
恐るべき記憶（超常）／Fearful Memory 1日1回標準アクションとして、タニファは100フィート以内の任意の数のクリーチャーの記憶を操作することができる。攻撃の全ての目標はお互い30フィート以内にいる限り、各々が恐るべき記憶に抵抗するためにDC 18の意志セーヴを試みることができる。失敗したクリーチャーは2d6ラウンドの間
恐れ状態となりその範囲から逃げ出す。さらに、タニファと遭遇した記憶は、
モディファイ・メモリーかのように消去される（術者レベル6）。
恐れ状態の効果が過ぎ去ると、クリーチャーは正確な詳細を覚えていることはできないが、恐ろしい記憶に最初に屈した領域の漠然とした恐怖を抱き続ける。このようなクリーチャーはこの場所から100フィート以内に近づくためにDC 18の意志セーヴに成功しなければならない。セーヴに成功すると、クリーチャーはその範囲に入ることができるが、その場にとどまっている限り
怯え状態となる。セーヴに失敗した場合、クリーチャーは自発的にその範囲に入ることができず、1時間の間その範囲に入るための新しいセーヴィング・スローを試みることはできない。これは［恐怖、精神作用、呪い］効果である。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
魔法を掴む（超常）／Seize Magic 1日1回標準アクションとして、タニファは呪文発動するクリーチャーの魔法を使用するための能力を掴むことを試みることができる。目標はタニファから100フィート以内にいなければならない。目標がDC 18の意志セーヴに失敗した場合、呪文を発動する能力を妨げられる。犠牲者が呪文を発動するときは精神集中判定に成功しなければならない（DC ＝ 15＋発動する呪文のレベル）。判定に失敗すると、術者は呪文を発動できない――呪文は消費されないがアクションは無駄となる。これは24時間継続する［呪い］効果だが、タニファは即行アクションとしていつでも効果を終了することを選択できる。セーヴDCは【魅力】に基づいている。
タニファは熱帯の湖や川に棲む超自然的な水棲クリーチャーであり、可能な限り人型生物によって文明化された地域から遠く離れたジャングルの奥深くに棲んでいる。タニファはその場所を自分たちのものであると主張し、その地域の自然の純度を維持し、その場所を汚す不注意な者や邪悪な侵入者から保護するように努めている。彼らは特に水棲の隠れ家の周辺のジャングルを狩る密猟者や水を汚染する者を嫌う。
タニファは蛇のような体と鰐の頭を持つ凶暴な外見であるが、この川に棲むクリーチャーは実際には非常に友好的であり、呪文を発動するクリーチャーと友達になりたがっている。タニファは魔法を愛し、他のクリーチャーから魔法を「味わう」ことに大きな喜びを感じる。このようにして盗んだ呪文の味を楽しむために、タニファに魔法を掴む能力を使用させる術者はしばしば、1日の間呪いに耐えるという小さなコストによって、一生涯の友人を確保できるということを発見している。
魔法を掴む能力と生来の擬似呪文能力と危険な噛みつき攻撃により、タニファはほとんどの侵入者から隠れ家を守ることができるが、家を守るために暴力よりも恐怖に頼ることを好む。一般的に、恐るべき記憶能力を使用して、タニファが「隠れ家の周辺は侵入するのに危険な地域である」という考えを地元の人々に植え付けることはそう多くない。恐怖は残酷や否定的な感情とみなされるが、タニファによって家の安全を維持するうえで暴力に代わる好ましい代替手段である。
典型的なタニファは全長15フィート、体重900ポンドであるが、それよりもはるかに大きい種がいると噂されている。
最終更新：2020年11月25日 23:41
