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ネコマタ Nekomata

この特大の家猫は、2本のゆらゆら揺れる尻尾と、悪意に満ちた輝く目がある。

ネコマタ CR6 Nekomata

出典 Bestiary 6 201ページ
XP 2,400
中立にして悪/中型サイズの魔獣変身生物
イニシアチブ +8;感覚 暗視60フィート、夜目鋭敏嗅覚〈知覚〉+14
防御
AC 19、接触14、立ちすくみ15(+5外皮、+4【敏】)
HP 68(8d10+24);高速治癒5
頑健 +9、反応 +10、意志 +7
完全耐性 能力値ダメージ、能力値吸収、[即死]効果、[病気]、生命力吸収、[恐怖]、負のエネルギー
攻撃
移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+12(1d8+4、加えて“病気”)、爪(×2)=+12(1d6+4)
特殊攻撃 アンデッド創造
擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+10)
一般データ
【筋】18、【敏】19、【耐】16、【知】19、【判】16、【魅】19
基本攻撃 +8;CMB +12;CMD 26
特技 《イニシアチブ強化》《攻防一体》《戦闘発動》《鋼の意志》
技能 〈隠密〉+15、〈軽業〉+15、〈知覚〉+14、〈知識:宗教〉+12、〈はったり〉+12、〈変装〉+12
言語 共通語
その他の特殊能力 変身(キャットおよび人型生物;ポリモーフ)、完全なる複製
生態
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、2体、または獅子軍(3~8)
宝物 標準
特殊能力
アンデッド創造(超常)/Create Undead 1日3回、標準アクションとして、ネコマタは死体をなめることで死体をアンデッド・クリーチャーに変えることができる。骨はスケルトン・チャンピオンとして黄泉がえり、肉のある死体はジュジュ・ゾンビとして自律行動する。このように作成されたアンデッドは自由意志を持つ。

完全なる複製(超常)/Perfect Copy ネコマタが変身を使用する時、特定の姿として、最後に噛みつき攻撃でダメージを与えた人型生物になることができる。

病気(超常)/病気 ネコマタの狂気:噛みつき―致傷型;セーヴ 頑健・DC17;潜伏期間 1d6時間;頻度 1回/日;効果 1【耐】ダメージ、1d4【判】ダメージ;治癒 2回連続のセーヴ成功。

 伝説によると、家猫が通常の寿命を超えて生きると、変身する。猫の尻尾が裂け、獣は悪霊となり、悪の呪文を発動し、人型生物の姿となる。この猫は自分の世話をしていた家族から、定命の者までを捕食するためにこれらの能力を使用する。

 ネコマタは残酷で執念深い霊のクリーチャーで、恐怖と不和を巻き、愛と友情の絆を断ち切り、精神的および肉体的な病気を蔓延させることで家庭を内部から破壊しようとする。ネコマタはしばしば使用人を密かに殺して食べ、その後その使用人の姿を取ることによって破壊活動を開始する。このような変装で、クリーチャーは家に潜入し、その家が提供する全ての快適さを楽しみながら、家の住民に恐怖に陥れるためにその生来の魔法の能力を使用して、あらゆる種類のいたずらを開始する。最終的にネコマタの目的は、家族全員を殺す前に、その家の当主の健康と評判を台無しにすることである。その卑劣な仕事が完了すると、クリーチャーは破壊する別の家を見つけるために移動する。真の姿では、猫または体長7フィート、体重200ポンドの2本の尻尾のある家猫のように見える。
最終更新:2020年11月29日 23:16