この艶のあるクリーチャーの前方には2つの大きなハサミが虚空を掴み、その後方には長く細い針が尾の先で屹立している。
コモン・ユーリプテリス CR1
防御
AC 14、接触10、立ちすくみ14(+4外皮)
HP 11(2d8+2)
頑健 +4、
反応 +0、
意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 20フィート、水泳40フィート
近接 爪(×2)=+1(1d3)、針=+1(1d3、加えて“
毒”)
接敵面 5フィート、
間合い 5フィート(針は10フィート)
一般データ
【筋】10、
【敏】11、
【耐】12、
【知】―、
【判】13、
【魅】2
基本攻撃 +1;
CMB +1;
CMD 11
特技 《イニシアチブ強化》(B)
技能 〈水泳〉+8
その他の特殊能力 水陸両生
生態
出現環境 温暖または暑熱/海洋
編成 単体、2体、または群れ(3~12)
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 針―致傷型;
セーヴ 頑健・DC12;
頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間);
効果 1d2【耐】;
治癒 1回のセーヴ成功。
シー・スコーピオン(ウミサソリ)として知られるユーリプテリスは食べられそうなものなら何でも襲いかかり、獲物を一度食べたなら一途にそれを追いかける。ほとんどのユーリプテリスは陸上では素早く動き、水の外でもずっと活動できる。
ラット(ネズミ)とは異なり、ユーリプテリスは病気を蔓延させたり、積荷に大きな悪影響を及ぼしたりすることはない。その特性から、船内にユーリプテリスを乗せて
ラットの数を抑えようと試みる船長もいる。残念なことに、この作戦を取り入れた船では、指の欠けた船員の数が極めて多いことでその成果がわかる。
このサソリに似た水生の肉食動物は、一対の大きな爪と棘のある外骨格を持ち、移動するとカチカチと音を立てる。
スパイニー・ユーリプテリス CR9
防御
AC 22、接触7、立ちすくみ22(+15外皮、-2サイズ、-1【敏】)
HP 114(12d8+60)
頑健 +13、
反応 +3、
意志 +5
防御的能力 棘だらけの外骨格;
完全耐性 [精神作用]効果
攻撃
移動速度 10フィート、水泳40フィート
近接 爪(×2)=+15(1d8+8/19~20)、針=+15(1d6+8、加えて“
毒”)
接敵面 15フィート、
間合い 15フィート(針は20フィート)
特殊攻撃 かきむしり(爪×2、1d6+12)
一般データ
【筋】26、
【敏】9、
【耐】20、
【知】―、
【判】13、
【魅】2
基本攻撃 +9;
CMB +19;
CMD 28
特技 《イニシアチブ強化》(B)、《クリティカル強化:爪》
(B)
技能 〈水泳〉+16
その他の特殊能力 水陸両生
生態
出現環境 暑熱/海洋
編成 単体
宝物 なし
特殊能力
毒(変則)/Poison 針―致傷型;
セーヴ 頑健・DC21;
頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間);
効果 1d4【耐】、および1d2【敏】;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
棘だらけの外骨格(変則)/Spiny Carapace スパイニー・ユーリプテリスの外骨格は無数の鋭い棘で覆われている。軽い武器、素手打撃、肉体攻撃でスパイニー・ユーリプテリスを攻撃したクリーチャーは、1d6ポイントの刺突ダメージを受ける。スパイニー・ユーリプテリスに組みついたり、組みつかれたりしたクリーチャーは、組みつきが維持されるラウンド毎に、自動的に2d6ポイントの刺突ダメージを受ける。
シー・スコーピオンの名で知るものもいるユーリプテリスは、陸生の同種やロブスターの間にある曖昧な境界線に立つ水棲甲殻類だ。原始的で貪欲なこれらの蟲の大きさは、比較的無害な犬サイズのオーカー・ユーリプテリス(黄土色のウミサソリ)から本当に恐ろしいスピッティング・ユーリプテリス(唾を吐くユーリプテリス)まで様々だ。船乗りがホエールイーティング・ユーリプテリス(鯨喰らいのウミサソリ)と呼ぶ、更に大きい個体の噂もある。その大きさにかかわらず共通なのは、その攻撃性だ。餌になりそうなものには何でも突進し、一度獲物を味わえば一心不乱に向かってくる。広い海で育つことがほとんどではあるが、ほとんどのユーリプテリスは陸上を歩き回ることができ、水の外でもいつまでも過ごすことができる。
ラット(ネズミ)とは異なり、ユーリプテリスは病気を蔓延させたり、積荷に大きな悪影響を及ぼしたりすることはない。その特性から、船内にユーリプテリスを乗せて
ラットの数を抑えようと試みる船長もいる。残念なことに、この作戦を取り入れた船では、指の欠けた船員の数が極めて多いことでその成果がわかる。
最終更新:2023年03月31日 00:13