長く黒い髪がその青白い女性の顔を隠している。動くたびにその体はねじれ、ピクピクと震える。
ユーレイ CR12
防御
攻撃
移動速度 40フィート
近接 痛みの手=+11接触(12d6、加えて“
不調状態”)
特殊攻撃 首絞め窒息、
死相
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+16)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、2体、または大出没(3~6)
宝物 乏しい
特殊能力
痛みの手(超常)/Painful Grasp ユーレイの接触は恐ろしい痛みを引き起こし、12d6ポイントの種別を持たないダメージを与え、目標は1d6ラウンドの間
不調状態になる。クリーチャーはDC23の頑健セーヴを行い、成功すればこの
不調状態になる効果を打ち消すことができるが、成功してもダメージは減少しない。セーヴDCは【魅力】に基いている。
首絞め窒息(超常)/Choking Suffocation サフォケーションの擬似呪文能力を使用する際、ユーレイは目標の喉に不快な異物(絡みついた濡れた髪の塊や吐き気をもよおす腐った沼の泥の塊など)を出現させる。目標が首絞め窒息に対するセーヴィング・スローに成功するか3ラウンド後にこの能力の持続時間が終了したかした後すぐに、目標は恐ろしい光景の中でこの不快な異物を吐き出す。目標はDC23の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1d6ラウンドの間
吐き気がする状態になる。セーヴDCは【魅力】に基いている。
死相(超常)/Face of Death 全ラウンド・アクションとして、ユーレイは隣接するクリーチャー1体に顔をさらけ出すことができる。目標はDC23の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると1d6ラウンドの間
朦朧状態になる。目標がこの効果で
朦朧状態になったなら、目標はさらにDC23の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると恐怖のあまり即座に死亡する。最初のセーヴに成功した目標は、特定のユーレイの死相能力に、以後24時間の間完全耐性を得る。これは[恐怖、精神作用]効果であり、2回目のセーヴは[即死]効果である。セーヴDCは【魅力】に基いている。
明滅(擬呪)/Flicker ユーレイはそのラウンド中に5フィート以上移動しているなら、ACに+4の回避ボーナスを得る。
激しい怒りや圧倒的な悲しみといった強い感情に支配されて暴力的な死を遂げたとき、人はユーレイとして知られるねじれた恐ろしいアンデッド・クリーチャーとして死から蘇ることがある。この休むことない霊は死に際に染み付いた感情的な苦悩に焼かれ続けており、自分が受けていることを他のクリーチャーが受けている間のみ幾許かの安らぎを感じることができる。そのため、彼らは生前に知っていた人々や場所をさまよい、その
痛みの手の新鮮な犠牲者を探す。適切に埋葬されたかどうかにかかわらず、ユーレイはいつも長い黒髪で顔を隠し、死装束をまとって現れる。多くの場合、この休むことなき霊は水に濡れているか泥や汚れが付着しているか、その他顧みられることのなかった痕跡を体につけている。その存在そのものを捻じ曲げるほどの痛みを表現するように、その体は歪んだりバラバラに見えることがある。
ナイトメアを使用する際、ユーレイは通常、目標に自分を殺したものの役を演じさせ、墓から蘇ったユーレイの復讐を味わせる。
最終更新:2023年09月03日 00:26