このねじくれた、かろうじて人型の怪物は、腐ったように見える肉、不自然に長い首、口いっぱいの牙を備えている。
ヴリコラカス CR10 Vrykolakas
防御
攻撃
移動速度 40フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+17(1d6+8、加えて“
生命力吸収”)、爪(×2)=+18(1d8+8)
特殊攻撃 同族作り、
生命力吸収(1レベル、DC22)、
かきむしり(爪×2、1d6+12)
擬似呪文能力 (術者レベル10;精神集中+16)
一般データ
生態
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体
宝物 標準
特殊能力
同族作り(超常)/Create Spawn ヴリコラカスによって殺された人型生物は、祝福を受けて適切な葬儀を行わなければ、1d4日後に自由意識を持つヴリコラカスになる。祝福には
ブレス呪文やよりありふれた葬儀が必要かもしれないが、少なくとも、善属性の神格に捧げた適切な祈り(DC15の
〈知識:宗教〉判定)が必要がある。
野蛮なる憑依(超常)/Feral Possession HPが0になると、ヴリコラカスは100フィート以内の動物に憑依しようとする。この能力は
ポゼッションに似た能力で、ヴリコラカスのHD毎に1日の持続時間を持つ。対象はDC22の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると憑依される。憑依に失敗した場合、ヴリコラカスは直ちに死亡する。憑依に成功すると、その動物は直ちにヴリコラカスの巣に戻り、そこで地中に埋もれようとする。1d4日間放置された場合、その動物は元のヴリコラカスと同じデータを持つ、新しいヴリコラカスへと変化する。この間に発見されて殺害された場合、その動物とヴリコラカスの両方が破壊される。発見され、
ディスペル・マジックやそれに類する効果で憑依効果が終了した場合、動物はもとに戻り、ヴリコラカスは破壊される(
ディスペル・マジックの試みを解決する際、術者レベルはヴリコラカスのCRに等しい)。セーヴDCは【魅力】に基づく。
伝染病のオーラ(超常)/Pestilent Aura ヴリコラカスの5フィート以内にいるクリーチャーはDC22の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると腺ペストに感染する。ヴリコラカスの伝染病のオーラに対するセーヴに成功したクリーチャーは、24時間の間、同じヴリコラカスのオーラの作用を受けない。セーヴDCは【魅力】に基づく。
腺ペスト/Bubonic Plague:
セーヴ 頑健・DC21;
潜伏期間 1日;
頻度 1回/日;
効果 1d4【耐】ダメージ、および1【魅】ダメージ、および対象は
疲労状態になる;
治癒 2回連続のセーヴ成功。
ヴリコラカスは怒りだけを知り、人生で失敗したものの苦しみを楽しむ。最も基本的な埋葬の儀式さえ拒否され、邪悪で復讐心に燃える魂が生き返った死体は、理不尽な吸血鬼のようなクリーチャーとなり、生けるものに対して無差別に怒りを爆発させ、己の道の上にいる者全てに病気と死を蔓延させる。
最終更新:2022年05月21日 01:30