PRD外 > クラス > ブリューキーパー

ブリューキーパー Brewkeeper

 出典 Paths of the Righteous 6ページ

 カイデン・カイリーエンの献身的なメンバーの中で最も熱心で有名なのがブリューキーパーである。彼らは、上質のアルコールと魔法の調合薬を専門に製造する酔いどれ神信仰のメンバーである。

前提条件

 ブリューキーパーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。

 属性:中立にして善または混沌にして善
 神格:カイデン・カイリーエンを進行していなければならない。
 技能〈製作:錬金術〉5ランクまたは〈職能:調合屋〉5ランク
 特技《ポーション作成》
 呪文:2レベル呪文の発動能力または2レベル・エキスの準備能力

クラス技能

 ブリューキーパーのクラス技能は、以下の通り:〈軽業〉【敏】、〈はったり〉【魅】、〈登攀〉【筋】、〈製作〉【知】、〈交渉〉【魅】、〈知識:地域〉【知】、〈知識:宗教〉【知】、〈職能〉【判】、〈水泳〉【筋】、〈魔法装置使用〉【魅】。

 レベル毎の技能ポイント:4+【知】修正値。

 ヒット・ダイスの種類:d8。

クラスの特徴

レベル 基本攻撃
ボーナス
頑健
セーヴ
反応
セーヴ
意志
セーヴ
特殊 1日毎の呪文
1 +0 +1 +1 +0 蒸留呪文、信仰の酔いどれ
2 +1 +1 +1 +1 醸造蓄積、有用な自蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
3 +2 +2 +2 +1 有害な自蒸留、ポーション体得 呪文が発動できるクラスに+1レベル
4 +3 +2 +2 +1 有用な自蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
5 +3 +3 +3 +2 醸造開眼 呪文が発動できるクラスに+1レベル
6 +4 +3 +3 +2 有用な自蒸留、有害な自蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
7 +5 +4 +4 +2 素早い蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
8 +6 +4 +4 +3 有用な自蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
9 +6 +5 +5 +3 有害な自蒸留 呪文が発動できるクラスに+1レベル
10 +7 +5 +5 +3 有用な自蒸留、真の醸造長 呪文が発動できるクラスに+1レベル

 以下のすべてがブリューキーパー上級クラスの特徴である。

 日毎の呪文:アルケミスト・レベルを持つブリューキーパーは、この能力で強化するクラスとしてアルケミストを選択し、1日毎のアルケミストのエキスを増やすことができる。

 蒸留呪文(超常)/Distilled Spells:ブリューキーパーは、自分が準備したエキスや呪文、または未使用の呪文スロットをドラフトに蒸留するのに1分を費やすことができる。 アルケミストのエキスでこれを行うとき、ドラフトは注入の発見によって強化されたかのように機能する。呪文は、その呪文からポーションまたはオイルとして作成できる資格がある場合にのみ蒸留できるが、3レベル以下の呪文であるという制限はない。ドラフトが作成されると、ブリューキーパーが所有しなくなった場合でも、最大24時間保持される。この時点以降、ドラフトは不活性になり、ブリューキーパーはそのエキスまたは呪文スロットの使用を再開する(ただし、その日中に呪文を発動したか、そのスロットからのエキスを使用したかのように、通常どおりそのスロットを準備しなければならない)。ドラフトに力がある限り、ブリューキーパーの各日のエキスまたは呪文スロットの1つを占有し続ける。ドラフトはポーションまたはオイルとして機能し、あらゆるクリーチャーが使用できる。

 信仰の酔いどれ(変則)/Faithful Drinker:ブリューキーパーがポーション、エリクサー、変異薬、ドラフト、またはその他の魔法の飲み物を飲むと、ブリューキーパーは1ラウンドの間石セーヴに+2の清浄ボーナスを得る。

 醸造蓄積(超常)/Brew Reservoir:2レベルの時点で、ブリューキーパーは醸造ポイントのプールを得る。これを使用して、有用または有害な自蒸留をドラフト、エキス、および呪文に適用できる。ブリューキーパーは、一度に1つのドラフト、抽出、または呪文にこのような効果を1つだけ追加できる。醸造プールのポイント数は、3+ブリューキーパー・レベルに等しい。ブリューキーパーが呪文やエキスを準備すると、醸造蓄積が補充される。

 有用な自蒸留(超常)/Helpful Homebrew:2レベルの時点と以降2クラス・レベル毎にブリューキーパーは以下のリストから1つの呪文修正特技を選択できる。即行アクションとして自分の醸造ポイントから使用し、呪文を発動するための呪文、飲むためのエキス、作成するためのドラフトのために呪文修正特技を加えることができる。効果を選択するために、特技の前提条件を満たしている必要はない。この能力を使用すると、呪文修正特技のレベル増加分に等しい醸造ポイントをコストとする(最小1)。

 利用可能な呪文修正効果(とその効果を選択できるブリューキーパー・レベル)は以下の通り:《呪文威力強化》(4レベル)、《呪文持続時間延長》(2レベル)、《呪文泡沫化》UI(4レベル)、《呪文威力最大化》(6レベル)、《呪文音声省略》(4レベル)、および《呪文係留化》UI(2レベル)。

 有害な自蒸留(超常)/Harmful Homebrew:3レベルの時点で、ブリューキーパーは有害な自蒸留で攻撃を強化できる。飛散武器または接触呪文でクリーチャーを攻撃するとき、呪文または飛散武器に効果を追加するための即行アクションとして1醸造ポイントを費やすことができる。有害な自蒸留によって引き起こされるこれらの追加の効果は、接触呪文または飛散武器の通常の効果に関連するセーヴィング・スローで目標が成功するか否かに関係なく適用される。目標は、有害な自蒸留の効果を回避するための頑健セーヴを試みることができる(DC =10+ブリューキーパーの術者レベルの半分+ブリューキーパーの最も高い精神的能力修正値)。セーヴに成功すると、目標1ラウンドの間不調状態になる(一時的に中毒の影響を受けているかのように)が、セーヴに失敗すると、目標は、選択肢からブリューキーパーが選択した有害な自蒸留の効果の影響を受ける。自蒸留を妨げることによってもたらされる条件は累積しない。

 3レベルの時点で、ブリューキーパーは、有害な自蒸留をクリーチャーに影響を及ぼすことに成功したとき、以下のいずれかの効果を選択できる。以降3クラス・レベル毎に、ブリューキーパーは接触呪文または飛散武器に追加の有害な自蒸留効果を適用でき、9レベルの時点で合計3つの効果を得る。

 絡みつかれた状態:目標は、装備自体を調整するために全ラウンド・アクションを費やすまで、装備に絡みつかれた状態となる。

 疲労状態:目標は1ラウンドの間疲労状態となる。

 伏せ状態:目標は伏せ状態となる。

 6レベルの時点で、ブリューキーパーは、選択できるリストに以下の有害な自蒸留を追加する。

 混乱状態:目標は1ラウンドの間混乱状態となる。

 幻惑状態:目標は1ラウンドの間幻惑状態となる。

 よろめき状態:目標は1ラウンドの間よろめき状態となる。

 9レベルの時点で、ブリューキーパーは、選択できる自蒸留のリストに次の自蒸留を加える。

 過労状態:目標は1ラウンドの間過労状態となり、その後1ラウンドの間疲労状態となる。ブリューキーパーは、この効果を選択する前に、有害な自蒸留で疲労状態を適用していなければならない。

 吐き気がする状態:目標は1ラウンドの間吐き気がする状態となる。

 ポーション体得(変則)/Potion Master:3レベルの時点で、ブリューキーパーは、移動アクションとしてポーションを飲むとき、または同意するクリーチャーにポーションを飲ませるとき、アルコールのチェイサーを追加できる。この場合、ポーションの効果を判断するときに、ポーションの術者レベルではなく、自分の術者レベルを使用する。また、それが自身が作成したドラフトであるかのように、この時点で有用な自蒸留の効果をポーションに適用することができる。

 醸造開眼(超常)/Brew Specialization:5レベルの時点で、ブリューキーパーは、自蒸留の効果を適用するために即行アクションを行うとき、1つではなく、2つの有用な自蒸留作または有害な自蒸留の効果を適用できる。適用する自蒸留の醸造ポイントのすべて費やさなければならない。

 素早い蒸留(超常)/Quick Brewing:7レベルの時点で、ブリューキーパーは全ラウンド・アクションとしてドラフトを作成できる。

 真の醸造長(超常)/True Brewkeeper:10レベルの時点で、ブリューキーパーは、呪文の通常の発動時間の一部として、またはエキスを抽出するためのアクションの一部として、ドラフトを作成でき、効率的にドラフトを任意作成できる。加えて、一度に最大3つの自蒸留効果を適用できる。ブリューキーパーが信仰の酔いどれ能力を使用する場合、与えられる清浄ボーナスは1ラウンド間すべてのセーヴィング・スローに適用される。
最終更新:2022年12月25日 11:24