この巨大な金属製の二足歩行は、太い脚で立っている。幅の広い鋸歯状のシャベルが獣の頭にあり、力強い腕の先には鉄製のペンチが付いていて、開閉が可能である。
アルドック・モイラント CR 10 Ardoc Moilant
出典 Pathfinder #135: Runeplague 84ページ
XP 9,600
中立/超大型サイズの
人造
イニシアチブ +0;
感覚 暗視60フィート、
夜目;
〈知覚〉+17
防御
AC 24、接触8、立ちすくみ24(+16外皮、-2サイズ)
HP 124(13d10+53)
頑健 +6、
反応 +4、
意志 +10
防御能力 忠実な僕;
ダメージ減少 10/アダマンティン;
完全耐性 人造の種別特性;
SR 26
攻撃
移動速度 30フィート
近接 突き刺し=+21(2d6+15/19~20)、バイスペンチ=+21(1d8+10加えて"
つかみ")
接敵面 15フィート;
間合い 15フィート
特殊攻撃 締めつけ(1d8+11)、響き渡る轟音、シャベル頭、
蹂躙(2d6+15、DC 26)、バイスペンチ
一般データ
生態
出現環境 どこでも
編成 単体、ペア、艦隊(3~8)
宝物 なし
特殊能力
断末魔の爆発(変則)/Death Throes:アルドック・モイラントは破壊された時点で主が30フィート以内にいない限り、破壊されると爆発する。爆発するとそこから30フィート以内のクリーチャーは13d6ポイントのダメージを受ける(反応・DC 16・半減)。このダメージの半分は[火炎]で、もう半分は[刺突]ダメージである。セーヴDCは【耐久力】に基づいている。
忠実な僕(超常)/Loyal Servant:コントロール・コンストラクトあるいは同様の魔法を使用してアルドック・モイラントを制御をもぎとる、あるいは維持するための
〈呪文学〉のDCはモイラントの主以外に対して10増加する。モイラントの制御を奪おうとする試みが失敗するたび、モイラントは1時間の間10一時的ヒット・ポイントを得、最大30一時的ヒット・ポイントまで得られる。
響き渡る轟音(超常)/Resounding Burst:全ラウンド・アクションとして1d4ラウンドに1回、アルドック・モイラントはバイスペンチを十分な力で締めて、それ自体を中心とする半径30フィートの衝撃波の音と破壊的な魔法を生成できる。モイラントは1回の突き飛ばしの戦技判定を試み、その結果を影響を受けた各クリーチャーに適用する。衝撃波によって押しやられたクリーチャーや押しやられた5フィート毎日2d6ポイントの[音波]ダメージを受ける。加えて、衝撃波は
グレーター・ディスペル・マジックとしてその範囲の魔法を解呪する(術者レベル13)。アルドック・モイラントはバイスペンチでクリーチャーに組みついている間この能力を使用できない。
シャベル頭(変則)/Shovelhead:アルドック・モイラントのシャベルのような頭のノコギリ状のエッジは非常に鋭い。突き刺し攻撃によって与えられるダメージに【筋力】修正値の1.5倍を適用し、19~20のクリティカル可能域を持つ。全ラウンド・アクションとして、アルドック・モイラントは頭を使って土、埃、あるいは砂を5フィート立方のサイズまで掘り移動することができる(
エクスペディシャス・エクスカヴェイション呪文として)。
安定した体幹(変則)/Stable Footing:その姿の重量と頑丈さは、アルドック・モイラントに突き飛ばしと位置ずらしの戦技判定に対するCMDに+2の種族ボーナスを与える。
魔術的フィールド(超常)/Thaumaturgical Field:アルドック・モイラントの呪文抵抗は強力であるが壊れやすい。少なくとも3レベルの呪文がモイラントの呪文抵抗を貫くのに失敗した場合、1d4ラウンドの間その呪文抵抗を失う。
バイスペンチ(変則)/Vise-Pincers:アルドック・モイラントのバイスペンチは殴打および刺突ダメージを与える主要肉体攻撃である。バイスペンチでモイラントが行う攻撃は硬度15以下の物体の硬度を無視する。アルドック・モイラントが
押さえ込まれた状態を確立するか維持するのに成功する時、目標と目標の鎧あるいは盾の両方にその締め付けのダメージを適用する(アルドック・モイラントが選択する)。
アルドック・モイラントは土を動かすなどの重量重労働をするために作られた巨大な魔術的な役馬である。効率的で強力な動きをするアルドック・モイラントは、高い知性を感じさせる洞察力と鋭い認知力を持って指示を遂行する。ケル・マーガのアルドック・ファミリー/Ardoc familyは、この腎臓を大量生産することで大きな成功を収めた。この人造は適応性、耐久性、そして監視の必要性がほとんどなく、長時間働く能力により、すぐに売れてしまう。
アルドック・モイラントは、ほぼ人型生物の姿であり、強力な腕の先には巨大な掴むためのペンチが付いている。モイラントは大きなシャベル状の頭を持ち、それを使って土や石を押しのけることができる。もちろん、重労働に適したこの道具は、仕事を邪魔するものに対して壊滅的な攻撃を行うためにも使用できる。
アルドック・モイラントは身長25フィート、体重10米トンである。
生態
アルドック・モイラントの姿の全ての要素は、貴重な地形の破壊を防ぐために足が広くて低くしゃがんだ形状から、石を穿つことも繊細な貨物を持ち上げることもできるルーンが刻まれたのペンチまで、労働のためにデザインされている。戦闘を主目的として作られたわけではないが、アルドック・モイラントは追加の変更なしに戦闘で使用できる。貴重な鉱山や工場、建設中の宮殿などを監視する二次的な執行者やガードマンとして採用されることもある。アルドック・モイラントはその大きな体格から潜在的な脅威を防ぐのに十分であるが、執拗な侵入者は即座にモイラントのつかみやすいペンチとシャベル型の頭部が恐るべき武器であることに気がつく。アルドック・モイラントの全ての構成要素が魔法によって作成されているか、魔法で強化されているが、その魔法の性質が最も顕著に現れているのはルーンが刻まれたペンチであり、強力な魔法の衝撃波を生み出すことができる。
アルドック・モイラントは特に賢く、エンジニアリングの原理を鋭く理解して結果を評価し、与えられた仕事に取り組むことができる。アルドック・モイラントが構築のプロセスについて秘密にしていることのひとつは、この高度なプログラミングが人間の魂のパターンに依存していることである。このパターン化はモイラントの実用性と人気に欠かせないが、パターン化の儀式は人間の魂にとって苦痛であり、時には命を失う。
生息と社会
アルドックの魔術師によって作成された人造であるモイラントには伝統的な意味での社会はない――少なくともアルドック・ファミリーによれば。しかし、顧客によると、アルドック・モイラントはり深い意識レベルと仲間を求める内的な欲求を示唆する行動パターンを示しているようであると指摘している。継続的な活動内容が提示されない限り、この労働用の人造は小さなグループへと集まる傾向があり、他の機会や人造と一緒にいることさえある。ほとんどのアルドック・モイラントは購入者が選んだ言語を話す機能を備えて作成される。めったに話すことはなく、深く砂利のような声は、金属が金属をこするように聞こえる。全てのモイラントは特定の種類の小物を集めたり、瓦礫をペンチのルーンを模した形にお質干したりと、時間の経過とともに個独特の個性と顕著な癖を身に着けていく。勤勉な持ち主は、モイラントがあまりにも個性的な行動をとるようにあんると、アルドック家に再調整や返金を要求することもあるが、再調整が行われる前に、持ち主の元を離れて独立するものもいる。
作成法
アルドック・モイラントを作成するためには、7,500GPの希少な化合物を含む20,000ポンドの洗練した鋼が必要である。正確なプロセスは、アルドック・ファミリーに固く守られている。
アルドック・モイラント Ardoc Moilant
術者レベル 13;市価 87,500GP
作成法
最終更新:2022年03月20日 10:38