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平成29年度

【3】

〔問1〕
★その人の行動をセリフから突き止めるパターン。
①「この表現から読み取れる一真の【様子】」
②気持ちが分かる表現:「目を凝らす」
 理由:直前「どこにあるのだろう。あの絵は。」→あの絵(=おじいちゃんの描いた花火の絵)を見つけたいから
③イ 「祖父の絵を見つけるために」

〔問2〕
★特徴的な表現が見つかりやすい!頻出の比喩。
①「この【表現】について述べたもの」
②特徴的な表現:「迫力があった。…迫力があった。」(反復)
        「生命を…見せつけているようだ」(比喩[擬人法])
③ウ 「語句の繰り返し」「たとえ」

〔問3〕
★直前のセリフを受けての父の反応に傍線部が引いてある→どう考えてもセリフが根拠!「セリフ→行動」のパターン(直前のセリフが傍線部の気持ちに影響を与えているパターン)
①「この表現から読み取れる一成の【様子】」
②気持ちが分かる表現:「黙った」「息子を見つめている」(+)
 理由:直前の息子[一真]のセリフ「おれの描きたいものを描いていきたいんだ」「自分が選んだ道を進みたい」
③ア

〔問4〕
★「セリフ→行動(セリフ)」のパターン!
①「一真が『今度は答えられた』【わけ】」
②補充:なんと答えられた?→「わかってる。」
 理由:直前の父[一成]のセリフ「好きにしろ」「そのかわり、自分で道を選んだのなら泣き言は言うな」
③エ 「自分で決めてよい」

〔問5〕
★一真の気持ちを具体化したうえで、その気持ちが作り上げられた理由を拾う。今回は、複数の登場人物がいるなかで「そのうちの誰の影響を受けているか」という問題だと言ってもよい。「セリフ→セリフ(表情・行動)」のパターン。
①「このときの一真の【気持ち】」
②気持ちが分かる表現:「深く息を吸い込んだ」(+)
           直前「笑う」「そうだ。まだ、始まったばかりだ。何もかもこれからだ。」
 理由:少し前の久邦のセリフ「まだ始まったばっかだぜ。」「これからだよな、一真。」
③ウ(「久邦」のセリフを理由としているのはウだけ)

平成28年度

【三】
〔問1〕
 「気持ち」の問題ですから、まずは心情語を探します。傍線部中に心情語はありませんが、直後に「腹が立って」とありますから、まずここを拾います。そして、「驚かされたことに」とあるのですから「理由」も発見出来ました。背後からいきなり声が聞こえてきて「驚かされた」から、「何だ?」と腹が立っているわけですね。最後に、傍線部の直前の「このあたりでは見かけない顔だった」も拾えれば完璧です。見知らぬ顔だからこそ、「何だ?」という反応になるわけで、これも理由の1つだと言えます。
〔問2〕
 「わけ」ですから「理由」の問題です。理由の問題では、まずは傍線を含む一文をよく読み、「何の理由を探すのか」の準備から始めることがポイントでした。傍線部を見ると「眉を上下して」とありますから、なぜ眉を動かしたんだろう、と考えていきます。すると、直前に「握り?何を言ってるんだ、こいつ……。」とあり、少女の言葉に疑問を感じていることが分かります。そして、傍線部直後で「聞き慣れない言葉遣い」ときれいにまとめられています。ですから、「少女の言葉遣いが聞き慣れないものだったから」というポイントは絶対に外してはいけません。この時点で、答えは「自分の理解できないことを言う少女」と書かれているイに絞れます。あとは、この選択肢の最初の「カーブの練習をしていることを見抜く」という内容を本文から確認すればいいだけで、これは傍線の4~5行前に書かれている純也の疑問を受けていますから、問題ありません。
〔問3〕
 「様子」の問題ですから、傍線部中あるいはその近辺から「表情・行動・セリフ」を拾います。すると、傍線部中の、「口を半開きにして」=表情、「壁と少女を交互に見た」=行動、の2箇所が確認出来ます。さらに、傍線部の2行後に「な、なんだ、こいつは……。」というセリフもあります。以上の3つの情報から、純也が「驚いている」様子は確実に押さえられるはずです。あとは、驚いている「理由」を拾えばいいわけですが、傍線部直前の5行がどんな内容かを押さえれば簡単ですね。要するに、傍線部の1行後にも書いてありますが、「少女の投げたボールには迫力があった」のです。というわけで、「投げたボールに迫力⇒驚いた」と書かれた選択肢はどれかと探してみれば、アに決まります。他の選択肢は、誤りの箇所が分かりやすく、すぐに消せますね。絶対とりましょう。
〔問4〕
 「気持ち」の問題です。傍線部中に「唇を噛んだ」とありますから、これを心情語として押さえましょう。うーん、悔しさに近い感情でしょうか。あとは「理由」ですが、傍線部中に既に「いつの間にか少女にうなずいている」と書いてあるのを押さえられれば十分です。これは易問ですよ。
〔問5〕
 「表現」の問題です。傍線部を参照すると、表現技法と思えるものはないですが、読者に効果を与えている表現は、明らかに「晩秋の薄闇」でしょう。「闇」なのですから、暗い光景であることがぱっと読者の頭に浮かびます。次いで、本文内容とのつながりを考えると、傍線直前に「何も音はしなかった」、傍線直後に「あっ、いけねぇや」とありますから、この文脈を踏まえれば、「我に返る瞬間」と書かれたイが答え、ということになります。

平成27年度

【3】

〔問1〕
★2人の会話の中におけるセリフに傍線部が引かれている。→直前の相手のセリフが気持ちの根拠となる!セリフをひたすら押さえ、会話の流れを押さえるパターン。「セリフ→セリフ」のパターン!
①「このときの唯の【気持ち】」
②気持ちが分かる表現:「……」「?」
           直後「ためらいがちに」
 理由:直前の亮太のセリフ「見られるとこまで連れてっちゃるし」
             「見られるっちゃ」
               ↑
    さらに前の唯のセリフ「明日帰るまでに、トキ、見られるかな」
③イ 「トキを見られるかもしれない」 「本当なのかどうか」

〔問2〕
★その人の行動の理由を、セリフから突き止めるパターン!
①「この表現から読み取れる亮太の【様子】」
②気持ちが分かる表現:「頬を紅潮させて」(+)
 理由:「明日の朝、連れてっちゃる」
    ※「父[努]に水を差されても、亮太は聞かない」
③エ 「何とか唯に見せてやりたい」

〔問3〕
★傍線部のセリフが唐突なもの。→理由が直後!
①「梓が亮太にこのように聞いた【わけ】」
②理由:後ろ「いま、この島のどこかに、ひっそり点り続ける命のともしびがある。そう唯が気づいてくれれば、それでいいんだ」
    →唯に命の大切さを知ってもらいたい
③ア 「唯が命の尊さに気付くかもしれない」

〔問4〕
★頻出の比喩!
①「この【表現】について述べたもの」
②補充:「少年と少女の声」→「亮太と唯の声」=「こーい、こいこい、こーい」
 特徴的な表現:「遠慮がちに奏でる楽器のように」(比喩)
③ウ 「たとえを用いて」

〔問5〕
★頻出の「感謝」。相手への感謝を、理由とともにまとめる。
①「あなたが唯だとして、このときの唯の【気持ち】を亮太に伝えるとしたら、どのように言うか」
②気持ちが分かる表現:「ありがとう」(=感謝)
 理由:梓「こっちがお礼を言わなくちゃいけない」「命のともしび」
③「トキを呼ぶことはできなかったけど、この島のどこかにトキが生きているんだと思えただけでもよかったよ。」(49字)

平成26年度

【3】

〔問1〕
★比喩を押さえ、それが何を意味しているかつかむ!
①「この【表現】について述べたもの」
②特徴的な表現:「黄金色が西の海全体に広まった」(比喩[隠喩])
        「海面にほどこされた金箔」(比喩[隠喩])
        「海へのみこまれてしまう」(比喩[擬人法])
        →太陽が沈む様子
③ウ 「夕暮れの情景」「たとえを用いながら」

〔問2〕
★傍線部の外にある「気持ちが分かる表現」を見落とさなければOK!
①「このときの紺野先生の【気持ち】」
②気持ちが分かる表現:「見晴らしがいいね」(+)
           「浮き浮きしたようす」(+)
 理由:前「日没とともに、北斗七星が水平線すれすれに姿を見せる」
     「紺野先生には、わざわざ時間をさく価値のある光景だ」
③エ 「北斗七星が水平線上に見える光景」 「心が躍る」

〔問3〕
★傍線部中の逆接→後半を重視し、対応するものを選ぶ!
①「この表現から読み取れる『少年』の【様子】」
②補充:「うなずく」→誰に?「声をかけてゆく」「何人かの生徒」に。
 気持ちが分かる表現:「うつむいた顔をあげずに」「黙っていた」
 理由:直前「何人かの生徒が、…少年のまえを通り過ぎ、声をかけてゆく」
    前から少年の境遇を拾う「左の足首に繃帯をしている」→「運動会は棄権です」
③イ 「走れない自分」「やり切れなさ」「答えられずにいる」

〔問4〕
★直前・直後を押さえ、傍線部につながるものを選ぶ!
①「『少年』が『水平線に目を凝らした』【わけ】」
②理由:傍線部中「そう云われて」
    直前(指示語の指示内容)「見てごらん。北斗七星のひしゃくのところを。海の水を汲んでいるように見えるだろう」
    後ろ「少年は感心したように海をながめ」
③ア 「北斗七星について考えもしなかったことを紺野先生から言われ」
   「自分から確かめずにはいられない」(→目を凝らした)
 ※エは「以前から関心をもっていたこと」が、本文中の「浮かない少年にもうひとつ耳寄りな話を披露した」と矛盾。

〔問5〕
★シンプルに「気持ち」と「理由」を押さえて解く。聞かれていることをよく整理して、効率よく根拠を拾うことが重要。頻出の「感謝」。
①「あなたが『少年』だとして、紺野先生と別れた場面の後に、紺野先生とのやりとりをしたときの【気持ち】を母親に伝えるとしたら、どのように言うか」
 →・「少年」が「母親」に言うセリフを考える
  ・「紺野先生とのやりとり」をしたときの気持ちを言う
②気持ち:感謝→「ありがとう」
     紺野先生との会話を通して気持ちが変化している
     「浮かない少年」→「沈んでいた表情に笑みを浮かべた」
     →ここを最大限に活かした答案を作る!
     理由:「見てごらん。北斗七星のひしゃくのところを。」
     (問4と重なる)
③「足を挫いて落ち込んでいたぼくに、北斗七星の話をしてくれてありがとう。おかげさまで元気が出たよ。」(47字)

平成25年度

【3】

〔問1〕
★傍線部が疑問文→今回は「興味を引く」パターン。指示語の補充。会話の流れを押さえる、「セリフ→セリフ」のパターン。
①「この表現から読み取れるおばあさんの【様子】」
②気持ちが分かる表現:「これ、なんだかわかるかい?」(興味を引く)
 補充(指示語):「これ」=(おばあさんが出してきた)「コレクションのガラス瓶」
 理由(ガラス瓶を見せたか):前の「私」[みいちゃん]のセリフ「桜って塩漬けにするの?」
 →「私」の疑問に答えてあげたいから(桜が塩漬けになることを示したいから)
③エ 「興味を示す『私』」「関心を引こうとしている」

〔問2〕
★直前のセリフが根拠。「セリフ→気持ち」のパターン。
①「『私』が『見えないものが少しだけ見えた気がし』た【わけ】」
②理由:直前(「私」の心内文)「そうか、おじいさんは甘党だったんだ」
    直前のおばあさんのセリフ「おじいさんが私の作る桜餅に惚れてね、そいで結婚したのさ、あたしら」
③イ 「おじいさんとの思い出」「おばあさんの別の一面」
 ※エは「桜付けを一緒に作った」が本文にないので×

〔問3〕
①「この表現から読み取れるおばあさんの【気持ち】」
②気持ちが分かる表現:「鼻の頭にいっぱい汗をかき」
           「みいちゃん、早く朝ご飯食べな。」「怒鳴るように言った」
 理由:直前「大量の白い粉を洗っていた」(→桜餅)
      「かたわらでは釜が蒸気を噴き上げている」(→ご飯)
      「別の鍋の中では、あずきがふつふつと煮立っている」(→桜餅)
    →「働きもの」のおばあさん(おばあさんの特徴3つ目)
    (朝から料理[食事の準備]→汗をかき/ご飯はできた→「ご飯食べな」)
③ウ 「食事をすぐに『私』に食べさせたい」

〔問4〕
★頻出の比喩。
①「この【表現】について述べたもの」
②特徴的な表現:「空には白いカモメが浮き沈みしている」
        「それを縫うように」(比喩[直喩])
        「漁船の汽笛がのんびりと届いてきた」
        →「空」と「海(←漁船)」の対比?
③ア 「穏やかな情景」「対になるような語句(浮き沈み)」
   「たとえを用いて」
 ※イは「語句の順番の並び替え(倒置)」、エは「語句の繰り返し(反復)」が×

〔問5〕
①「『私』が、祖母と中学生のときに過ごしたある日を、繰り返し思い出していることが分かる一文がある。その初めの五字をそのまま抜き出して書き、さらに、その一文から読み取れる「私」の気持ちを…まとめて書け」
②「【ある日】を、【繰り返し】思い出している」→「私は【何度も】【その日】のことを思い出して笑う。」→答「私は何度も」
 気持ちが分かる表現:「笑う」→後ろ「あの春がなつかしい」
 理由:「ふたりのおばあさん[おばあさん&タケちゃん]が桜の樹の下で…桜餅を食べていた」
③抜き出し:私は何度も
 気持ち:おばあちゃんとタケちゃんが桜餅を食べている光景をなつかしく感じている。(35字)
 ※「どのように言うか」ではなく、シンプルに「気持ちをまとめて書け」と問われた場合は、「~と思っている(感じている)。」という文末にするとよい。もちろん、「~気持ち。」とまとめても可。

平成24年度

【3】

〔問1〕
①「この【表現】について述べたもの」


〔問2〕
①「この表現から読み取れる佐那子の【様子】」


〔問3〕
①「このときの佐那子の【気持ち】」


〔問4〕
①「佐那子がこのように思った【わけ】」


〔問5〕
①「あなたが佐那子だとして、弓道の練習に対する佐那子の気持ちを鼎蔵に伝えるとしたら、どのように言うか」

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最終更新:2019年07月01日 10:13