+ | 担当声優 |
固定された声のイメージを得る機会(テレビアニメなど)を持たなかったジョジョキャラの例に漏れず、
DIOもメディアミックスの度に声優がコロコロ変わっている。ボイスを差し替えると、こんな感じになる。
またVOMICでのディエゴは『タツノコ VS. CAPCOM』のゲームアナウンス及びイッパツマンの声を担当した加藤将之氏が演じたのだが、
TVアニメでは1部終盤でディオに殺されるスティクス神父を氏が演じる事に。 |
+ | ストーリー・キャラ設定(原作ネタバレ) |
ストーリー第1部二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。 一人は泥を見た。一人は星を見た。
貧しい平民だったが、ジョージ・ジョースター(主人公ジョナサン・ジョースターの父)が、
亡父ダリオ・ブランドーに助けられた(と勘違いした)縁から、12歳の頃ジョースター家の養子に。 その時既にほぼ悪としての人格は完成されており、 ジョースター家を乗っ取る為ジョナサンを悪辣な知略で堕落させようとするも失敗。 方針を変え、相続可能年齢になるまでは心を入れ替えたフリをし、 ジョナサンの親友として振る舞うようになる。 そして病死に見せかける東洋の毒薬によってジョースター卿殺害を試みるも、 ディオが全く同じ方法で実父ダリオを殺害していた事を知ったジョナサンによって証拠を掴まれ、 絶体絶命の窮地に陥る。 しかし、ジョナサンが研究していた石仮面が人を人以上の存在=吸血鬼に変える道具であると知るや、 これまでの計画、そして人間である事を放棄。今度は世界征服を企む。
「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」
その後、波紋法を習得したジョナサンに敗れるが、彼の新婚旅行中に首だけとなって再度襲来。
空裂眼刺驚により致命傷を負わせるも最後は相打ちとなり、 ジョナサンの胸に抱かれたディオは、炎上し沈みゆく客船と共にこの世からその姿を消した。 第3部
時は流れて100年後。──DIOは死んではいなかった!
ジョナサンの肉体を奪い取り、長き眠りから目覚めたDIOはスタンド能力を手に入れ、再び活動を始めたのだ。 そしてジョースターの血統である空条承太郎達が自分の存在を知覚し、倒しに来る事を予想したDIOは、 数十名のスタンド使いを刺客として差し向けるのだった……。 ジョジョ全体への関与
実際に登場する第1・3部以外でもDIOは常にジョジョのストーリーに影響を与えている。
第2部はかつてディオの見せた吸血鬼の力に魅了された男の行動が物語の発端であり、 ジョセフ・ジョースターの父の死にもDIOが関係していた。 またはっきりと「死亡」したとされた第3部終結後でも、第4部ではDIOに肉の芽を植えられた男(とその息子)や、 かつてDIOにスタンド能力を与えた「矢」の存在が話の中枢に関わる。 更に第5部の主人公はDIOの息子で、第6部ではDIOの遺志を継いだ人物がラスボス。 そして別世界を舞台にした第7部の最終決戦は、実時間にして24年を経てのジョナサンとディオの再戦であった。
その存在はストーリー全体に連なる「諸悪の根源」であり、
『ジョジョの奇妙な冒険』という物語は、DIOとジョースター一族との奇妙な因縁と戦いの歴史であると言えよう。 キャラ設定
第1部終盤で首から下を失っており、第3部ではジョナサンの肉体を乗っ取っている為、
首を一周する大きな疵痕があり、首筋にはジョースター家の人間特有の星形のアザがある。 他の外見的特徴として、第1部でちょっとだけ描写されそれっきりとなった設定だが、 左耳に三つ並んだ黒子がある事になっていた(TVアニメではほぼ終始描写されている)。 毒薬を売っていた東洋人・ワンチェンによると、同じ黒子を持つ人物を他にもう一人見た事があり、 その人物は非常に数奇な人生を送り183歳まで生きたのだと言う。
第3部が1989年という事になっているので、前述の通りその時点での年齢は121~122歳ほど。
と言ってもそのうちの100年間(サルベージが4年前なので正確には96年)は海底に沈んでいた。 吸血鬼の身体能力(ロードローラーを軽々と持ち上げるパワーなど)と数々の特殊能力に加え、最強クラスのスタンド能力を持つが、 日光(紫外線)を浴びると肉体が簡単に崩壊を起こし消滅してしまうという弱点がある。 全編通して怜悧狡猾にして傲岸不遜な人物だが、同時に人の心を掴む術に長けており、カリスマとして部下を集めたり、別人レベルで善人を装うこともできる。
口癖は「無駄無駄」。ラッシュ台詞のイメージが強いが、それ以外の場面でも割と頻繁に使っている。
自身の能力に対する自負と優越感が言わせている台詞らしく、多用し始めたのは吸血鬼化して以降から。 ……なお、DIOの下で育った訳でもないのに何故か息子であるジョルノにも口癖として遺伝している。 まあジョセフも会った事の無い曽祖父と全く同じ台詞を言ったりしているので、血は争えないという事なのだろう。 第1部での設定
性格は傲慢不遜な野心家。
貧民育ちながらジョースター家に来た時点でテーブルマナーなどは完璧。 少年期、怒りっぽい性格ではあったがそれを欠点と認め「よりもっと自分の心を冷静にコントロールするように成長しなくては……」 と自ら心がけるなど、幼くして非常に怜悧狡猾であった。 だが実父ダリオの話題となると、ダリオへの憎悪と軽蔑から感情的になってしまう。 逆に母に対しては、世間的な標準かそれ以上に慕っていたのではないかと思える描写がある。 第1部でのディオがダリオ殺害を決意した場面があるが、その直接のきっかけは、 ダリオが酒代のため母の形見のドレスを金に替えて来いとディオに命じた事であり、 更にその母の死が父のかけた苦労の為だった事も憎悪の理由の一つのようだ。
人格については、そういった過去や貧しかった環境のせいではない「生まれついての悪」と、
元ゴロツキのスピードワゴンに評されている。 吸血鬼化してからも表面は紳士的に振舞っていたが、本心では他人への礼節や敬意など全く持っておらず、 屈辱を味わったり、追い詰められたりすれば邪悪な本性を露わにする。 一方で知力や身体能力に関しては素晴らしい物を持っており、ジョナサンと共に名門大学のラグビー部で活躍、 学業面ではジョナサンを凌いで主席となっており、特に法律関係の成績に優れていたようだ。
しかし、ジョナサンに敗れ首から下を失うまで追い詰められた事で、初めて他人への尊敬の念というものを持った。
それ以前からジョナサンに対しては、
など、友情や尊敬ではないにせよ何らかの思い入れを抱いている節がある。
第3部での設定
組織だった行動こそ特にはさせていないが、復活して僅か4年で世界中に部下を持つ様になっており、金で雇った者、
強制的に洗脳した者、DIOの魅力に惹かれ崇拝する者など、正確な人数は不明だが相当数に及ぶと思われる。 中でもDIOに心酔している者達は、例えDIOに裏切られ、殺されてもDIOを裏切らないし、 自決してでもDIOに不利になる情報は漏らさない、死ねと言われれば自ら死ぬなど、その行動は半ば狂気じみており、 一部の者達はDIOという存在を「悪の救世主」「心の支え」などと称している。 「悪」とはすなわち社会からのあぶれ者であり不適合者であるため生きづらさを覚えるのは当然であり、 そんな彼らにとってDIOは悪の生き方の指針を示してくれる偉大な「神」に見えたのだろう。 あるいはDIOは「媚びへつらう態度が気に入らない」という理由で犬を嫌っているぐらいなので、 それぐらいの忠誠心がなければ部下として必要ないという事かもしれない。 肉の芽を植え付けられる寸前で気付いて逃れたモハメド・アヴドゥルの証言によると、心が安らぐ危険な甘さのある言葉で近付いてくるらしい。
3部においてDIOは、
「おれは“恐怖”を克服することが“生きる”ことだと思う。世界の頂点に立つ者は!ほんのちっぽけな“恐怖”をも持たぬ者ッ!」 と述べているが、 DIOにとっての「ほんのちっぽけな恐怖」とはもちろん自らを倒し得る承太郎でも滅ぼし得る日の光でもなく、 幼き日の自身のみじめな姿を知っている人物=ジョナサン・ジョースターに他ならない。 なにせ泣く姿を見られた男である。男にとってこれほど屈辱的なものはないのだから。 そんなジョナサンを殺害し一体化せしめたことでDIOは過去の己を知る者全てを遠い過去の歴史に押し流し、 晴れてトラウマを払拭し自信を付けたのだった。 3部以降のDIOが超然としたカリスマ性を発揮しどこか神々しく見えるのはその辺りが原因だろう。
この第3部より「ディオ・ブランドー」から「DIO」と名前の表記が変わっており、以降はこれで統一されている。
当初の「ディオ」は、元RAINBOW ~ BLACK SABBATHのヴォーカリスト、故ロニー・ジェイムズ・ディオ(『ジャンプノベル』1993年4月1日号より)、 「DIO」はそのロニーが結成したバンド「DIO」が由来との事 (『集英社ジャンプリミックス スターダストクルセイダーズvol.9 亜空の瘴気ヴァニラ・アイス編』より)。
画集「JoJo6251」でも第1部のキャラとしての紹介では「ディオ・ブランドー/DIO BRANDO」とし、
第3部での紹介では「ディオ/DIO」と名前だけの紹介になっている。 小説『OVER HEAVEN』では「ディオ・ブランドー」ではなく「DIO」となった由縁にも少なからず触れている。 第5部での設定
本人は登場しないが、第5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナという息子の存在が判明。
遺伝子的な事だけを言えばジョルノはジョナサンの子供である為、星型のアザを持っている。
なお、ジョルノおよび後述する他の息子らを見る限り吸血鬼は遺伝しないらしい。
あくまで石仮面により脳に元々秘められていた力が引き出されただけという設定な為、遺伝子的には人間と変わりないのだろう。
ただし、ジョルノは元々ジョナサンと同じく黒髪だったが、本人曰く「最近エジプトで死んだ父親の遺伝」で急に金髪になったらしく、
何らかの影響は及ぼしていたようだ。 ちなみに息子へはノータッチだったようだが、容姿はともかくエジプトで死んだことまで知られていた理由については不明。
余談だが、伊語では「Dio」は「神」の意である。
更に「ディオ」というスクーターの後継機に「ジョルノ」というスクーターがあったり3部作中でもスクーターに関するセリフが出てくる。 第6部での設定
プッチ神父の回想の中に登場する他、入手経路は不明だがDIOの遺骨をプッチが所持している。
時期的には第3部の4年の活動期間内であるが、生まれて初めて他人に友情というものを感じるようになり親交を楽しんでいる姿が描かれている。 …が、実はこれもプッチを手懐けるための演技であり、本当は好きでも何でもなく「DIOはプッチを利用していただけだった」という事を、 作者・荒木飛呂彦氏が講演会にて答えている(ただし、恋愛的な意味で「好き」だったのかという質問への回答)。 つまりプッチもヴァニラやエンヤ婆同様に手駒の一つに過ぎず、万一の事態に備えた保険だったと言える。
「どんな物にも適材適所があり優劣は無い」という考えを持つ人物として描写されていて、
親友のプッチに「今まで見て来たスタンドの中で一番弱かったものは?」と訊かれた際には、
「どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある
王には王の…料理人には料理人の……それが生きるという事だ スタンドも同様「強い」「弱い」の概念はない」
と、答えている。
ただし、「王者は自分」「「世界」の時を止める能力こそ王の能力」とは思っているようだ。
また、第5部に登場したジョルノ以外にも数人の息子がいる事もこの第6部で明らかになった。
DIOが何故人間との間に子孫を残したのか、そもそも意図的に生ませたのか、物語に登場したので全員なのか等、このDIOの息子達については不明な点が多い。 なんにせよ、息子達全員悲惨な幼少期を送っており、ギャングの男との出会いで良い青年に成長したジョルノ以外は皆捻くれている。 第7部での設定
その他外伝での設定
|
+ | スタンド 「世界(ザ・ワールド)」 |
「マヌケが…知るがいい……
『ザ・ワールド』の真の能力は…まさに!『世界を支配する』能力だということを!」
(画集『JOJO A-GO!GO!』の付録であるスタンド設定集「STANDS」より*2)
日本語表記の場合、鉤括弧付きで「世界」と書く。
この世界の時を数秒間(機械による正確な計測が不可能なので細かくは分からない)止める能力を持つ。 この能力に目覚めた最初期は一瞬しか止める事が出来なかったが、本人曰く「ジョナサンの体がなじんでくるにつれて」 徐々にその持続力は伸びており、半年後には5秒、そして最終決戦時ジョセフの血を吸ってからは9秒時を止めている。 (達成できたかは分からないが、DIO本人はいずれは1時間でも止められるようになるだろうと語っていた)。 「世界」と本体であるDIO本人は停止した時間の中を自由に行動できる。 他のあらゆる生物はその間に起こった事を認識できない。 唯一の例外は止まった時間の中に入門出来たもののみで、一度入門を果たしてしまいさえすれば、 その者が停止した時間内で行動出来る時間外で停止している間も止まった時の中での動きを知覚する事が出来る。
また時間停止能力を度外視しても基礎能力が高いスタンドである。
「近距離パワー型」のスタンドの多くが射程距離2m程度でしかない中「世界」のそれは10mに達しており、 パワーとスピードは承太郎の「スタープラチナ」と同等もしくはそれ以上で、 その突きや蹴りの威力は人間一人を殆ど水平の軌道で数10m吹き飛ばす。 ただし少なくともパワーに関しては、DIOがジョセフの血を吸ったシーン以降の、 承太郎が頭に来ている状態のスタープラチナには劣ってしまうようだ*3。
「時間を操る能力」の代表格とも言える存在であり、その後に生まれた時間操作系能力に与えた影響は恐らく少なくない
(それ以前では『ドラえもん』の藤子F氏が描いた『T・Pぼん』で戦闘に使用されているが、 超加速による相対的有利なので仮面ライダーカブトの祖先に近い)。
また、かなり知名度の高いキャラであり、格ゲーには彼の名前をモデルにしたキャラが存在する等、
時間停止以外の部分も影響を与えた部分は多い。
『遊戯王デュエルモンスターズGX』ではモチーフを同じくするモンスター「アルカナフォースXXI-THE WORLD」が存在するが、
元ネタ以外にも使用者である斎王琢磨のCVが同じ子安武人氏、モンスター効果が「相手の時間を止める」と共通点も多い。 斎王の使用するアルカナフォース系モンスターはタロットの大アルカナがモデルであり、 『ジョジョ』との親和性が高いのも拍車をかけている。
|
+ | 技解説 |
ロードローラーだッは当該項目参照。
|
参考動画 |
+ | 初期バージョンについて |
販売当初の初期バージョンでは、ディアボロと共に他の追随を許さない圧倒的強キャラとして君臨していた。
永久コンボ等様々な問題を全キャラ抱えてはいたのだが、DIOとディアボロの前ではそんなものは些細な事でしかなく、 キャラランクもこの二人とその他のキャラという二つしか存在しないと言えるほど酷い差であった。 その原因を作ったのが、ゲージ消費技の「惜しかったなあ」であり、地上で攻撃を受けよろけている時によろけモーションをキャンセルして回り込むという、 サイクバーストも真っ青のぶっ壊れ技を搭載していたためである。 ディアボロも同様の技をもっており、攻撃のよろけをキャンセルする為、攻撃を当てた側が、その硬直中に横から殴られるという事態が発生する。 そしてそのまま永久コンボに入るので、どうあがいても勝つことが困難であり、DIOやディアボロが致命的なミスをしない限り他のキャラに勝ち目などなく、 攻撃を当ててコンボを繋げるという格闘ゲームの基本を完全に破壊し、投げ・もしくは対空始動かダウン技始動以外全て不利を背負うという事になり、 他キャラではそもそも戦う事が間違いのレベルの差が開いてしまっていた。 その為DIOはディアボロにコンボ面で不利だが立ち回りで有利で4.5~5分位の相性で他キャラは全てに9.9対0.1という状況に陥ったが、 後の修正により永久コンボは無くなり、「惜しかったなあ」から取れる範囲やそれからの始動の利益も薄くされ、他キャラと対等に戦えるレベルまでは落ちた。
なお、最初の修正で空中の永久コンボの調整により一回喰らい抜けをしたらそのまま勝ちという場面が無くなった時には、
それでも十分すぎるリターンで全キャラ9.9:0.1から9:1位まで差が縮まったのだが、 DLCで登場した矢安宮重清(重ちー)がなんと足払いからダウン追撃永久を持っていたため、DIOもディアボロもそのコンボを抜ける事が出来ず、 キャラランクは「重ちー>その他」という、DIOとディアボロすらもその他多数に入れられるという混沌の環境が訪れたのである。 |
+ | ストーリーモード終盤ネタバレ注意 |
承太郎と徐倫のタッグで挑む事になるのだが、徐倫が承太郎を庇うという原作とは逆の展開で再起不能。
それが引き金となってスタープラチナもオーバーヘブンと化し「同じタイプのスタンド」がかち合った結果、 またしてもDIOが敗北し、改変された世界もろとも消滅した。この時、最後の激突は第三部と全く同じ展開になったのだが、 「第三部でDIOが勝った場合の世界」から来た天国DIOは、「このパターンに持ち込まれたら負ける」という事を知らなかったのだ。 その後、生還した承太郎の「同じタイプの能力」によってアヴドゥル・イギー・花京院が生存、 広瀬康一とのファーストコンタクトでは徐倫が同行しているなど流れの一部が改変されている。 劇中で戦死していったキャラの多くが生存したままラストバトルに挑むシーンが多く、所謂「全員生還ルート」を予感させるものになっている。 |
+ | 悪咲3号氏製作 |
悪咲3号氏の製作した服ありDIOで、恐らくニコニコMUGENにおいて最も有名なDIO。
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
技の追加、表と裏の2モードなどのかなりのアレンジが加わっている。
「表」と呼ばれるのが「EXアレンジver」。 影DIOとハイDIOの中間の、知的なDIOというコンセプトで、影DIOの技とオリジナル技が幾つか盛り込まれている。 「パニッシュメント」や「恐怖の片鱗」、「UUURRRYYY!」 また、オリジナル技の「惨殺処刑」や「DIOの『世界』」などの技を持つ。 ちなみにこの「DIOの『世界』」、Helperを大量に使うためナイフが全て表示されない場合がある。 なので使う時はMUGEN本体のHelperMaxの値を増やしておこう。 「裏」と呼ばれるのが「原作再現」。 技構成が原作通りで、チェックメイトだッや血の召喚、ロードローラーだッを使用できるのはこちらである。 超必殺技としての時止めは表裏共通して使用できる。氏のキャラ同士なら時止め返しも可能。
AIはmisobon_ism氏製とrei氏製、netyzh氏製の3種類が存在するが、いずれも最新版には非対応。
misobon_ism氏製は、屈弱→ムダァ!のコンボやタンデムを軸にしつつ様々な技を使ってガシガシ攻めてくるタイプのAIである。 ライフが減少するにつれ徐々に立ち回りが強化されるAIの特性上、残り一発~1ドットを争う接戦や、 ライフ差を付けられてからの逆転劇といった試合展開になりやすい。 また、相手へのトドメに時止め、その他超必を積極的に狙ってくるため上記の事と合わせDIOが名勝負製造機と呼ばれる一因となっている。
rei氏製は対人向けとして作られており、あまり長いデムは狙ってこなかったりと対AI戦ではやや心許ないが、
対人戦ではすかし投げを狙ってきたりと非常に戦いがいのある動きをしてくる。 現在は公開されていない。
netyzh氏のAIは恐怖の片鱗による当身攻撃を多用する傾向にある。
タンデムのラッシュ力も相まって、misobon-ism氏AIにも引けを取らない強さを誇る。 |
+ | モンタナ氏製作 Dio Brando |
また、サムライスピリッツキャラで有名なモンタナ氏も服DIOを作成していた。
ディスプレイネームが「Dio Brando」となっており、各種の必殺技も完備。 オリジナル要素としてタンデムアタックはチャカのようなオリコンタイプに変更されている。 スタンドモードはアヌビス二刀流ポルナレフ等のようなスタンド出現攻撃になっている。 回り込み動作には残像が付く。カッコいい。 総じて完成度は高いが,搭載されているAIは対人戦用なのかあまり強くない。 現在は公開されていない為、動画で見る機会は殆ど無いだろう。 |
+ | ホタリュソ氏製作 ザ・ワールド |
現在は公開されていない。
こちらは操作できるのはザ・ワールド単体のみであり、DIOは操作できず背景化している。 その癖、スタンドの移動に合わせて走ったり叫んだりとやたら忙しい。 ちなみに対戦相手のDIOに時止めをされると、ザ・ワールドは止まる癖に背景のDIOは何故か止まらずやかましく動き続ける。 最高に「ハイ!」ってやつだァァァァ! そういう意味では楽しいキャラではあるが、無駄無駄ラッシュのスーパーコンボが追加された以外は、 元のDIOがスタンドを使用している技しか使えないため技が少ないという欠点がある。 しかし火力が高く、無駄無駄ラッシュはガードしても無駄ァ!と言わんばかりにやたら削り能力が高いという特長も。
2009年1月31日の更新でver2.0となったが、新技や新スプライトの追加で色んな意味で凄いキャラになった。
必殺技の「ローラーだッ」を使うと、背景とは別にもう1人のDIOがやってきたりする。 興味のある人は1度見てみるといいだろう。 最終更新版はver2.1で、DIO氏 AI搭載版は操作不能なので、操作もしたい、AIも欲しいなら両方落とす必要があった。
外部AIは大艦氏によるものが存在し、攻勢に回るとやたら強い。ゲージがあれば時止め→ナイフのコンボも狙ってくる。
ただ、最新バージョンには対応していない。 2010年1月には歩兵氏によるAIも公開されたが、こちらは現在公開停止。 |
+ | 41氏製作 6部DIO |
両儀式やナイア・ルラトホテップなどの作者である41氏によるDIO。
通常のDIOに比べて襟足が長く、デフォ状態では笑っていない、手は腰に当てているなどの変更点がある。 6部ラストのプッチ神父が上空から承太郎達にナイフを投げた状況を再現した必殺技がある。下の動画で確認して欲しい。
AIも製作されている。
|
+ | Ditchu氏製作 6部DIO |
MUGEN1.0以降専用。41氏の6部DIOのスプライトを改変したもの。
服装が原作準拠になり、より再現度が上がった。 キャラ性能は41氏のものと同一の模様。 AIは搭載されていない。
|
+ | ジロウガキ氏製作 服影Dio |
ジロウガキ氏によるDio。アレンジ技の「完全なるトドメ」が搭載されている。
|
+ | 0011氏製作 1部ディオ・ブランドー |
スティーリー・ダンも製作した0011氏による改変キャラで、第1部ディオの仕様になっている。
当然スタンドも使わず、気化冷凍法や空裂眼刺驚などの吸血鬼の能力のみで戦う。 超必は殆どがガード不能と凶悪な性能になっているので注意。 声は当初1部ゲーからのものが使用されていたが、現在はTVアニメ版の子安ボイスに変更されている。1部ゲー版に切替も可能な模様。 2014年1月16日の更新により、11段階にレベル調節可能なAIが搭載された(デフォはレベル10)。 |
+ | Heal The World氏製作 天国に到達したDIO |
シュトロハイムやリサリサも製作したHeal The World氏による天DIO様。現在の完成度はβ版。
イントロで通常DIOから変身する演出がある他、息子や宿敵、果ては波紋使いまで、多種多様な特殊イントロが用意されている。 スタンドは「ザ・ワールド・オーバーヘブン」を搭載しており、「真実の上書き」による能力で原作さながらのチートぶりを再現。 複数のナイフを地上・空中から放出する飛び道具、雷を降らす設置技、状態異常技、3ゲージ消費で体力を全回復する当て身技などを備える。 瀕死時に出せる3ゲージ消費の一撃必殺技も持っている。
ただし、Son時に使える必殺技「無駄無駄無駄ァ」(通常DIOの「ムダァッ!」に相当)を相手にガードされた場合1段止めが出来ず、
2段目を出さないと攻撃を喰らうかラウンド終了まで行動不能になるという割と深刻なバグがあるので、 コマンド変更も相まってP操作時には注意を要する(稀に2段目を出しても天DIOが止まりっぱなしになる事もある)。 上記の他にも、無駄無駄を放った直後などにDIO本体が攻撃を食らうと、オーバーヘブンがラッシュモーションで動きが固定されてその場に留まり、 スタンドを使った攻撃が一切出来なくなるバグもある AIは未搭載。かつてAnomi Polis氏による外部AIも存在していたが、現在は入手不可。
|
+ | 『JUS』風DIO様詰め合わせ |
|
+ | ニコMUGENでのDIO |
公開当初はAIが未搭載だった為、
「ダイバーダウンが潜り込んでDIOの姿をなしているヌケサク」と形容され、影DIOに出番を取られる事が多かったが、 オトコマエの人、misobon-ism氏によるAI作成以後は大会・ストーリー動画ともに絶賛活躍中。 なお、一人称が状況によってよく変わるため(「わたし」「このDIO」「おれ」)ストーリーものに出演させる際には注意。
ボス、吸血鬼、カリスマ、時間能力者など、様々な属性を兼ね備えており、
チームとして編成しやすいためか大会動画の出演率はかなり高い。 相手を逃がさないタンデムと、最高の演出だが原作では中々決められない時止めで、大会を大いに盛り上げる。
ストーリー動画では組織の頭や家長などを演じる事が多いが、
同じDIOでもシリアス一辺倒の影DIOに比べるとギャグ要員の比率がやたら多い。某ストーリー動画の影響か? また、トーナメントでも言える事だが他の吸血鬼キャラと共演する事が多く、それを題材にした作品も少なくない。 幾つかの作品では主人公も務めている。
|
+ | ストーリー動画案内(ネタバレ) |
上の折り畳み「ニコMUGENでのDIO」にも記述している通り、ストーリー動画での扱いは多岐に渡る為、
好みのDIOを手っ取り早く探したい人のためにDIOの扱い別に動画を簡単に分類して、代表例をいくつか挙げる。
|
+ | 一覧 |
A・B・C
DIOの喫茶店(主役) F.K.B. ~炎とナイフとバーグマンの事情~ Freedom Wind Infinite Drift ~荒野を渡る疾風 KING OF FIGHTERS X(ボスの一人) Mr.Kの挑戦状 MUGEN LIFE MUGENの星(料理長) MUGEN学園カラス部 PADIOの万屋(主人公の父) Revelations Reverse Night Tea Party of Witches Timekeepers(カリスマ感溢れるラスボス) Transfer Avengers WME RAW+SMACKDOWN 暁家の悪魔(赤鋼家の猫にも出演) 悪魔城ドラキュラ ~cross in mugen~ 明日への道標(ダブル主人公の片割れ) アリスとラオウ いおりんやったれMUGEN譚 ヴァニラと奇妙な世界 ウサギの大冒険 炎邪じゃー!! 黄金の世界(主人公) 狼は安らかに眠れない! 鬼妹日記 科学特捜隊と奇妙な生徒達 影気ままなストーリー 家電量販店DIODIO(主人公(笑)) 仮面ライダー778 仮面ライダーMIOMEGA がんばレイセン!R2 カンフー美鈴の修行 吸血鬼姉妹とmugen学園(大人気ないパパ) 空条承太郎~その青春~ 謙虚でないと! 御近所M語 御近所M語II さつきとDIO 志貴と無限市物語 紳士と少女 すごいよ!!七夜さん スターダスト美鈴 ストーリー動画対抗戦・無限交差(家電量販店DIODIO枠) 戦国無限 戦極夢限-帝レース- セルハラ訴訟勝訴争奪男女対抗団体戦 血が嫌いな吸血鬼(主人公(小物)) ディオ・ブランドーは落ち着けない(主人公(パードレ)) とある吸血鬼の東方見聞録 東方異幻想 遠野と七夜の物語(MUGEN的な意味で 特別課外活動部事件簿 どこの何よりも小さな夢 となりのむかいさん(レギュラー。比較的常識人) なこるる茶屋 七夜君とレンさんの生活 百鬼運送業 楓流メイフィールド ブランドー一家 └新約ブランドー一家 無限市吸血鬼事件 夢幻の夜 リュウが咲く! ロック・魔理沙のキノコに釣られておいでませ夢幻想郷 |