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ARG/主要種族/ドラウ - (2013/09/07 (土) 22:09:50) の編集履歴(バックアップ)


ドラウ Drow


Cruel and cunning, drow are a dark reflection of the elven race. Also called dark elves, they dwell deep underground in elaborate cities shaped from the rock of cyclopean caverns. Drow seldom make themselves known to surface folk, preferring to remain legends while advancing their sinister agendas through proxies and agents. Drow have no love for anyone but themselves, and are adept at manipulating other creatures. While they are not born evil, malignancy is deep-rooted in their culture and society, and nonconformists rarely survive for long. Some stories tell that given the right circumstances, a particularly hateful elf might turn into a drow, though such a transformation would require a truly heinous individual.

身体的特徴:Drow are similar in stature to humans, but share the slender build and features of elves, including the distinctive long, pointed ears. Their eyes lack pupils and are usually solid white or red. Drow skin ranges from coal black to a dusky purple. Their hair is typically white or silver, though some variation is not unknown.

社会:Drow society is traditionally class-oriented and matriarchal. Male drow usually fulfill martial roles, defending the species from external threats, while female drow assume positions of leadership and authority. Reinforcing these gender roles, one in 20 drow are born with exceptional abilities and thus considered to be nobility, and the majority of these special drow are female. Noble houses define drow politics, with each house governed by a noble matriarch and composed of lesser families, business enterprises, and military companies. Each house is also associated with a demon lord patron. Drow are strongly driven by individual self-interest and advancement, which shapes their culture with seething intrigue and politics, as common drow jockey for favor of the nobility, and the nobility rise in power through a combination of assassination, seduction, and treachery.

種族関係:Drow have a strong sense of racial superiority and divide non-drow into two groups: slaves, and those that are not yet slaves. In practice, however, races that may share similar inclinations (such as hobgoblins and orcs) and those who serve willingly may be treated as servitor races and granted a measure of trust and modest rank in drow society. Others, such as dwarves, gnomes, and halflings, are deemed fit only for the lash. Manipulative drow delight in exploiting the weak character of humans. While they claim no kinship with fetchlings, the drow harbor a curiosity toward the shadow race, as both are adaptations of races exposed to extreme and dangerous conditions. Finally, the drow's hatred of elves sets these beings apart from all other races, and the dark elves desire nothing more than to ruin everything about their surface cousins.

属性と宗教:Drow place a premium on power and survival, and are unapologetic about any vile choices they might make to ensure their survival. After all, they do not just survive adversity―they conquer it. They have no use for compassion, and are unforgiving of their enemies, both ancient and contemporary. Drow retain the elven traits of strong emotion and passion, but channel it through negative outlets, such as hatred, vengeance, lust for power, and raw carnal sensation. Consequently, most drow are chaotic evil.

冒険者:Conquerors and slavers, drow are driven to expand their territory, and many seek to settle ancient grudges upon elven and dwarven nations in ruinous and dreary sites of contested power on the surface. Male drow favor martial or stealth classes that put them close to their enemies and their homes, as either soldiers or spies. Female drow typically assume classes that lend themselves to leadership, such as bards and especially clerics. Both genders have an innate talent for the arcane arts, and may be wizards or summoners. Drow make natural antipaladins, but males are often discouraged from this path, as the feminine nobility feel discomforted by the idea of strong-willed males with autonomous instincts and a direct relationship with a demon lord.

男性名:アルカヴァト、カエルモーン、シレンドロス、ゾヴ、ドロヴィック、ファーナックス、フィリイン、ミレンドリエル。

女性名:イルヴァリア、ヴォルンデイル、ウルンブラリャ、シレリンス、ジョイシス、ティヴォルハン、ベルマルニス、ロシヴィア。

ドラウの種族特性 Drow Racial Traits


+2【敏捷力】、+2【魅力】、-2【耐久力】:ドラウは、機敏で器用である。

エルフ:ドラウは(エルフ)の副種別を持つ人型生物である。

中型:ドラウは中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスもペナルティも受けない。

普通の移動速度:ドラウは30フィートの基本移動速度を持つ。

暗視:ドラウは暗闇の中を120フィート先まで見通すことができる。

ドラウの耐性:ドラウは魔法的な睡眠効果に完全耐性を持ち、心術呪文と心術効果に対するセーヴィング・スローに+2種族ボーナスを得る。

鋭き五感:ドラウは〈知覚〉判定に+2の種族ボーナスを得る。

毒の使用:ドラウは毒の扱いに熟練しており、誤って服毒することは決してない。

呪文抵抗:ドラウは6+ドラウのキャラクター・レベルに等しい値の呪文抵抗を有している。

擬似呪文能力:ドラウは1日1回ダンシング・ライツダークネスフェアリー・ファイアーを擬似呪文能力として使用することができる。術者レベルはドラウのキャラクター・レベルと等しい。

光による盲目化:突然明るい光に晒された場合、ドラウは1ラウンドの間盲目状態となる。以後、明るい光の作用している範囲に存在している限り、目が眩んだ状態になる。

武器精通:ドラウはハンド・クロスボウ、レイピア、ショート・ソードに《習熟》している。

言語:ドラウはプレイ開始時にエルフ語および地下共通語の会話能力を持っている。高い【知力】を持つドラウは次に挙げる言語を選択することができる:アクロ語、共通語、ゴブリン語、ドラウ手話言語、奈落語、ノーム語、水界語、または竜語。

代替種族特性 Alternate Racial Traits

既存のドラウの種族特性の代わりに以下の種族特性を選択してもよい。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。

野心的な策士 / Ambitious Schemer:誘惑と裏切りは軍規に背くとはいえ、ドラウ社会における出世の手段である。この種族特性を持つドラウは〈はったり〉もしくは〈交渉〉をクラス技能とし、その技能判定に+2のボーナスを得る。この種族特性は鋭き五感の種族特性を置き換える。

積年の恨み / Ancestral Grudge:ドラウとエルフとドワーフの種族間の対立は長い年月に渡って深く続いている。この種族特性を持つドラウはこれらのドラウは憎むべき敵に対する特殊訓練により(ドワーフ)または(エルフ)の副種別を持つ人型生物(ドラウを除く)に対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。この種族特性は毒の使用の種族特性を置き換える。

冒涜的な聖約 / Blasphemous Covenant:彼らの捻れ以来、ドラウはデーモンと交わった。それらのクリーチャーと強い絆を持ち、古き、そして猥褻な共同体からの悪魔の援助を求めたドラウもいる。この種族特性を持つドラウは、束縛されていない(デーモン)の副種別を持つクリーチャーに対する〈交渉〉判定に+2のボーナスを得る。加えて、なんらかのサモン呪文により招来されたデーモンはヒット・ダイス毎に+2のヒット・ポイントを得る。また、ドラウがいずれかのプレイナー・アライ呪文により招請されたデーモンへの見返りは20%減少する。この種族特性は鋭き五感と毒の使用の種族特性を置き換える。

ダークランドの追跡者 / Darklands Stalker:ドラウの都市の外の土地は荒削りの地下道から岩の洞窟まで油断のならない場所である。この種族特性を持つドラウは地下にある移動困難地形をペナルティなしに移動することができる。さらに、【敏捷力】が13以上のドラウはボーナス特技として《素早い移動》を得る。この種族特性は擬似呪文能力の種族特性を置き換える。

誘惑者:ある種のドラウは全ての存在の心に潜む昏い欲望を先天的に理解している。この種族特性を持つドラウは心術系統の呪文や擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。さらに、【判断力】が15以上のドラウは1日1回、擬似呪文能力としてチャーム・パースンを使用することができる。術者レベルはドラウのキャラクター・レベルに等しい。この種族特性はドラウの耐性の種族特性を置き換える。

地上への潜入者 / Surface Infiltrator:ドラウに仕えるか、追放されたかどちらかの理由で地表近くに住んでいるドラウもいる。この種族特性を持つドラウは夜目を得、薄暗い場所で人間の2倍の距離まで見通すことができる。この種族特性は暗視と光による盲目化の種族特性を置き換える。

適性クラス・オプション Favored Class Options

以下のオプションは記載の適性クラスを有するドラウに適用可能であり、特に断りのない限り、ボーナスは適性クラスの特典を選択するたびに適用される。

アルケミスト:アルケミストの変異薬の持続時間に10分を加える。

アンティパラディン:アンティパラディンの無慈悲の数に+1/4を加える。

クレリック:通常、1レベル時に選択した領域の力の使用回数は3+【判断力】修正値に等しいが、それに+1/2を加える。

ファイター:武器落としまたは位置ずらしの戦技のいずれかを選択すること。この戦技の試みに使用するファイターのCMBに+1/3を加える(最大+4ボーナス)。

ローグ:フェイントを行うか秘密のメッセージを送る際に行う〈はったり〉判定に+1/2のボーナスを得る。

ソーサラー:ソーサラーの呪文リストより1つの修得呪文を得る。この呪文は[悪]、[苦痛]、または[呪い]の補足説明を持ち、ソーサラーが発動できる最大の呪文レベルより1レベル以上低い呪文レベルでなければならない。

ウィザード:通常1日に3+ウィザードの【知力】修正値に等しい回数だけ使用できる、1レベル時の秘術系統能力を1つ選択する。この秘術系統能力の1日毎の使用回数に+1/2を加える。

種族アーキタイプ Racial Archetypes

以下の種族アーキタイプはドラウに適用可能である。

洞窟の狙撃兵(ファイター) Cavern Sniper


完全な暗闇に潜む洞窟の狙撃兵は彼の敵を悩ますのに隠密と、自らの擬似呪文能力を付与した遠隔攻撃を利用する。洞窟の狙撃兵は軽率な敵を倒すために奇襲や生来の魔法の能力、毒に力を注ぐ。洞窟の狙撃兵は以下のクラス特徴を持つ。

クラス技能:洞窟の狙撃兵は、クラス技能の一覧に〈隠密〉を加え、クラス技能の一覧から〈威圧〉を取り除く。

呪文の矢(超常)/ Imbued Shot:1レベルの時点で、洞窟の狙撃兵は即行アクションとして、アローやボルトに自らが発動できるドラウの擬似呪文能力である、ダークネスディーパー・ダークネスフェアリー・ファイアーのいずれか1つの効果を付与することができる。このアローやボルトが放たれると、アローやボルトの着弾点が呪文の中心となる。もし目標が5フィートより大きい場合、洞窟の狙撃兵は射線の通る、クリーチャーの接敵面から1マスを選択する。そのマスが擬似呪文能力の中心となる。もしくは、その代わりに射線の通るマス1つを選択して命中させ(AC 5)、擬似呪文能力の中心としてもよい。アローは(訳注:ボルトも含むものと思われる)付与されたラウンドに放たれなければならず、さもなければ擬似呪文能力は無駄になってしまう。アローやボルトが外れても同ように呪文は無駄になってしまう。 この能力は1レベルのファイターのボーナス特技と置き換える。

静寂なる狙撃(変則)/ Silent Shooter:2レベルの時点で、洞窟の狙撃兵はアローやボルトに毒を塗り、弓や弩を構え、狙撃を試みる際の〈隠密〉に+2のボーナスを得る。このボーナスは2レベルを超える4レベル毎に+2ずつ増加する。この能力は武勇と置き換える。

疾風迅雷(変則)/ Quick and Deadly:4レベルの時点で、洞窟の狙撃兵は〈隠密〉を使用してペナルティなく通常の移動速度で移動しながら、即行アクションでアローかボルトに毒を塗ることができる。この能力は4レベルのファイターのボーナス特技と置き換える。

狙撃手修練(変則)/ Sniper Training:5レベルの時点で、洞窟の狙撃兵は弓か弩の武器グループを選択する。選択した武器グループの攻撃ロールとダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。このボーナスは5レベルを超える4レベル毎に+1ずつ増加する。この能力は武器修練1、3、4と置き換える。

上級呪文の矢(超常)/ Greater Imbued Shot:9レベルの時点で、洞窟の狙撃兵の擬似呪文能力であるフェアリー・ファイアーダークネスの、1日の使用回数が2回増加する。しかしこの追加された使用回数は、呪文の矢と共に使用しなければならない。この能力は武器修練2と置き換える。

武器体得(変則):20レベルの時点で、洞窟の狙撃兵は武器体得を得る際、弓か弩の武器グループを選ばなければならない。

デーモンの使徒(クレリック) Demonic Apostle


生き残るために、多くのドラウはデーモン・ロードの支配を受け入れた。このように、デーモン信仰はドラウにおいて一般的である。デーモンの使徒の位階に従い、彼らの闇の支配者(訳注:デーモン・ロードの意)から魔法な洞察力を得、デーモンのエネルギーを放つことによって、彼らの混沌の主人(訳注:デーモン・ロードの意)の敵を壊滅させる。デーモンの使徒は以下のクラス特徴を持つ。

デーモンの魔法 / Demonic Magic:デーモンの使徒は負のエネルギーの放出を選択しなければならない。また領域は混沌もしくは悪の領域かデーモンの副領域から1つを選び、それが唯一の領域となる。

デーモンの使い魔 / Demonic Familiar:1レベルの時点で、デーモンの使徒は使い魔を得る。この能力はウィザードの秘術の絆による使い魔として扱い、ウィザード・レベルとしてデーモンの使徒のクレリック・レベルを用いる。もし、既に使い魔を得ている場合は使い魔の能力を決定する際に累積する。3レベルの時点で、その使い魔はフィーンディッシュ・テンプレートを得る。7レベルの時点で、デーモンの使徒は使い魔を《上級使い魔》特技なしに クアジット に置き換える。

デーモンのエネルギー放出(超常)/ Demonic Channel:1レベルの時点で、デーモンの使徒は秩序や善属性のクリーチャーにダメージを与えるデーモンの力を放出することができる。また、高レベルになれば、混沌や悪属性のクリーチャーを支援することができるようになる。

 このエネルギー放出はデーモンの使徒を中心とした、半径30フィート爆発内に影響を及ぼす。この爆発の中にいる秩序または善属性のクリーチャーは1d6+1レベルを超える2レベルごとに1d6ポイント(3レベルの時点で2d6、5レベルの時点で3d6…)のダメージを受ける。デーモンのエネルギー放出によるダメージを半分にするために、頑健セーヴを行う。セーヴDCは10+デーモンの使徒レベルの1/2+デーモンの使徒の【魅力】ボーナスに等しい。秩序にして善のクリーチャーはこのセーヴィング・スローに-2のペナルティを被る。5レベルの時点で、この爆発内にいる混沌にして悪の仲間は1ラウンドの間、レイジ呪文の効果を受ける。9レベルの時点で、セーヴィング・スローに失敗した秩序または善のクリーチャーは、1d6ラウンドの間不調状態になる。デーモンのエネルギー放出は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。この能力はエネルギー放出と置き換える。

新しい種族ルール New Racial Rules

以下のオプションはドラウに適用することができる。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。

ドラウの装備品 Drow Equipment

ドラウは以下の装備品を利用することができる。

ライディング・バット / Riding Bat:ダークランドでは、魔法によらない最速の輸送手段として、捕獲した ダイア・バット Bestiary 30)が乗騎として広く用いられている。訓練や運動により大きな空間を必要とするため、大きな地下洞窟にあるドラウの都市では、この大きなクリーチャーを収容する厩舎をよく目にする。しかしほとんど地上で飛行させるドラウもいる。このクリーチャーに騎乗するには、特殊な鞍が必要である。

ライディング・ゲッコウ / Riding Gecko:一般的に巨大ヤモリとして知られるものよりも、この超巨大なトカゲは大きい。これはドラウに乗騎として用いられ、育てられる。このクリーチャーは洞窟の天井や薄い壁を走る能力のために重宝されるのだ。これらに騎乗するには特殊な鞍を必要とする。 ジャイアント・ゲッコウ にジャイアント種テンプレートを適用して使用すること。

蜘蛛嚢 / Spider Sac:名前に関わらず蜘蛛とは全く無関係な蜘蛛嚢は、独特な仕組みの錬金術アイテムである。登攀や戦闘の際に使われ、これらの灰色がかったひょうたんのようなポーチは触れると硬く、ゴムのような外見で、大きく成長した真菌でできている。この真菌状腫は注意深く集められると一端に穴を開けて中をくり抜かれる。そして空気に晒されると一瞬で繊維状に固まる、強力な錬金術の接着剤をその中に注入される。強く押し出されると、蜘蛛嚢の接着剤は最大で10フィートの距離に飛び出すと即座に乾き、命中したものであれば何でも固定する丈夫な繊維のロープになる。登攀のために用いる場合、全ての表面がAC 5であることを除いて、蜘蛛嚢はひっかけ鉤と見なされる。蜘蛛嚢はAC 10、ヒット・ポイント4の投げ縄としても使用でき、【筋力】判定DC 24に成功すれば破壊できる。蜘蛛嚢は使い捨てアイテムである。

ドラウの装備品
品物 費用 重量 〈製作〉DC
蜘蛛嚢 30gp 1ポンド 20

ドラウの乗騎
乗騎 費用 重量
ライディング・ダイア・バット 300gp
ライディング・ダイア・バット(戦闘訓練済み) 450gp
ライディング・ゲッコウ 300gp
ライディング・ゲッコウ(戦闘訓練済み) 400gp

ドラウの特技 Drow Feats


ドラウは以下の特技を利用することができる。

《ドラウの貴族》 Drow Nobility


能力を秘めた血脈により、君は卓越した擬似呪文能力を与えられている。

前提条件:ドラウの擬似呪文能力、ドラウ。

利益: 君は擬似呪文能力として、&i(){ディテクト・マジック}を回数無制限で、フェザー・フォールレヴィテートを1日1回使用することができる。術者レベルは君のキャラクター・レベルに等しい。

《上級ドラウの貴族》 Greater Drow Nobility


君は真の気高さを示し、ドラウが持つ下級の擬似呪文能力に熟達した。

前提条件:【魅】13、 《ドラウの貴族》 《ドラウの貴族強化》 、ドラウの擬似呪文能力、ドラウ。

利益:今や、君の&i(){ディテクト・マジック}擬似呪文能力は常時発動する。君は擬似呪文能力としてダンシング・ライツディーパー・ダークネスフェアリー・ファイアーフェザー・フォールレヴィテートを回数無制限で使用することができる。

《ドラウの貴族強化》 Improved Drow Nobility


君の魔法の遺産は君の優れた擬似呪文能力で示されるように、同族よりも強力である。

前提条件:【魅】13、 《ドラウの貴族》 、ドラウの擬似呪文能力、ドラウ。

利益:君は 擬似呪文能力として、ダンシング・ライツフェアリー・ファイアーフェザー・フォールレヴィテートを1日2回使用することができる。君のダークネス擬似呪文能力はディーパー・ダークネスとなり、1日2回使用することができる。

《陰の末裔強化》 Improved Umbral Scion


君はドラウの高貴なる魔法の達人である。

前提条件:【魅】13、【判】13、 《ドラウの貴族》 《ドラウの貴族強化》 《上級ドラウの貴族》 《陰の末裔》 、ドラウの擬似呪文能力、ドラウ。

利益:君は擬似呪文能力として、サジェスチョンディヴァイン・フェイヴァーディスペル・マジックを1日1回使用することができる。術者レベルは君のキャラクター・レベルに等しい。

《貴族の呪文抵抗》 Noble Spell Resistance


君の位階は最高峰に到達した。君の持つ呪文抵抗はデーモンのそれに近い。

前提条件:【魅】13、【判】13、 《上級ドラウの貴族》 、キャラクター・レベル13、ドラウ。

利益:君の呪文抵抗は11+キャラクター・レベルに等しい。

特殊:君は任意のドラウに対する〈威圧〉および〈交渉〉判定に+1の状況ボーナスを得る。

《影の術者》 Shadow Caster


君の命じた影や闇は、より長く持続する呪文の効果を作り出す。

前提条件:術者レベル1、ドラウ。

利益:君が影の副系統の呪文または[闇]の補足説明を持つ呪文を発動する際、その呪文の持続時間を決定する目的において術者レベルが2高いかのように扱う。

《蜘蛛の足取り》 Spider Step


君は蜘蛛だけが歩けるような場所を進んでいく。

前提条件:キャラクター・レベル3、ドラウ。

利益:君はスパイダー・クライムを1日1回擬似呪文能力として使用することができる。術者レベルは君のキャラクター・レベルに等しい。さらに、君はスパイダーの特殊攻撃である蜘蛛の糸やウェブ、( <i>ウェブ・クラウド</i> 呪文のような)その他同種の呪文に対するセーヴィング・スローに対して+4のボーナスを得る。

《蜘蛛招来士》 Spider Summoner


君は強力な蜘蛛を招来する能力を得る。

前提条件サモン・モンスターまたはサモン・ネイチャーズ・アライ呪文を発動できる能力、ドラウ。

利益サモン・モンスターまたはサモン・ネイチャーズ・アライを発動する時の選択肢が増加する。呪文レベルに応じて、下記のスパイダーを招来することができる。

{



アスタリスク(*)でマークされたクリーチャーは君が善の属性ならばセレスチャル種テンプレートが、悪の属性ならばフィーンディッシュ種テンプレートが適用される。君が中立の属性ならば、クリーチャーにどちらのテンプレートを適用するかを選択することができる。

さらに、君がサモン・モンスターまたはサモン・ネイチャーズ・アライを使ってスパイダーを招来した際、招来されたクリーチャーの毒と蜘蛛の糸のDCは2増加する。

《陰の末裔》 Umbral Scion


新しい擬似呪文能力はドラウにおける君の支配力の向上と同ように君の力を解放する。

前提条件:【魅】13、【判】13、 《ドラウの貴族》 《上級ドラウの貴族》 《ドラウの貴族強化》 、ドラウの擬似呪文能力、ドラウ。

利益:以下の中から1つ選択すること:サジェスチョンディヴァイン・フェイヴァーディスペル・マジック。君は1日1回擬似呪文能力として、選択した呪文を使うことができる。術者レベルは君のキャラクター・レベルに等しい。

ドラウの魔法のアイテム Drow Magic Items


ドラウは以下の魔法のアイテムを利用することができる。

グルーム・ブレード

Gloom Blade /昏き刃

オーラ 強力・力術;術者レベル 13レベル

装備部位 無し; 市価 8,810gp; 重量 2ポンド

説明

 石炭のように黒いこのショート・ソードは、光から隠された場所で強力な力を発揮する。薄暗い場所においては+1ショート・ソードとして扱う。暗闇の中においては+2ショート・ソードとして扱う。ディーパー・ダークネスのような魔法的な暗闇に包まれた際、これは+2ショート・ソードとして力を発揮し、加えて装備している者に《無視界戦闘》の特技の恩恵を授ける。デイライトや明るい光の中では一時的に魔法の強化ボーナスを失い、高品質の武器として力を発揮する。明るい光の中にいる限り、魔法の能力は再開しない。

作成方法


リヴィング・ガーメンツ

Living Garments /生ける衣服

オーラ 微弱・変成術;術者レベル 3レベル

装備部位 全身; 市価 5,000gp; 重量 2ポンド

説明

 この透き通る絹のようなローブは蜘蛛の糸で作られており、極上の品である。命令することで、リヴィング・ガーメンツは着用者の望んだ彩色やフィット感、基本デザインに自分自身を巧みに調整することができる。常に清潔であり、毎ラウンド1ヒット・ポイント(硬度0、ヒット・ポイント4)の割合で自動的にダメージを修復する。また、着用者〈交渉〉判定に+5のボーナスを与える。

作成方法


ロッド・オヴ・シャドウ

Rod of Shadows /影の杖

オーラ 中程度・防御術;術者レベル 8レベル

装備部位 無し; 市価 64,305gp; 重量 5ポンド

説明

 この非常に昏い色の杖は、周囲の光を吸収しているかのようにさえ思えるほどだ。この杖は+2ライト・メイスとして機能し、装備している者にまるで暗視能力を持っているかのように暗闇を見通す力を与える。装備している者は1日3回、術者レベル8のディーパー・ダークネスを使用することができる。この能力を使用するには、この杖を装備しているものは機会攻撃を誘発する標準アクションとして、目標に触れる必要がある。

作成方法


ドラウの呪文 Drow Spells


ドラウは以下の呪文を利用することができる。

アンセストラル・レグレッション

Ancestral Regression /先祖への退化

系統 変成術 (ポリモーフ); レベル アルケミスト2、アンティパラディン3、ウィザード/ソーサラー3、ウィッチ2、クレリック2

発動時間 1標準アクション

構成要素 音声、動作

距離 接触

目標 接触した同意するドラウ

持続時間 24時間(解除可)

セーヴィング・スロー 意志・無効(無害);呪文抵抗 可(無害)

 目標のドラウは表面上、エルフに変身する。ドラウは暗視光による盲目化の種族特性を失い、夜目の種族特性を得る。属性とドラウの人格はこの変身によって影響を受けないが、アンディテクタブル・アラインメント呪文のようにドラウの属性を隠す。この呪文はエルフに偽装するための〈変装〉判定に+10のボーナスを与える。見た目はエルフとなるが、このドラウ自身を知る他のドラウはエルフではなく、ドラウであると認識できる。

ウェブ・ボルト

Web Bolt /蜘蛛の糸の矢

系統 召喚術 (創造); レベル ウィザード/ソーサラー1、ウィッチ1、メイガス1

発動時間 1標準アクション

構成要素 音声、動作

距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)

効果 こぶし大の蜘蛛の糸の塊

持続時間 1分/レベル

セーヴィング・スロー 反応・無効;本文参照;呪文抵抗 不可

 術者は目標に蜘蛛の糸の塊を投射する。目標はセーヴを行い、失敗すればあたかもウェブ呪文のような効果を、目標の存在するマスにのみ及ぼす。セーヴに成功したり糸から身を振り解いた場合、残りの蜘蛛の巣は消滅し、目標のマスは移動困難地形とは見なされない。目標が固い面に接触していない場合、呪文は効果を発揮しない。

ウェブ・クラウド

Web Cloud /蜘蛛の糸の雲

系統 召喚術 (創造); レベル ウィザード/ソーサラー4、ウィッチ4

発動時間 1標準アクション

構成要素 音声、動作

距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル)

効果 半径20フィート高さ20フィートに拡散する雲

持続時間 1分/レベル

セーヴィング・スロー 反応・部分的;本文参照;呪文抵抗 不可

 術者はクラウドキルのように拡散する一塊の耐炎性のあるねばねばした蜘蛛の糸でできた網状の雲を作り出す。この雲は地表面に沿って漂いながら、毎ラウンド10フィートずつ術者から離れるように移動する。

毎ラウンド、術者が呪文を発動した際の起点から見て10フィート遠い位置に新たな起点を定め、そこから雲の新たな拡散範囲を求めること。雲が通り過ぎた後でさえも、網にかかったクリーチャーは網にかかったままだが、雲が通り過ぎた場所は移動困難とは見なされない。

この雲は空気より重いため、地面の一番低い方へと漂って行き、地下室や下水口の中にまで流れ込む。この網の雲を液体にしみ込ませたり、水中でこの呪文を発動することはできない。

雲はその他の点ではウェブのように振るまう。雲の中でターンを開始したクリーチャーはセーヴをし続けなければならない。この呪文の糸は可燃性(ウェブ参照)だが、[火]に対する抵抗5を持つ。